シラバス情報

科目名
現代社会プロジェクト 1Hクラス
担当教員名
竹之内 修
ナンバリング
SAc4002
学科
2021年度 大学 社情デザイン学部 社情デザイン学科 3年
学年
3年
開講期
2023年度前期
授業形態
演習
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
本科目は、学部必修専門科目で企画構想ラボ分野の企画構想科目に属します。(前期)
②科目の概要
本科目では、異文化間のコミュニケーションをより円滑に成立させるためには、どのような知識またはスキルが求められるか、を研究していきます。同時に、その前提となる、語学力の習得や言語の背景にある思想や文化の知識を学んでいきます。テーマに沿ったテキストを題材としますが、関連する内容の動画や雑誌や新聞の記事なども取り上げていきます。
③授業の方法(ALを含む)
①異文化をテーマにした文章(日本文、英文)を読み、多角的な視点から異文化を考える。
②それぞれの興味、関心のあるテーマを取り上げて、自分の意見を発表してもらう。
グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション
④到達目標
①異文化間のコミュニケーションをより円滑に成立させるために必要な知識やスキルを理解することができる。
②英語を通じてのコミュニケーションの場面で役に立つ語学力を身につけることができる。
③言語の背景にある思想や文化の知識を深めることができる。



⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
SA③-1 課題解決への実践力の修得/SA③-2 柔軟な思考力と発信力の獲得/SA③-3 連携・協働する力の獲得

内容
①テキスト読解を中心に、様々な異文化のテーマについて知見を深める。
②それぞれの興味、関心のあるテーマを取り上げて、自分の意見を発表してもらう。
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
①課題となる文献を事前に読む。
②各々のテーマについて、自分の意見をまとめておく。

フィードバック
・英語の文献の読解については適宜、助言を与える。
・発表に対して逐次、コメントをする。
評価方法および評価の基準
以下の到達目標に準じて、授業中の取り組みや課題発表などを評価して、60%以上を合格とする。

①異文化間のコミュニケーションをより円滑に成立させるために必要な知識やスキルを理解することができる。(40%)
②英語を通じてのコミュニケーションの場面で役に立つ語学力を見つけることができる。(40%)
③言語の背景にある思想や文化の知識を深めることができる。(20%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
How Culture Affects Communication
Paul Stapleton
金星堂
978-4-7647-3811-9
推薦書・参考文献
(改訂版)「異文化コミュニケーションの A to Z」 著者:小坂貴志 出版:研究社

履修上の助言、教員からのメッセージ
【所属するゼミ生に望むこと】
国、地域、時代、年代、性別が異なれば、「異文化」があります。異文化を知ることは結局、自国や自分自身を客観的に捉えて、再認識することにつながります。そうすると、他者との接し方も自ずと変わってくると思います。”diversity”と多く叫ばれる今、まずは自分の認識の幅を広げてみましょう。
6年間以上接してきた英語という言語を「生きた言葉」として理解し、今後の実社会で役立ててほしいと思います。必ずしも将来、職場で英語を使用しなくても、「異なる思想や文化」の存在に気づいていることは、きっと皆さんのメタ認知力を向上させてくれると思います。