シラバス情報

科目名
多文化理解概論
担当教員名
落合 真裕
ナンバリング
EDh1049
学科
2021年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 日本語・日文コース 1年
学年
1年
開講期
2023年度後期
授業形態
講義
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
本科目は1年次の「必修科目」であある。「多様な文化に関する専門知識を身につけ読書に取り組む」、「多様な文化に関する専門知識を自ら収集する」、「多様な文化に関する専門知識を活用して考察を深める」ことが求めらる。『多文化理解入門』を踏まえて文化・文芸に関する理解をさらに深め表現することが必要であり、「コース必修科目」や「選択科目」での学びの基盤となる。
②科目の概要
『多文化理解入門』を土台とし、人間の豊かな想像力が生み出した多様な言語芸術、文化事象を概説するとともに、世界の文学、芸術を幅広く現代的な観点から研究・読解するための様々なアプローチを考えていく。国の枠を超えて、文学、芸術を、歴史学的、社会学的、哲学的、思想的に研究し、読解を試みるための枠組みを提供し、個々の研究への応用を考え、専門分野に対する理解の深化を促す。
③授業の方法(ALを含む)
本科目では、講義による解説を中心として、グループによるディスカッションやペアワークを織り交ぜながら授業を進める。
リアクションペーパー/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション/レポート(表現)
④到達目標
到達目標1 芸術文化に関して幅広い知識を身につけて文章で説明できる
到達目標2 文化や社会の歴史的な背景に対する理解を深め、具体的に述べ表現することができる
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
ED①-2 文学・芸術・文化に関する知識/ED②-3 比較文化的考察

第1回
事前学習
UNIVERSAL PASSPORTでシラバスを確認し、理解が不十分な点については質問として整理しておく。
180分
授業内容
ガイダンス、これまで触れてきた文芸作品について【グループワーク】【ディスカッション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で疑問に思ったことや興味を持った点について調べまとめる。
【次回事前学習】古代の演劇について調べ、A4用紙1枚にまとめる。
180分
第2回
授業内容
文学作品、芸術作品を読み解くとは【グループワーク】【ディスカッション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で扱った内容をのみならず授業内での意見交換を通じて出てきた疑問点や問題点について調べA41枚にまとめる。
【次回事前学習】UNIVERSAL PASSPORTで課題を提示する。
180分
第3回
授業内容
文学や芸術に関する分析方法について【グループワーク】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で扱った内容をのみならず授業内での意見交換を通じて出てきた疑問点や問題点について調べA41枚にまとめる。
【次回事前学習】UNIVERSAL PASSPORTで課題を提示する。
180分
第4回
授業内容
研究のアプローチ 1ー児童文学の場合【グループワーク】【ディスカッション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で扱った内容をのみならず授業内での意見交換を通じて出てきた疑問点や問題点について調べA41枚にまとめる。
【次回事前学習】UNIVERSAL PASSPORTで課題を提示する。
180分
第5回
授業内容
研究のアプローチ 2ー小説の場合【グループワーク】【ディスカッション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で扱った内容をのみならず授業内での意見交換を通じて出てきた疑問点や問題点について調べA41枚にまとめる。
【次回事前学習】UNIVERSAL PASSPORTで課題を提示する。
180分
第6回
授業内容
研究のアプローチ 3ー大衆小説の典型【グループワーク】【ディスカッション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で扱った内容をのみならず授業内での意見交換を通じて出てきた疑問点や問題点について調べA41枚にまとめる。
【次回事前学習】UNIVERSAL PASSPORTで課題を提示する。
180分
第7回
授業内容
研究のアプローチ 4ー演劇、詩の場合【グループワーク】【ディスカッション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で扱った内容をのみならず授業内での意見交換を通じて出てきた疑問点や問題点について調べA41枚にまとめる。
【次回事前学習】UNIVERSAL PASSPORTで課題を提示する。
180分
第8回
授業内容
研究のアプローチ 5ーメルヘン、ファンタジーの場合【グループワーク】【ディスカッション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で扱った内容をのみならず授業内での意見交換を通じて出てきた疑問点や問題点について調べA41枚にまとめる。
【次回事前学習】UNIVERSAL PASSPORTで課題を提示する。
180分
第9回
授業内容
研究のアプローチ6ー絵画と文学作品の場合【グループワーク】【ディスカッション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で扱った内容をのみならず授業内での意見交換を通じて出てきた疑問点や問題点について調べA41枚にまとめる。
【次回事前学習】UNIVERSAL PASSPORTで課題を提示する。
180分
第10回
授業内容
歴史的・社会的背景からのアプローチ【グループワーク】【ディスカッション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で扱った内容をのみならず授業内での意見交換を通じて出てきた疑問点や問題点について調べA41枚にまとめる。
【次回事前学習】UNIVERSAL PASSPORTで課題を提示する。
180分
第11回
授業内容
原作と映像の比較によるアプローチ【グループワーク】【ディスカッション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で扱った内容をのみならず授業内での意見交換を通じて出てきた疑問点や問題点について調べA41枚にまとめる。
【次回事前学習】UNIVERSAL PASSPORTで課題を提示する。
180分
第12回
授業内容
文学・芸術作品研究の実践1【グループワーク】【リアクションペ−パー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で扱った内容をのみならず授業内での意見交換を通じて出てきた疑問点や問題点について調べA41枚にまとめる。
【次回事前学習】UNIVERSAL PASSPORTで課題を提示する。
180分
第13回
授業内容
文学・芸術作品研究の実践2【グループワーク】【ディスカッション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で扱った内容をのみならず授業内での意見交換を通じて出てきた疑問点や問題点について調べA41枚にまとめる。
【次回事前学習】発表の準備をする。
180分
第14回
授業内容
発表【プレゼンテーション】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で疑問に思ったことや興味を持った点について調べまとめる。
【次回事前学習】これまでの内容を見直し、その特徴などについて整理しておく。
180分
第15回
授業内容
まとめ【レポート(表現)】
事後学習
【事後学習】レポートでまとめた内容について、理解が不十分だった点について調べまとめておく。
180分

フィードバック
毎授業の最初に、リアクションペーパーに書かれた前回の授業に関する質疑に返答し学習理解を深められるようにする。また、リアクションペーパーや課題において優れた点などについても授業内でコメントする。
評価方法および評価の基準
各授業回の指示する課題への取り組み(20%)、レポート課題(40%)、発表(40%)で評価し、60点以上を合格とする。
到達目標1 課題への取り組み(20%/20%)、レポート(20%/40%)、発表(20%/40%)
到達目標2 レポート(20%/40%)、発表(20%/40%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
使用しない。授業内で必要な資料はUNIVERSAL PASSPORTで提示する。
推薦書・参考文献
授業内で紹介する。

履修上の助言、教員からのメッセージ
原則、全授業回の3分の2以上の出席が必要となります。