シラバス情報

科目名
実用書道(毛筆)
担当教員名
穂苅 真里子
ナンバリング
EDc1010
学科
2021年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 芸術・文化コース 1年
学年
1年
開講期
2023年度前期
授業形態
演習
単位数
1.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
文芸文化学科の専門選択科目であり、中学校教諭一種免許状「国語」の必修科目である。
②科目の概要
毛筆による漢字とかなの習得を目指します。
毛筆の基本技術、書道全般の基礎知識を学び、手紙や葉書など、社会に出てからも役立つ実用書から作品制作まで導きます。
並行して、中学校で利用されている書写の教科書の課題も学びます。
③授業の方法(ALを含む)
各回、以下の手順で清書作品を制作します。
①課題に対する解説
②指導教官による実技
③各自の実践
④添削指導
⑤清書完成
創作、制作
創作、制作
④到達目標
1.筆の扱いに慣れ、正しく美しく書くことができる。
2.漢字、かなの成り立ちを知り、文字の知識を深める。
3.手紙の書き方などの実用書から、創作作品まで取り組むことができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
ED①-2 文学・芸術・文化に関する知識/ED②-4 芸術・文化に関する表現技法

第1回
事前学習
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
授業内容
前期授業の進め方についての説明。
姿勢と呼吸と構えについての説明。


事後学習・次回事前学習
配布プリントを読み、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第2回
授業内容
大筆の運筆
漢字(1)〜楷書、基本点画、永字八法「永」【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について、見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第3回
授業内容
小筆の運筆
実用:小筆で芳名帳、熨斗に書く【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について、見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第4回
授業内容
漢字(2)漢字の成り立ち〜書体の変遷、楷書「九成宮醴泉銘」【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について、見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第5回
授業内容
漢字(3)行書〜筆法を学ぶ【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について、見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第6回
授業内容
仮名の成り立ち(1)〜日本の書の歴史【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について、見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第7回
授業内容
仮名の成り立ち(2)〜いろは歌〜前編【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について、見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第8回
授業内容
仮名の成り立ち(3)〜日本の書の歴史、いろは歌〜後編【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について、見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第9回
授業内容
日本の書(1)〜日本の漢字の歴史・空海「風信帖」【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について、見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第10回
授業内容
日本の書(2)〜仮名の種類と特徴・草仮名、変体仮名(前編)【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について、見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第11回
授業内容
日本の書(3)〜仮名の種類と特徴・変体仮名(後編)【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について、見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第12回
授業内容
実用:うちわ作品制作〜日本の団扇文化を知る【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について、見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第13回
授業内容
実用:葉書の書き方〜暑中お見舞い【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について、見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第14回
授業内容
実用:手紙の書き方〜巻紙の手紙・日本の手紙文化を知る【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について、見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第15回
授業内容
前期のまとめ〜前期作品を綴じる〜和綴じを体験する【創作、制作】
事後学習
授業で書いた課題について、見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分

フィードバック
課題提出作品について、授業時間内に添削指導する。
評価方法および評価の基準
各授業回に指示する課題の取り組み(40%)、各課題の清書作品による評価(60%)で評価し、総合評価60点以上を合格とする。
到達目標1.課題提出(20%/40%)清書作品評価(20%/60%)
到達目標2.課題提出(10%/40%)清書作品評価(20%/60%)
到達目標3.課題提出(20%/40%)清書作品評価(20%/60%)


教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
使用しない。授業時にプリントを配布する。
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ