シラバス情報

科目名
造形発達と表現
担当教員名
水島 ゆめ
ナンバリング
EAg3061
学科
2021年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 日本語・日文コース 2年
学年
2年
開講期
2023年度後期
授業形態
講義
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
幼児教育学科の学位授与方針2.3に該当する。乳児から児童に至るまでの子どもの発達やその特性を理解し、その生育にいかに関わることが望ましいかについて学ぶことが主眼である。その一つの視座として「子どもの造形行動を通し、その発達や特性を知る」ことは具体的な学びとなる。
②科目の概要
乳幼児の造形表現に潜む意味や特徴的な表現の意味を学び、幼児期から児童期の発達過程について学び、その表現をどう読み取るのか、どのような援助方法や対応があるのか体得していく。
③授業の方法(ALを含む)
プリント、PC、プロジェクター等を用いて画像や映像によって知識を深める。また、実物の児童画へ触れたり、模写を行うことにより身体感覚を通じて子どもの絵画表現への理解を深める。グループでのディスカッションで互いに思考力を高める。復習として授業内容を1冊のスケッチブックにまとめる。
実技、実験/レポート/グループワーク/ディスカッション/レポート(表現)/PBL/創作、制作/ICT
④到達目標
(1)造形発達の内容を理解し、価値観を多様に広げることで、子どものあり方を理解できる。
(2)造形を通して子どもが育つ環境について感じ、造形活動の様子を構想できる。
(3)造形を通して望ましい保育・教育のあり方を探る態度を自ら醸成できる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EA①-1 子どもの心理・発達の理解/EA②-4 保育者の感性/EA③-1 子どもから学び、子どもとともに育つ姿勢

第1回
事前学習
シラバスを含み事前に配布された資料を読んだり学習課題に取り組むなどの予習をする。
90分
授業内容
ガイダンス
事後学習・次回事前学習
授業で学んだ内容を復習しスケッチブックにまとめる。
興味を持った活動は再度体験してみたり、教科書等で調べ確認する。
事前に配布された資料を読んだり学習課題に取り組むなどの予習をする。
身支度、用具・材料等も含めた人的・物的環境を構成する準備を進めておく。
180分
第2回
授業内容
造形表現の意味と役割〜乳・幼児独特の造形表現について〜
事後学習・次回事前学習
授業で学んだ内容を復習しスケッチブックにまとめる。
興味を持った活動は再度体験してみたり、教科書等で調べ確認する。
事前に配布された資料を読んだり学習課題に取り組むなどの予習をする。
身支度、用具・材料等も含めた人的・物的環境を構成する準備を進めておく。
180分
第3回
授業内容
乳・幼児画の発達段階:描き始め(Scribble期・1〜2歳頃)
事後学習・次回事前学習
授業で学んだ内容を復習しスケッチブックにまとめる。
興味を持った活動は再度体験してみたり、教科書等で調べ確認する。
事前に配布された資料を読んだり学習課題に取り組むなどの予習をする。
身支度、用具・材料等も含めた人的・物的環境を構成する準備を進めておく。
180分
第4回
授業内容
作品撮影・模写・分析(Scribble期・1〜2歳頃)
事後学習・次回事前学習
授業で学んだ内容を復習しスケッチブックにまとめる。
興味を持った活動は再度体験してみたり、教科書等で調べ確認する。
事前に配布された資料を読んだり学習課題に取り組むなどの予習をする。
身支度、用具・材料等も含めた人的・物的環境を構成する準備を進めておく。
180分
第5回
授業内容
乳・幼児画の発達段階:意味づけ、カタログ表現(象徴期・3〜4歳頃)
事後学習・次回事前学習
授業で学んだ内容を復習しスケッチブックにまとめる。
興味を持った活動は再度体験してみたり、教科書等で調べ確認する。
事前に配布された資料を読んだり学習課題に取り組むなどの予習をする。
身支度、用具・材料等も含めた人的・物的環境を構成する準備を進めておく。
180分
第6回
授業内容
作品撮影・模写・分析(象徴期・3〜4歳頃)
事後学習・次回事前学習
授業で学んだ内容を復習しスケッチブックにまとめる。
興味を持った活動は再度体験してみたり、教科書等で調べ確認する。
事前に配布された資料を読んだり学習課題に取り組むなどの予習をする。
身支度、用具・材料等も含めた人的・物的環境を構成する準備を進めておく。
180分
第7回
授業内容
乳・幼児画の発達段階:誇張表現、レントゲン表現、アニミズム(図式期・4〜6歳)
事後学習・次回事前学習
授業で学んだ内容を復習しスケッチブックにまとめる。
興味を持った活動は再度体験してみたり、教科書等で調べ確認する。
事前に配布された資料を読んだり学習課題に取り組むなどの予習をする。
身支度、用具・材料等も含めた人的・物的環境を構成する準備を進めておく。
180分
第8回
授業内容
作品撮影・模写・分析(図式期・4〜6歳)
事後学習・次回事前学習
授業で学んだ内容を復習しスケッチブックにまとめる。
興味を持った活動は再度体験してみたり、教科書等で調べ確認する。
事前に配布された資料を読んだり学習課題に取り組むなどの予習をする。
身支度、用具・材料等も含めた人的・物的環境を構成する準備を進めておく。
180分
第9回
授業内容
学童期以降の発達段階(知的リアリズム等・6歳〜)
事後学習・次回事前学習
授業で学んだ内容を復習しスケッチブックにまとめる。
興味を持った活動は再度体験してみたり、教科書等で調べ確認する。
事前に配布された資料を読んだり学習課題に取り組むなどの予習をする。
身支度、用具・材料等も含めた人的・物的環境を構成する準備を進めておく。
180分
第10回
授業内容
作品撮影・模写・分析(知的リアリズム等・6歳〜)
事後学習・次回事前学習
授業で学んだ内容を復習しスケッチブックにまとめる。
興味を持った活動は再度体験してみたり、教科書等で調べ確認する。
事前に配布された資料を読んだり学習課題に取り組むなどの予習をする。
身支度、用具・材料等も含めた人的・物的環境を構成する準備を進めておく。
180分
第11回
授業内容
立体・工作活動の発達段階について
事後学習・次回事前学習
授業で学んだ内容を復習しスケッチブックにまとめる。
興味を持った活動は再度体験してみたり、教科書等で調べ確認する。
事前に配布された資料を読んだり学習課題に取り組むなどの予習をする。
身支度、用具・材料等も含めた人的・物的環境を構成する準備を進めておく。
180分
第12回
授業内容
美術教育における法則化について:教育現場での絵画活動の実践例
事後学習・次回事前学習
授業で学んだ内容を復習しスケッチブックにまとめる。
興味を持った活動は再度体験してみたり、教科書等で調べ確認する。
事前に配布された資料を読んだり学習課題に取り組むなどの予習をする。
身支度、用具・材料等も含めた人的・物的環境を構成する準備を進めておく。
180分
第13回
授業内容
美術教育における法則化について:教育現場での立体・工作活動の実践例
事後学習・次回事前学習
授業で学んだ内容を復習しスケッチブックにまとめる。
興味を持った活動は再度体験してみたり、教科書等で調べ確認する。
事前に配布された資料を読んだり学習課題に取り組むなどの予習をする。
身支度、用具・材料等も含めた人的・物的環境を構成する準備を進めておく。
180分
第14回
授業内容
保幼小の連携と接続に向けて
事後学習・次回事前学習
授業で学んだ内容を復習しスケッチブックにまとめる。
興味を持った活動は再度体験してみたり、教科書等で調べ確認する。
事前に配布された資料を読んだり学習課題に取り組むなどの予習をする。
身支度、用具・材料等も含めた人的・物的環境を構成する準備を進めておく。
180分
第15回
授業内容
総括、ノート提出
事後学習
授業で学んだ内容を復習しスケッチブックにまとめる。
興味を持った活動は再度体験してみたり、教科書等で調べ確認する。
90分

フィードバック
活動や作品等の提出物について授業内において振り返りを行う。
評価方法および評価の基準
講義と実習を通して学ぶので、感じ考えたことや実験してわかったことなどを一冊のスケッチブックにまとめ、自分のための資料集(60%)とすること。そのスケッチブックによって造形表現を手がかりとして子ども達と関わる感性、意欲(40%)を評価する。総合評価60点以上を合格とする。必要に応じてスケッチブック等の提出物について授業内において振り返りを行う。

教科書
推薦書・参考文献
授業内で適宜紹介する

履修上の助言、教員からのメッセージ
◯子どもの気持ちや視線をイメージしながら主体的に学ぶ姿勢を意識しましょう。
◯実技が行われる回は作業しやすい服装を心がけてください。
◯基本的な用具等は、各自で調達・用意をお願いします。
◯友人との共同の活動や後片付けなどの環境設定等に気を配りながら活動しましょう。