シラバス情報

科目名
デザイン書道(毛筆)
担当教員名
穂苅 真里子
ナンバリング
EDf1024
学科
2021年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 日本語・日文コース 2年
学年
2年
開講期
2023年度後期
授業形態
演習
単位数
1.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
文芸文化学科の専門選択科目であり、中学校教諭一種免許状「国語」の必修科⽬である。
②科目の概要
毛筆による漢字とかなの習得を目指します。
毛筆の基本技術、書道全般の基礎知識、さらに中国や日本の書の古典も学びます。
古典の美意識を現代に生かし、生活の中の書作品を制作します。
並行して、中学校で利用されている書写の教科書の課題も学びます。
③授業の方法(ALを含む)
各回、以下の手順で清書作品を制作します。
①課題に対する解説
②指導教官による実技
③各自の実践
④添削指導
⑤清書完成
創作、制作
創作、制作
④到達目標
1.筆の扱いに慣れ、正しく美しく書くことができる。
2.漢字、かなの成り立ちを知り、文字の知識を深める。
3.中国、日本の古典に親しみ、俳句や百人一首を書き、創作作品を制作することができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
ED①-2 文学・芸術・文化に関する知識/ED②-4 芸術・文化に関する表現技法

第1回
事前学習
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
授業内容
後期授業の進め方についての説明。
姿勢と呼吸と構えについての説明。

事後学習・次回事前学習
配布プリントを読み、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第2回
授業内容
書道史、料紙のデザイン〜日本古来の料紙のデザインを考える【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第3回
授業内容
様々な漢字の書体を知る
実用:桐華祭ポスターをデザインする【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第4回
授業内容
実用:桐華祭ポスターの完成【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第5回
授業内容
仮名(1)日本の古典〜仮名の成り立ち〜あめつちうた(単体)【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第6回
授業内容
仮名(2)〜日本の古典、源氏物語・宇津保物語〜仮名の成り立ち〜あめつちうた(連綿)①【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第7回
授業内容
仮名(3)〜日本の古典、源氏物語・宇津保物語〜仮名の成り立ち〜あめつちうた(連綿)②【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について見直し、理解を深める。
生活の中で変体仮名を探す。【例】箸袋、そば屋看板等
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第8回
授業内容
仮名(4)〜日本の古典、源氏物語・宇津保物語〜仮名の成り立ち〜あめつちうた(変体仮名・前編)【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第9回
授業内容
仮名(5)日本の古典、絵と文字のデザイン〜仮名の成り立ち〜あめつちうた(変体仮名、葦手・後編)【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第10回
授業内容
仮名(6)日本の古典臨書〜蓬莱切(前編)【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第11回
授業内容
仮名(7)日本の古典臨書〜蓬莱切(後編)ちらす・余白の美【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第12回
授業内容
実用:年賀状を書く〜日本の手紙文化【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第13回
授業内容
実用:書初め〜干支を書く・干支の色紙をつくる【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第14回
授業内容
漢字と仮名の調和〜中学書写指導を踏まえて〜作品制作【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
授業で書いた課題について見直し、理解を深める。
書道用品が揃っているか、確認しておく。
45分
第15回
授業内容
後期のまとめ〜後期作品を綴じる〜和綴じをデザイン、体験する【創作、制作】
事後学習
授業で書いた課題について見直し、理解を深める。
45分

フィードバック
課題提出作品について、授業時間内に添削指導する。
評価方法および評価の基準
各授業回に指示する課題の取り組み(40%)、各課題の清書作品による評価(60%)で評価し、総合評価60点以上を合格とする。
到達目標1.課題提出(20%/40%)清書作品評価(20%/60%)
到達目標2.課題提出(10%/40%)清書作品評価(20%/60%)
到達目標3.課題提出(20%/40%)清書作品評価(20%/60%)


教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
使用しない。授業時にプリントを配布する。
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ