シラバス情報

科目名
日本語集中講座(編入)
担当教員名
稲田 朋晃
ナンバリング
NEi3055
学科
2021年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 日本語・日文コース 1年
学年
1年
開講期
2023年度前期
授業形態
演習
単位数
1.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
国内外での日本語教育の経験を持つ教員が担当し、最新の日本語教授法の理論を取り入れながら指導する。

ねらい
①科目の性格
本科目は、共通科目の「日本語(非母語者向)」領域の選択科目にあたる。
非母語話者の日本語運用能力を高めるための科目である。
②科目の概要
大学の授業を受講するためのアカデミックな日本語を実践形式で学び、学問領域を超えて求められる「読む・書く・聴く・話す」能力を向上させることを目指す科目である。
③授業の方法(ALを含む)
講義の動画などを用いて、講義を聞いて理解する、ノートを取る、自分の意見を述べる、スピーチ、ディズカッション、レポート作成などに取り組む。
リアクションペーパー/レポート/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション/レポート(表現)
④到達目標
到達目標1:講義を聞いて、内容をおおかまに理解することができる。
到達目標2:あるテーマについて、自分の意見や考えをある程度論理的に述べることができる。
到達目標3:あるテーマについてのレポートを、フォーマットに沿った形で書くことができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NE⑦-5 日本語運用能力

内容
前半は主に「聴く・話す」を扱い、効果的なノートテイキングの方法を習得し、発表・プレゼンテーションに頻用される話型を身につける。
その中で、グループでの学び、振り返りの仕方など学部での学びに必要な型も合わせて学ぶ。
 後半は主に、「読む・書く」を扱い、レポート・論文の型を学び、情報を読み手にわかりやすく伝える方法を理解する。
その中で、問いの立て方、文献リサーチスキル、論文の書き方、引用の仕方などのリテラシーも学ぶ。
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
【授業外学習の内容】各回の授業後に、教員が用意した Google Form に授業中に気づいたこと、理解できなかった点などを書き込む。理解できなかった点について、参考書等で調べる。
次回の授業内容に関する課題に取り組み、分からない語彙などを調べておく。
【所要時間】45分×15回

フィードバック
授業中のパフォーマンスに対してはその都度フィードバックを行い、提出課題については、その翌週にコメントを添えて返却する。
評価方法および評価の基準
授業への取り組み30点、課題への取り組み70点とし、総合評価60点以上を合格とする。
 到達目標1 授業への取り組み10/30点、課題への取り組み20/70点
 到達目標2 授業への取り組み10/30点、課題への取り組み30/70点
 到達目標3 授業への取り組み10/30点、課題への取り組み20/70点

教科書
推薦書・参考文献
授業中に適宜紹介する。

履修上の助言、教員からのメッセージ