シラバス情報

科目名
課題解決ゼミナール 1Bクラス
担当教員名
星野 祐子
ナンバリング
NEa1004
学科
2021年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 日本語・日文コース 2年
学年
2年
開講期
2023年度前期
授業形態
演習
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
共通科目の「ゼミナール」領域に含まれる選択科目である。1年次の「入門ゼミナール」では、同学科の学生でクラスを編成し、アカデミックスキルを学んだ。2,3年次の学生が履修する「課題解決ゼミナール」では、異なる学科の学生と共に課題を発見し、課題解決のスキルを身に付けることを目的とする。
②科目の概要
異なる学科に所属する学生がグループとなり、これまで学んだ知識や技能を活かしながら、課題解決に取り組む。各自が意見を出し合い、受講生の興味・関心のある企画を実施する。
③授業の方法(ALを含む)
受講生の興味・関心を共有し、複数のグループを編成する。グループで役割を決定し、イベントやプロジェクトの企画・立案を行う。実際に企画を実施し、学びの成果を広く公開する。
リアクションペーパー/実技、実験/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション/レポート(表現)/PBL
④到達目標
到達目標1 グループ活動や企画の実施にあたって求められる資質や能力を身につけ、修得した資質や能力を他者に説明することができる。
到達目標2 グループ活動に積極的に関わることができ、他者と協力してイベントを成し遂げることができる。
到達目標3 授業で学んだことを日常生活に活かし、今後の活動につなげることができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NE⑤-1 課題発見・分析能力/NE⑤-2 課題解決能力

第1回
事前学習
[事前学習]これまで経験したグループ活動でうまくいったこと、うまくいかなかったことをふり返り、その理由を考える。
90分
授業内容
オリエンテーション—みんなで授業を創っていこう!—【リアクションペーパー】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]15回の学習について見通しを持ち、グループで活動することでどのような資質・能力を獲得したいか、指摘できるようにする。
[次回事前学習]グループで活動する際に留意したいことを考える。自己紹介で話す内容を考える。
180分
第2回
授業内容
チームビルディングの手法を学ぼう【リアクションペーパー】【グループワーク】※外部講師による特別講座
事後学習・次回事前学習
[事後学習]チームビルディングについて学んだことをふり返り、印象に残ったことや今後の活動で留意したいことを整理する。
[次回事前学習]グループのメンバーで授業外にミーティングを開き、どのようなプロジェクトやイベントを企画したいか理想を話し合う。
180分
第3回
授業内容
身近な困りごとを解決する方法や、楽しい企画、心が躍る企画など、集まったメンバーで取り組んでみたい企画について、アイデアを出してみよう【リアクションペーパー】【グループワーク】【ディスカッション】【PBL】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]ブレーンストーミングで出し合った「こんなことがしたい!」を観点別に整理する。
[次回事前学習]自分の興味や関心を書き出し、企画のターゲットを考えてみる。
180分
第4回
授業内容
実際に活動するグループに分かれ、企画内容やターゲットを考えてみよう【リアクションペーパー】【グループワーク】【ディスカッション】【PBL】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]自分たちの企画を実行するにあたって、必要なことを書き出してみる。
[次回事前学習]自分たちの企画に携わってほしい人や応援してもらいたい人(例えば、教員・職員など)に企画の相談をしてみる。
180分
第5回
授業内容
企画書を書いてみよう【リアクションペーパー】【グループワーク】【ディスカッション】【PBL】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]グループで集まり、企画書の作成を進める。
[次回事前学習]企画書をプレゼンテーションする準備をする。
180分
第6回
授業内容
企画をプレゼンテーションしてみよう【リアクションペーパー】【グループワーク】【ディスカッション】【プレゼンテーション】【PBL】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]自分のグループのプレゼンテーションについて、うまくいったところ、改善を要するところを指摘できるようにする。他のグループのプレゼンテーションについて意見・感想を持つ。
[次回事前学習]ここまでのグループワークをふり返り、チームとしてうまくいったところ、うまくいかなかったところを指摘できるようにする。
180分
第7回
授業内容
もっと素敵なチーム(グループ)にするには……【リアクションペーパー】【グループワーク】【ディスカッション】【PBL】※外部講師による特別講座
事後学習・次回事前学習
[事後学習]これまでの活動をふり返り、グループ活動を行うにあたって自分なりの貢献の仕方を考え、メンバーに伝える。
[次回事前学習]企画を再度検討し、よりよい企画になるようグループミーティングを開く。
180分
第8回
授業内容
企画をブラッシュアップしよう(ターゲット・イベント内容・メンバーの役割・告知の方法・費用などを具体的に決めよう)【リアクションペーパー】【グループワーク】【ディスカッション】【プレゼンテーション】【PBL】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]企画書に沿って準備を始める。
[次回事前学習]企画の告知・宣伝についてグループで検討する。
180分
第9回
授業内容
企画を告知しよう【リアクションペーパー】【グループワーク】【ディスカッション】【プレゼンテーション】【PBL】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]企画書に沿って準備を始める。企画を告知・宣伝する。
[次回事前学習]予行演習の準備をする。
180分
第10回
授業内容
予行演習をしてみよう【リアクションペーパー】【グループワーク】【ディスカッション】【プレゼンテーション】【PBL】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]予行演習でうまくいかなかったところを改善する。
[次回事前学習]イベント実施に向けて最終確認をする。
180分
第11回
授業内容
イベントを実施してみよう(1)【リアクションペーパー】【グループワーク】【ディスカッション】【プレゼンテーション】【PBL】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]イベント実施をふり返り、うまくいったところ、うまくいかなかったところを指摘し、その理由を考える。あわせて改善策を提案する。参加者アンケートを分析する。
[次回事前学習]イベントを実施報告するためのプレゼンテーション資料を準備する。
180分
第12回
授業内容
イベントを実施してみよう(2)【リアクションペーパー】【グループワーク】【ディスカッション】【プレゼンテーション】【PBL】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]イベント実施をふり返り、うまくいったところ、うまくいかなかったところを指摘し、その理由を考える。あわせて改善策を提案する。参加者アンケートを分析する。
[次回事前学習]イベントを実施報告するためのプレゼンテーション資料を準備する。
180分
第13回
授業内容
イベントの実施報告をしてみよう【リアクションペーパー】【グループワーク】【ディスカッション】【プレゼンテーション】【PBL】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]イベント実施をふり返り、うまくいったところ、うまくいかなかったところを指摘し、その理由を考える。あわせて改善策を提案する。
[次回事前学習]イベント実施を通して身についた資質や技能を5つ挙げる。
180分
第14回
授業内容
授業を通して身についた資質・技能を確認してみよう—自分の成長を見つめてみよう—【リアクションペーパー】【グループワーク】【ディスカッション】【プレゼンテーション】【PBL】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]ポートフォリオにこれまでの活動を記録する。
[次回事前学習]今後、今回関わった活動を自主的な活動として展開していくための方法を考える。
180分
第15回
授業内容
まとめ【リアクションペーパー】【グループワーク】※外部講師による特別講座
事後学習
[事後学習]学習をふり返り、今後どのような活動に携わっていきたいか、また、自分のこれからの学生生活にどのように活かしていきたいかを考える。
90分

フィードバック
毎回のふり返り(リアクションペーパー)は次週に共有し、受講者全体で学びを深める。グループで作成した企画書やプレゼンテーション資料については、その都度評価・コメントを行う。
評価方法および評価の基準
毎回の授業における取り組みと貢献度(40%)、イベントの取り組みと振り返り(30%)、ポートフォリオの記録(30%)を単位認定の基準とし、総合評価60点以上を合格とする。
到達目標1 毎回の授業における取り組みと貢献度(20%/40%)、イベントの取り組みと振り返り(10%/30%)
到達目標2 毎回の授業における取り組みと貢献度(20%/40%)、イベントの取り組みと振り返り(10%/30%)
到達目標3 イベントの取り組みと振り返り(10%/30%)、ポートフォリオの記録(30%/30%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
使用しない
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ
皆で協働しながら、楽しく学んでいきましょう。答えのない問いに対して、皆で知恵を出し合い、取り組んでいきましょう。「好きなこと」「やってみたいこと」を一緒に実現してみませんか。