シラバス情報

科目名
総合科目(技術が変える私たちの未来)
担当教員名
瀬谷崎 裕之
ナンバリング
学科
2021年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 日本語・日文コース 1年
学年
1年
開講期
2023年度前期
授業形態
講義
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
先端技術やその社会影響に関する幅広い知識、よりよい技術社会の実現方策に関する知見が必要になる。先端科学技術の調査や未来予測研究の経験が豊富なゲスト講師(三菱総合研究所)に協力していただき授業を行う。

ねらい
①科目の性格
AI、IoT、ブレインテック、Web3、メタバースなどの科学技術は経済や社会だけでなく人々の生き方や考え方までも変えようとしている。技術社会の未来を展望し、受講生に「生き方」を問いかける総合科目。
②科目の概要
情報技術、バイオ技術、コミュニケーション技術などの先端科学技術の最新情報をシンクタンクに提供してもらいながら、受講生自らが未来社会を想像し、その中でよりよく生きるためにはどうすればよいのかを考える。
③授業の方法(ALを含む)
講義に加えて、講師と受講生・受講生同士の対話、授業中のアンケートなど、対話型・参加型の授業とする。
リアクションペーパー/レポート/ディスカッション
④到達目標
1.未来社会に影響を及ぼす技術の進化を自分事として捉え関心をもつ。
2.社会的に注目されている主要な技術の概要を理解し、専門家以外の一般市民に説明することができる。
3.技術社会における自身の将来像を描くことができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NE⑥-1 現代社会理解/NE⑥-4 未来を創造する力

第1回
事前学習
シラバス、事前配布資料の確認
90分
授業内容
オリエンテーション
事後学習・次回事前学習
リアクションペーパーの提出、講義内容の復習、次回資料の内容確認
180分
第2回
授業内容
イントロダクション「技術と人間はどのようにかかわってきたのか?」
事後学習・次回事前学習
リアクションペーパーの提出、講義内容の復習、次回資料の内容確認
180分
第3回
授業内容
「未来」を考える:21世紀末、皆さんの子や孫の世代に人類は存続できるのだろうか?
事後学習・次回事前学習
リアクションペーパーの提出、講義内容の復習、次回資料の内容確認
180分
第4回
授業内容
「豊かさ」を考える:私たちが目指すべき真の豊かさって何だろう?
事後学習・次回事前学習
リアクションペーパーの提出、講義内容の復習、次回資料の内容確認
180分
第5回
授業内容
先端技術(1)人工知能(AI)技術:AIはどこまで進化するの?
事後学習・次回事前学習
リアクションペーパーの提出、講義内容の復習、次回資料の内容確認
180分
第6回
授業内容
先端技術(2)医療・健康技術:不老(若返り)は見果てぬ夢なの?
事後学習・次回事前学習
リアクションペーパーの提出、講義内容の復習、次回資料の内容確認
180分
第7回
授業内容
先端技術(3)ナノテクノロジー:機械ってどこまで小さくなるの?
事後学習・次回事前学習
リアクションペーパーの提出、講義内容の復習、次回資料の内容確認
180分
第8回
授業内容
先端技術(4−1)ドローン技術:自動運転はどこまでできるの?
事後学習・次回事前学習
リアクションペーパーの提出、講義内容の復習、次回資料の内容確認
180分
第9回
授業内容
先端技術(4−2)ドローン技術:ドローンを操縦してみよう!
事後学習・次回事前学習
リアクションペーパーの提出、講義内容の復習、次回資料の内容確認
180分
第10回
授業内容
先端技術(5)宇宙技術:なぜ人は宇宙にあこがれるの?
事後学習・次回事前学習
リアクションペーパーの提出、講義内容の復習、次回資料の内容確認
180分
第11回
授業内容
先端科学思想(1)未来予測手法(未来ってどこまで予測できるの?)
事後学習・次回事前学習
リアクションペーパーの提出、講義内容の復習、次回資料の内容確認
180分
第12回
授業内容
先端科学思想(2)生物規範工学(虫や野原の雑草と人間とではどちらが賢いの?)
事後学習・次回事前学習
リアクションペーパーの提出、講義内容の復習、次回資料の内容確認
180分
第13回
授業内容
先端科学思想(3)倫理的法的社会的課題(ELSI)とコンセンサス形成(技術至上主義の恐ろしさとは?)
事後学習・次回事前学習
リアクションペーパーの提出、講義内容の復習、次回資料の内容確認
180分
第14回
授業内容
総合討論:未来のテクノロジーの時代を私たちはどのように生きるべきなのか?
事後学習・次回事前学習
リアクションペーパーの提出、講義内容の復習、次回資料の内容確認
180分
第15回
授業内容
まとめ(フィードバックと総括)
事後学習
リアクションペーパーとレポートの提出
90分

フィードバック
リアクションペーパーの内容について授業の中で適宜コメントする。
評価方法および評価の基準
配点は課題・リアクションペーパー30点、最終レポート70点とする。
到達目標1.課題・リアクションペーパー:10% 最終レポート:20%
到達目標2.課題・リアクションペーパー:10% 最終レポート:20%
到達目標3.課題・リアクションペーパー:10% 最終レポート:30%

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
使用しない
推薦書・参考文献
適宜紹介

履修上の助言、教員からのメッセージ
本学ではあまり学ぶ機会がない先端技術と未来の話です。難しい話ではありません。未来社会を想像し、その中でどのように生きていけばよいか、いっしょに考えてみましょう。