シラバス情報

科目名
教育課程論B
担当教員名
狩野 浩二、羽田 邦弘
ナンバリング
学科
2021年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 日本語・日文コース 2年
学年
2年
開講期
2023年度前期
授業形態
講義
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
高校及び教育行政において初等中等教育に関する業務に携わり、特に教育課程の編成・実施や学校運営に取り組んだ経験を持つ教員が担当し、教育課程の意義及び編成の方法に関する講義を行いながら指導する。

ねらい
①科目の性格
教育職員免許法に定められた「教職の基礎的理解に関する科目」(必修)に位置付けられ、「教育課程の意義及び編成の方法(カリキュラム・マネジメントを含む。)」について学修する。
②科目の概要
学習指導要領の基盤となっている問題解決型の生活単元カリキュラムと系統型カリキュラムとの関係について考察する。また、教育課程の意義や学校における教育課程の編成について、学校現場の状況を踏まえながら学修する。
③授業の方法(ALを含む)
講義を中心に質疑応答やディスカッションを行いながら、一人一人が主体的に考える授業を目指す。基本的事項の習得を確認するためのテスト及び授業への参加状況を把握するリアクションペーパーやレポートなどの課題提出を重視する。
ミニテスト/リアクションペーパー/レポート/ディスカッション
④到達目標
1. 教育課程の意義や編成に関する留意点を学習指導要領に基づいて説明できる。
2. 学校における教育課程編成から実施までの流れ及びその際の留意点について自分の言葉で説明できる。
3. 学習指導要領の変遷を理解した上で教育改革の方向性に関する考察を深め、自らも教育の質向上に取り組むことができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)

第1回
事前学習
シラバスを読み授業のねらい等を理解するとともに、UNIVERSAL PASSPORTで配布された授業資料に目を通し、第1回授業の進め方を確認し、重要事項について調べておく。
90分
授業内容
講義ガイダンス、学習指導要領について  【ディスカッション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]重要事項を再度確認・整理し、疑問点は質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業資料に目を通し、授業のねらいや進め方を理解しておく。
180分
第2回
授業内容
教育課程の意義と学校における教育課程の編成  【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]重要事項を再度確認・整理し、疑問点は質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業資料に目を通し、授業のねらいや進め方を理解しておく。
180分
第3回
授業内容
教育課程の法制(授業時数、教科書、教材など) 【ディスカッション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]重要事項を再度確認・整理し、疑問点は質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業資料に目を通し、授業のねらいや進め方を理解しておく。
180分
第4回
授業内容
近代日本の教育課程の歩み(学制、義務教育) 【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]重要事項を再度確認・整理し、疑問点は質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業資料に目を通し、授業のねらいや進め方を理解しておく。
180分
第5回
授業内容
戦後日本の教育課程の歩み(経験主義、系統主義) 【ディスカッション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]重要事項を再度確認・整理し、疑問点は質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業資料に目を通し、授業のねらいや進め方を理解しておく。
180分
第6回
授業内容
戦後日本の教育課程の歩み(教育の現代化、科学技術の進展) 【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]重要事項を再度確認・整理し、疑問点は質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業資料に目を通し、授業のねらいや進め方を理解しておく。
180分
第7回
授業内容
戦後日本の教育課程の歩み(ゆとり重視、新しい学力観) 【ディスカッション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]重要事項を再度確認・整理し、疑問点は質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業資料に目を通し、授業のねらいや進め方を理解しておく。
180分
第8回
授業内容
戦後日本の教育課程の歩み(生きる力と確かな学力) 【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]重要事項を再度確認・整理し、疑問点は質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業資料に目を通し、授業のねらいや進め方を理解しておく。
180分
第9回
授業内容
戦後日本の教育課程の歩み(知識基盤社会、教育基本法改正)  【ディスカッション】【レポート①】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]重要事項を再度確認・整理し、疑問点は質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業資料に目を通し、授業のねらいや進め方を理解しておく。
180分
第10回
授業内容
学習指導要領の理解(学力論の系譜) 【ディスカッション】【ミニテスト】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]重要事項を再度確認・整理し、疑問点は質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業資料に目を通し、授業のねらいや進め方を理解しておく。
180分
第11回
授業内容
学習指導要領の改訂(社会に開かれた教育課程、カリキュラム・マネジメント) 【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]重要事項を再度確認・整理し、疑問点は質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業資料に目を通し、授業のねらいや進め方を理解しておく。
180分
第12回
授業内容
学習指導要領と学習評価  【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]重要事項を再度確認・整理し、疑問点は質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業資料に目を通し、授業のねらいや進め方を理解しておく。
180分
第13回
授業内容
教育課程における総合的な学習の時間の意義 【プレゼンテーション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]重要事項を再度確認・整理し、疑問点は質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業資料に目を通し、授業のねらいや進め方を理解しておく。
180分
第14回
授業内容
特別活動の意義と学校行事  【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]重要事項を再度確認・整理し、疑問点は質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業資料に目を通し、授業のねらいや進め方を理解しておく。
180分
第15回
授業内容
教育課程をめぐる課題、まとめとテスト  【テスト】【レポート②】
事後学習
[事後学習]授業資料の内容を確認するとともに、15回の授業全体を振り返り、学んだ重要事項を整理する。また、授業中に指示された課題を行い期限を守って提出する。
180分

フィードバック
リアクションペーパーやレポートの内容に関するコメントや前回の授業に関する質疑応答を授業の初めに行う。リアクションペーパーやレポートの記述の一部をテキストに掲載して紹介する。
評価方法および評価の基準
各授業回又はテーマごとに指示する課題(リアクションペーパー含む)への取組(30%)、テスト(40%)、レポート(30%)とし、60点以上を合格とする。
到達目標1 課題提出(20%/30%)、テスト(20%/40%)
到達目標2 課題提出(10%/30%)、レポート①(20%/30%)
到達目標3 レポート②(10%/30%)、テスト(20%/40%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
中学校学習指導要領(平成29年3月告示)
文部科学省
東山書房
9784827815795
価格は約400円
推薦書・参考文献
参考文献:『中学校学習指導要領(平成29年3月告示)解説 総則編』(著者:文部科学省)出版社:東山書房
その他、必要な書籍・文献等については授業の中で適宜紹介する。

履修上の助言、教員からのメッセージ
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