シラバス情報

科目名
リハビリテーション論
担当教員名
大西 正二
ナンバリング
ECg2073
学科
2021年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 日本語・日文コース 2年
学年
2年
開講期
2023年度前期
授業形態
講義
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
本科目は、心理学科の保健科目に該当し、卒業要件の選択科目である。
②科目の概要
本講義では、リハビリテーションの概念と定義を踏まえ、基礎となる人間の運動機能、感覚・認知機能について学ぶ。そして発達領域、中途障害領域のリハビリテーションを中心に、その概要と具体的な支援について学ぶ。
③授業の方法(ALを含む)
対面授業で行う。具体的な支援方法などについて、実技も交えながら進めていく予定。
④到達目標
到達目標①:リハビリテーションの理念を理解し、関わる職種の役割と連携の重要性ついて理解する。
到達目標②:人間の基礎的な運動機能、感覚・認知機能について理解する。
到達目標③:発達領域、中途障害領域における障害像や具体的支援方法について理解する。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EC①-1 基本的理念・概念の理解/EC③-1 興味・関心、主体的な姿勢

第1回
事前学習
インターネットで「リハビリテーションとは?」のキーワードについて検索して、紹介されている内容に目を通しておく。
45分
授業内容
「リハビリテーションの概念・理念・定義」
リハビリテーションの概念や定義に関する歴史的変遷やその背景について
事後学習・次回事前学習
配布した資料を見直し、復習する。
45分
第2回
授業内容
「人間の運動機能の基本」
四肢・体幹の構造や運動、またその発達について
事後学習・次回事前学習
配布した資料を見直し、復習する。
45分
第3回
授業内容
「人間の感覚・認知機能の基本」
外界や身体内部から得られる感覚機能や認知機能、またその発達について
事後学習・次回事前学習
配布した資料を見直し、復習する。
45分
第4回
授業内容
「障害のとらえ方」
ICIDHからICFへの変遷や障害受容について
事後学習・次回事前学習
配布した資料を見直し、復習する。
45分
第5回
授業内容
「リハビリテーションに関わる領域・職種」
リハビリテーションの支援の対象や関わる職種について
事後学習・次回事前学習
配布した資料を見直し、復習する。
45分
第6回
授業内容
「発達領域のリハビリテーション(知的障害児)」
知的障害の障害像や具体的な支援について
事後学習・次回事前学習
配布した資料を見直し、復習する。
45分
第7回
授業内容
「発達領域のリハビリテーション(肢体不自由児)」
肢体不自由児の障害像や具体的な支援について
事後学習・次回事前学習
配布した資料を見直し、復習する。
45分
第8回
授業内容
「発達領域のリハビリテーション(発達性協調運動障害)」
発達性協調運動障害の障害像や具体的な支援について
事後学習・次回事前学習
配布した資料を見直し、復習する。
45分
第9回
授業内容
「発達領域のリハビリテーション(学習障害①)」
学習障害の障害像や具体的な支援について(読み障害)
事後学習・次回事前学習
配布した資料を見直し、復習する。
45分
第10回
授業内容
「発達領域のリハビリテーション(学習障害②)」
学習障害の障害像や具体的な支援について(書き障害)
事後学習・次回事前学習
配布した資料を見直し、復習する。
45分
第11回
授業内容
「発達領域のリハビリテーション(学習障害③)」
事例を通した学習障害児への支援経過について
事後学習・次回事前学習
配布した資料を見直し、復習する。
45分
第12回
授業内容
「中途障害領域のリハビリテーション(高次脳機能障害)」
高次脳機能障害の障害像や具体的な支援について
事後学習・次回事前学習
配布した資料を見直し、復習する。
45分
第13回
授業内容
「中途障害領域のリハビリテーション(脳血管障害)」
脳血管障害の障害像や具体的な支援について
事後学習・次回事前学習
配布した資料を見直し、復習する。
45分
第14回
授業内容
「中途障害領域のリハビリテーション(脊髄損傷)」
脊髄損傷の障害像や具体的な支援について
事後学習・次回事前学習
配布した資料を見直し、復習する。
45分
第15回
授業内容
「リハビリテーションにおける地域支援」
障害児者に対する福祉用具や住宅改修を通した地域支援について
事後学習
配布した資料を見直し、復習する。
45分

フィードバック
授業内容に対する質問・コメントに対して、次の授業の際に解説する予定。
評価方法および評価の基準
各回の授業の最後にミニテストへの取り組み50%、レポート50%で評価し、60点以上を合格とする。
到達目標①:ミニテスト(10%/50%)レポート(25%/50%)
到達目標②:ミニテスト( 5%/50%)
到達目標③:ミニテスト(35%/50%)レポート(25%/50%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
教科書は使用しません
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ