シラバス情報

科目名
芸術と歴史
担当教員名
森 正樹
ナンバリング
EDi3075
学科
2021年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 日本語・日文コース 2年
学年
2年
開講期
2023年度後期
授業形態
講義
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
本科目は、「文芸・文化科目」の領域の選択科目である。
②科目の概要
本授業では、哲学史のなかから主要な思想家をとりあげて、「美とは何か?」という問いをめぐってどのような主張がなされてきたのか学ぶ。また、各思想家の歴史的背景もとりあげるため、哲学史についても学ぶことができる。
③授業の方法(ALを含む)
本授業は、講義形式で行われる。講義の終了後、受講者にはコメントペーパーを書いてもらう。また、必要に応じて、ミニテストやディスカッションを行う。
ミニテスト/リアクションペーパー/ディスカッション
④到達目標
・美について、基礎的な概念を分類できる。
・哲学について、概略的な学説史を説明できる。
・テキストの読解や他者の意見をふまえて、自分の言葉で考えを表現できる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
ED①-2 文学・芸術・文化に関する知識/ED①-3 多様性の理解、協働の技法

第1回
事前学習
シラバスを読み、本科目の授業内容と授業方法について確認する。また、美や哲学について自分なりのイメージや問題意識をもつ。
90分
授業内容
ガイダンス(授業内容・授業評価などについて説明する)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだことをもとに、自分の考えがどのように変わったのか整理しておく。
【次回事前学習】事前に共有される資料を精読し、知らない言葉を調べておく。また、問いが出されている場合は、自分なりの答えを用意しておく。
180分
第2回
授業内容
古代の哲学① 哲学という営みについて
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだことをもとに、自分の考えがどのように変わったのか整理しておく。
【次回事前学習】事前に共有される資料を精読し、知らない言葉を調べておく。また、問いが出されている場合は、自分なりの答えを用意しておく。
180分
第3回
授業内容
プラトン 美しいとはどういうことか
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだことをもとに、自分の考えがどのように変わったのか整理しておく。
【次回事前学習】事前に共有される資料を精読し、知らない言葉を調べておく。また、問いが出されている場合は、自分なりの答えを用意しておく。
180分
第4回
授業内容
古代の哲学② ギリシャ哲学について
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだことをもとに、自分の考えがどのように変わったのか整理しておく。
【次回事前学習】事前に共有される資料を精読し、知らない言葉を調べておく。また、問いが出されている場合は、自分なりの答えを用意しておく。
180分
第5回
授業内容
アリストテレス 芸術は模倣にすぎないのか
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだことをもとに、自分の考えがどのように変わったのか整理しておく。
【次回事前学習】事前に共有される資料を精読し、知らない言葉を調べておく。また、問いが出されている場合は、自分なりの答えを用意しておく。
180分
第6回
授業内容
近代哲学① 批判哲学について
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだことをもとに、自分の考えがどのように変わったのか整理しておく。
【次回事前学習】事前に共有される資料を精読し、知らない言葉を調べておく。また、問いが出されている場合は、自分なりの答えを用意しておく。
180分
第7回
授業内容
カント① 美しいものは役立つか①
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだことをもとに、自分の考えがどのように変わったのか整理しておく。
【次回事前学習】事前に共有される資料を精読し、知らない言葉を調べておく。また、問いが出されている場合は、自分なりの答えを用意しておく。
180分
第8回
授業内容
カント② 美しいものは役立つか②
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだことをもとに、自分の考えがどのように変わったのか整理しておく。
【次回事前学習】これまでの資料を精読し、ミニテストのための準備をする。また、これまでの講義をふまえて、美や哲学ついてのイメージや問題意識をあらためて整理する。
180分
第9回
授業内容
ミニテストおよびディスカッション(あるいは質疑応答)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】ミニテストの結果を自己評価する。また、ディスカッション(あるいは質疑応答)を通じて自分の考えをがどのように変わったのか整理しておく。
【次回事前学習】事前に共有される資料を精読し、知らない言葉を調べておく。また、問いが出されている場合は、自分なりの答えを用意しておく。
180分
第10回
授業内容
近代哲学② ドイツ観念論について
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだことをもとに、自分の考えがどのように変わったのか整理しておく。
【次回事前学習】事前に共有される資料を精読し、知らない言葉を調べておく。また、問いが出されている場合は、自分なりの答えを用意しておく。
180分
第11回
授業内容
ショーペンハウアー 芸術は人生を救うか
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだことをもとに、自分の考えがどのように変わったのか整理しておく。
【次回事前学習】事前に共有される資料を精読し、知らない言葉を調べておく。また、問いが出されている場合は、自分なりの答えを用意しておく。
180分
第12回
授業内容
現代の哲学 現象学について
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだことをもとに、自分の考えがどのように変わったのか整理しておく。
【次回事前学習】事前に共有される資料を精読し、知らない言葉を調べておく。また、問いが出されている場合は、自分なりの答えを用意しておく。
180分
第13回
授業内容
ハイデガー① 芸術と美はどのような関係か①
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだことをもとに、自分の考えがどのように変わったのか整理しておく。
【次回事前学習】事前に共有される資料を精読し、知らない言葉を調べておく。また、問いが出されている場合は、自分なりの答えを用意しておく。
180分
第14回
授業内容
ハイデガー② 芸術と美はどのような関係か②
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだことをもとに、自分の考えがどのように変わったのか整理しておく。
【次回事前学習】事前に共有される資料を精読し、知らない言葉を調べておく。また、問いが出されている場合は、自分なりの答えを用意しておく。
180分
第15回
授業内容
まとめ
事後学習
授業の内容を振り返り、自分の問題意識がどのように変化したかまとめる。
90分

フィードバック
毎回授業の最初にリアクションペーパ−に対して返答する。また、ミニテストを行った場合は、翌週以降の授業時間内に返却し、正解を発表のうえ、解説する。
評価方法および評価の基準
リアクションペーパーやミニテストなどへの取り組み(40%)、テスト(60%)で評価し、60点以上を合格とする。

到達目標1 リアクションペーパーやミニテストなど(20%/40%)、テスト(20%/60%)
到達目標2 リアクションペーパーやミニテストなど(20%/40%)、テスト(20%/60%)
到達目標3 リアクションペーパーやミニテストなど(10%/40%)、テスト(20%/60%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
使用しない。授業中にプリントを配布する。
推薦書・参考文献
今道友信『美について』講談社現代新書
納富信留/檜垣立哉/柏端達也『よくわかる哲学・思想』ミネルヴァ書房

履修上の助言、教員からのメッセージ