シラバス情報

科目名
肢体不自由教育課程論
担当教員名
加藤 洋一
ナンバリング
EBd4046
学科
2021年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 日本語・日文コース 3年
学年
3年
開講期
2023年度前期
授業形態
講義
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
本科目は児童教育学科の教育理論及び指導法に関する選択科目です。特別支援学校教諭免許状を取得するための必修科目になっています。
②科目の概要
「肢体不自由の心理・生理・病理」及び「肢体不自由教育概論」の内容を踏まえ、肢体不自由教育に関する専門的事項を学ぶ。さらに、肢体不自由教育における今日的課題について教育課程等の観点から理解を深めていく。
③授業の方法(ALを含む)
講義、演習、レポートをもとにしたディスカッション、事例研究など(リアクションペーパー、レポート、ケースメソッド、グループワーク)
ミニテスト/リアクションペーパー/レポート/グループワーク/ディスカッション
④到達目標
1.肢体不自由教育の教育課程の構造と自立活動の意義について説明することができる。
2.肢体不自由児の障害特性に応じて具体的な指導方法を工夫することができる。
3.肢体不自由教育における今日的課題に関する基本的内容を理解し、それに対する考えを述べることができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EB①-4 教材研究、学習指導案作成/EB②-4 子ども理解/EB③-3 主体的・継続的学修

第1回
事前学習
「肢体不自由教育概論」、「肢体不自由児の心理・生理・病理」の内容を復習しておく。
90分
授業内容
肢体不自由教育における教育課程の特徴
事後学習・次回事前学習
第1回授業の復習
重複障害児について参考資料等で概要を掴んでおく。
180分
第2回
授業内容
重複障害児の教育課程
事後学習・次回事前学習
第2回授業の復習
訪問教育について参考資料等で概要を掴んでおく。
180分
第3回
授業内容
訪問教育の現状と課題
事後学習・次回事前学習
第3回授業の復習
各教科の指導と自立活動について参考資料等で概要を掴んでおく。
180分
第4回
授業内容
各教科の指導・自立活動
事後学習・次回事前学習
第4回授業の復習
各教科等を合わせた指導と特別活動について参考資料等で概要を掴んでおく。
180分
第5回
授業内容
各教科等を合わせた指導・特別活動
事後学習・次回事前学習
第5回授業の復習
カリキュラム・マネージメントとアクティブラーニングについて参考資料等で概要を掴んでおく。
180分
第6回
授業内容
カリキュラム・マネージメントとアクティブラーニング
事後学習・次回事前学習
第6回授業の復習
呼吸と摂食指導について参考資料等で概要を掴んでおく。
180分
第7回
授業内容
呼吸と摂食指導
事後学習・次回事前学習
第7回授業の復習
医療的ケアについて参考資料等で概要を掴んでおく。
180分
第8回
授業内容
医療的ケアの現状と課題
事後学習・次回事前学習
第8回授業の復習
アシスティブテクノロジーについて参考資料等で概要を掴んでおく。
180分
第9回
授業内容
コミュニケーション指導・AT(アシスティブテクノロジー)の導入とQOLの向上
事後学習・次回事前学習
第9回授業の復習
キャリア教育と進路指導について参考資料等で概要を掴んでおく。
180分
第10回
授業内容
キャリア教育と進路指導
事後学習・次回事前学習
第10回授業の復習
外部専門家について参考資料等で概要を掴んでおく。
180分
第11回
授業内容
外部専門家導入の現状と課題
事後学習・次回事前学習
第11回授業の復習
交流および共同学習について参考資料等で概要を掴んでおく。
180分
第12回
授業内容
交流および共同学習
事後学習・次回事前学習
第12回授業の復習
学校にとっての関係機関について参考資料等で概要を掴んでおく。
180分
第13回
授業内容
保護者や関係機関との連携
事後学習・次回事前学習
第13回授業の復習
個別指導計画について参考資料等で概要を掴んでおく。
180分
第14回
授業内容
障害特性を踏まえた個別指導計画
事後学習・次回事前学習
第14回授業の復習
今までの学習についてまとめるとともに疑問点を考えておく。
180分
第15回
授業内容
まとめ、最終講義授業内試験
事後学習
これまでの授業内容を復習し、肢体不自由教育の教育課程や今日的課題についての理解を深める。また、教育実習や介護等体験等のインターンシップに役立てる。
90分

フィードバック
毎回の講義に関する課題、レポートを出題し、その課題、レポートへの回答、授業で理解したこと、関心のあること、疑問・質問などを記入する。
課題の解答、または解答例を各回ごとに提示する。疑問や質問については、次回の授業においてコメントをする。
課題については、提出の翌週以降に返却する。
評価方法および評価の基準
各授業における課題及びレポート(40%)への取り組み、試験(60%)で評価し、60点以上を合格とする。
到達目標1 課題及びレポート提出10%/40%、試験20%/60%
到達目標2 課題及びレポート提出15%/40%、試験20%/60%
到達目標3 課題及びレポート提出15%/40%、試験20%/60%

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
指定なし
推薦書・参考文献
【参考図書】
「特別支援学校幼稚部教育要領 特別支援学校小学部・中学部学習指導要領」平成29年4月告示、文部科学省、平成30年、海文堂出版株式会社、本体440円+税
「特別支援学校教育要領・学習指導要領解説自立活動編(幼稚部・小学部・中学部)」平成30年3月、文部科学省、平成30年、開隆堂出版株式会社、本体159円+税
「特別支援学校教育要領・学習指導要領解説総則編(幼稚部・小学部・中学部)」平成30年3月、文部科学省、平成30年、開隆堂出版株式会社、本体343円+税
【その他】
授業内で必要な書籍等を紹介する。

履修上の助言、教員からのメッセージ