シラバス情報
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教員名 ： 仇 暁芸
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科目名
中国語Ⅰａ 1Bクラス
担当教員名
仇 暁芸
ナンバリング
NEg1033
学科
2021年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 多文化･共生ｺｰｽ 1年
学年
1年
開講期
2023年度前期
授業形態
演習
単位数
1.00単位
実務経験の有無
有
実務経験および科目との関連性
中国語と日本語の通訳として仕事したことがあります。教材も執筆した経験があります。
ねらい
①科目の性格
大学共通教育課程において選択必修となっている外国語科目基礎科目である。初めて中国語を学ぶ学生を対象に、中国語の基礎を学ぶ。
②科目の概要
聞く、話す、読む、書く、訳すことのスキルを磨き、総合的な中国語力を養う。まず中国語の基礎知識、特徴などについて解説を行い、毎回美しい中国語の発音を具体的に指導をする。テキストに沿って文法事項を学習し、中国語に関する様々な学習をサポートする。中国語の発音、ピンインの読み方、日常会話の順に展開する。
③授業の方法（ALを含む）
対面授業・オンライン授業（ハイブリッド方式も含む）を問わず、積極的に参加いただく授業である。通じるレベルの発音指導を行う。学生は事前予習の一貫として文法などの要点が書かれているワークシート等の課題を書いた上授業に臨む。授業ではできるだけ多くの口頭練習を行い、コミュニケーションを取っていく。時々単語確認程度の小テストがある。中国の文化社会など言葉の背景にある話題も必要に応じて盛り込み進行していく。教員の後について発音、一人で音読、グループ活動などによって発表能力を高めていく。
ミニテスト／リアクションペーパー／実技、実験／グループワーク／ディスカッション
④到達目標
１．中国語の発音の基礎であるピンインを読めて書けるようになり、簡体字も書けるようになる。
２．簡単な自己紹介や買い物など中国語で最低限の要望を伝え交流することができる。 ３．初級レベルの簡単な中国語を聞く、話す、読む、書く、訳すことができる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係（右の資質・能力を育成することを目的とする）
NE⑥-3 グローバルマインド／NE⑦-3 言語運用能力／NE⑦-4 コミュニケーション能力
第１回
事前学習
テキストの準備。中国語の基礎知識について、インターネット・書籍などを通じて、中国について情報を得る。
45分
授業内容
オリエンテーション
事後学習・次回事前学習
中国語の特徴をまとめ、理解する。次回の予習をする。第１課内容を音声教材（２ページにURLあり）を使用しながら真似してみて、一通り目通しする。
45分
第２回
授業内容
第１課：你好 （前半）
事後学習・次回事前学習
既習事項の確認と、巻末音節表の確認をする。また、宿題用のノートに簡体字を練習し、日本語の漢字との違いに留意する。
45分
第３回
授業内容
第１課：你好 （後半）
事後学習・次回事前学習
自分にとっての難読ピンインを復習する。宿題ノートに引き続き、簡体字やピンインなどの書き写しの練習をする。
45分
第４回
授業内容
第２課：谢谢你 （前半）
事後学習・次回事前学習
音声教材を聴きながら、復習する。テキストの書き写し（ピンインと簡体字）をする。
45分
第５回
授業内容
第２課：谢谢你 （後半）
事後学習・次回事前学習
第２課全体の復習をする。ディクテーションの準備をする。ピンインや簡体字が書けるように練習する。
45分
第６回
授業内容
第３課 你叫什么名字？ （前半）
事後学習・次回事前学習
音声教材を使用しながら発音の復習をする。ノートにテキストを書き写し、文法ポイントを予習し、ワークシートの記入を終える。
45分
第７回
授業内容
第３課 你叫什么名字？ （後半）
事後学習・次回事前学習
課全体の復習をする。難読ピンインの確認と発音。
45分
第８回
授業内容
第４課 她是我的汉语老师 （前半）
事後学習・次回事前学習
音声教材を使用しながら発音の復習をする。ノートにテキストを書き写し、文法ポイントを予習し、ワークシートの記入を終える。
45分
第９回
授業内容
第４課 她是我的汉语老师 （後半）
事後学習・次回事前学習
課全体の復習をする。ピンインの確認をし、特に「一」の声調変化などに留意すること。書き写しする際、日中漢字の共通点と相違点を意識する。
45分
第１０回
授業内容
第５課 她女儿今年二十岁 （前半）
事後学習・次回事前学習
音声教材を使用しながら発音の復習をする。ノートにテキストを書き写し、文法ポイントを予習し、ワークシートの記入を終える。
45分
第１１回
授業内容
第５課 她女儿今年二十岁 （後半）
事後学習・次回事前学習
課全体の復習をする。児化の発音、練習し留意する。有気音と無気音の発音の区別がつくことを確認。
45分
第１２回
授業内容
第６課 我会说汉语（前半）
事後学習・次回事前学習
音声教材を使用しながら発音の復習をする。ノートにテキストを書き写し、文法ポイントを予習し、ワークシートの記入を終える。
45分
第１３回
授業内容
第６課 我会说汉语（後半）
事後学習・次回事前学習
課全体の復習をする。文法ポイントの「会」の使い方に留意する。２音節の単語、慣れるように練習を重ねる。書き写しで難しいと感じたところ、もっと練習をするようにしよう。
90分
第１４回
授業内容
第７課 今天几号（通し）
事後学習・次回事前学習
発音と文法ポイント両方を復習し、テキストを書き写し、全体の確認を行う。全体の復習をし、次回の期末テストに臨む。
90分
第１５回
授業内容
テスト（出題範囲：第１課〜第７課）
事後学習
テストでできたところとできなかったところの確認。
45分
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評価方法および評価の基準
授業の出席率や参加態度を踏まえ、各授業回に指示する課題への取り組み、小テスト、期末テストの状況で評価し、60点以上を合格とする。
課題への取り組み: 30％ 小テスト: 30％ 期末テスト：40％ 教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
STANDARD COURSE 1
国家漢弁
北京语言大学出版社
978-4-906725-18-2
株式会社スプリックス
推薦書・参考文献
興味のある中国関係の本なら何でも気軽にどうぞ。
旅行や語学研修に興味のある人は参考まで『地球の歩き方』の「北京」や「上海」あたりを読むと良いでしょう。現地のことや情報、手に入れることができる。また、『図解でわかる １４歳から知っておきたい中国』(大田出版2018) は中国の歴史や社会のことをわかりやすく書いているので、知りたい方はどうぞ読んでみて下さい。 中国語には色々な方言はあるが、本授業では「標準語」を学ぶ。 履修上の助言、教員からのメッセージ
日本在住２４年の中国語ネイティブの教員（上海出身）が担当し、フレンドリーに皆さんと接していくつもりで、一緒に楽しく勉強しましょう。
これからは今以上に中国文化、中国語、中国人に関わっていくと思われるので、客観的に「中国」を俯瞰し、国際的な教養を身につけ、新しい知識がいずれ皆さんの武器になるを願う。 |
