シラバス情報

科目名
健康・医療心理学
担当教員名
中村 有
ナンバリング
ECe4053
学科
2021年度 大学 教育人文学部 心理学科 3年
学年
3年
開講期
2023年度後期
授業形態
講義
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
本科目は、心理学科における「生活科目」領域に該当する卒業要件「選択」科目です。公認心理師資格取得を希望する場合は「必修」科目となります。
②科目の概要
「健康」と「医療」を「心理学」の立場からサポートする方法を学びます。具体的には、健康の維持・増進、疾病の予防・治療、それらの原因、健康管理、健康政策まで幅広くかかわるための知識と技術を身につけます。
③授業の方法(ALを含む)
本科目では、講義による解説を中心として、授業内外の疑問の解消のために毎回のリアクションペーパーを導入するとともに、知識の定着・確認を図るべく段階に応じたレポートを実施します。また、各自の理解度を自覚するため、テキスト内にある確認テストを実施します。
リアクションペーパー/レポート/その他(記述内容参照)
④到達目標
1)「人は、潜在能力・治癒力・成長力があると信じる」という立場を理解できる。
2)「人の心身に隠れている良い資源」を発見・活用し、より良い存在へ成長させる技術を習得する。
3)「日常生活の中で健康心理学を活かし、自他が抱える様々な問題を解決するポイント」を評価・実施できる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EC①-4 心理学の理論・概念・技能の活用の理解/EC②-2 分析的思考/EC③-4 理論・概念・知識・技能の主体的活用

第1回
事前学習
事前にUNIVERSALPASSPORTで配布された資料に目を通し、資料内で指定したキーワードについてまとめる。
90分
授業内容
はじめに —オリエンテーションと「健康」についての概説—【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で取り扱った内容をふり返り、理解が不十分な内容があればそれについて整理し、次回のリアクションペーパーに書けるように準備する。
【次回事前学習】予告された次回内容に応じたテキスト部分を通読し、ノートにまとめておく。また、疑問点があれば同じくノートに箇条書きにしておく。
180分
第2回
授業内容
「健康心理学」・「医療心理学」とはどのようなものか① ー「健康心理学」という特別な考え方を、整理するー【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】板書・プリント・テキストの内容を統合し、学習内容をしっかり身につける。理解が不十分な内容があればそれについて整理し、次回のリアクションペーパーに書けるように準備する。
【次回事前学習】予告された次回内容に応じたテキスト部分を通読し、ノートにまとめておく。疑問点があれば同じくノートに箇条書きにしておく。
180分
第3回
授業内容
「健康心理学」・「医療心理学」とはどのようなものか② —「医療」が中心に支えてきた「健康・病気」を「心理学」がサポートする意義を考える—【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】板書・プリント・テキストの内容を統合し、学習内容をしっかり身につける。理解が不十分な内容があればそれについて整理し、次回のリアクションペーパーに書けるように準備する。
【次回事前学習】予告された次回内容に応じたテキスト部分を通読し、ノートにまとめておく。疑問点があれば同じくノートに箇条書きにしておく。
180分
第4回
授業内容
「健康心理学」と「医療心理学」におけるアセスメント —健康心理学・医療心理学それぞれのアセスメント方法を学ぶ—【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】板書・プリント・テキストの内容を統合し、学習内容をしっかり身につける。理解が不十分な内容があればそれについて整理し、次回のリアクションペーパーに書けるように準備する。
【次回事前学習】予告された次回内容に応じたテキスト部分を通読し、ノートにまとめておく。疑問点があれば同じくノートに箇条書きにしておく。
180分
第5回
授業内容
「健康心理学」と「医療心理学」における心理的支援 —健康心理学・医療心理学それぞれの心理的支援方法を学ぶ—【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】板書・プリント・テキストの内容を統合し、学習内容をしっかり身につける。理解が不十分な内容があればそれについて整理し、次回のリアクションペーパーに書けるように準備する。
【次回事前学習】予告された次回内容に応じたテキスト部分を通読し、ノートにまとめておく。疑問点があれば同じくノートに箇条書きにしておく。
180分
第6回
授業内容
健康心理学の実際「ストレスマネジメント」 —ストレスについて理解を深め、どう対応するか学ぶ—【レポート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】板書・プリント・テキストの内容を統合し、学習内容をしっかり身につける。理解が不十分な内容があればそれについて整理し、次回のリアクションペーパーに書けるように準備する。
【次回事前学習】予告された次回内容に応じたテキスト部分を通読し、ノートにまとめておく。疑問点があれば同じくノートに箇条書きにしておく。
180分
第7回
授業内容
医療現場で働くということ ー医療現場とはどんな場所かー【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】板書・プリント・テキストの内容を統合し、学習内容をしっかり身につける。理解が不十分な内容があればそれについて整理し、次回のリアクションペーパーに書けるように準備する。
【次回事前学習】予告された次回内容に応じたテキスト部分を通読し、ノートにまとめておく。疑問点があれば同じくノートに箇条書きにしておく。
180分
第8回
授業内容
医療心理学の実際① —精神科・心療内科—【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】板書・プリント・テキストの内容を統合し、学習内容をしっかり身につける。理解が不十分な内容があればそれについて整理し、次回のリアクションペーパーに書けるように準備する。
【次回事前学習】予告された次回内容に応じたテキスト部分を通読し、ノートにまとめておく。疑問点があれば同じくノートに箇条書きにしておく。
180分
第9回
授業内容
医療心理学の実際② —小児科、児童精神科—【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】板書・プリント・テキストの内容を統合し、学習内容をしっかり身につける。理解が不十分な内容があればそれについて整理し、次回のリアクションペーパーに書けるように準備する。
【次回事前学習】予告された次回内容に応じたテキスト部分を通読し、ノートにまとめておく。疑問点があれば同じくノートに箇条書きにしておく。
180分
第10回
授業内容
医療心理学の実際③ —緩和医療—【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】板書・プリント・テキストの内容を統合し、学習内容をしっかり身につける。理解が不十分な内容があればそれについて整理し、次回のリアクションペーパーに書けるように準備する。
【次回事前学習】予告された次回内容に応じたテキスト部分を通読し、ノートにまとめておく。疑問点があれば同じくノートに箇条書きにしておく。
180分
第11回
授業内容
医療心理学の実際④ —産業精神保健—【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】板書・プリント・テキストの内容を統合し、学習内容をしっかり身につける。理解が不十分な内容があればそれについて整理し、次回のリアクションペーパーに書けるように準備する。
【次回事前学習】予告された次回内容に応じたテキスト部分を通読し、ノートにまとめておく。疑問点があれば同じくノートに箇条書きにしておく。
180分
第12回
授業内容
医療心理学の実際⑤ —院内独立型心理室—【レポート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】板書・プリント・テキストの内容を統合し、学習内容をしっかり身につける。理解が不十分な内容があればそれについて整理し、次回のリアクションペーパーに書けるように準備する。
【次回事前学習】予告された次回内容に応じたテキスト部分を通読し、ノートにまとめておく。疑問点があれば同じくノートに箇条書きにしておく。
180分
第13回
授業内容
施設の外に出た臨床①「地域保健活動」 —地域の中で心理職が機能するには—【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】板書・プリント・テキストの内容を統合し、学習内容をしっかり身につける。理解が不十分な内容があればそれについて整理し、次回のリアクションペーパーに書けるように準備する。
【次回事前学習】予告された次回内容に応じたテキスト部分を通読し、ノートにまとめておく。疑問点があれば同じくノートに箇条書きにしておく。
180分
第14回
授業内容
施設の外に出た臨床②「災害心理学」 —災害下で心理職が機能するためには—【レポート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】板書・プリント・テキストの内容を統合し、学習内容をしっかり身につける。理解が不十分な内容があればそれについて整理し、次回のリアクションペーパーに書けるように準備する。
【次回事前学習】予告された次回内容に応じたテキスト部分を通読し、ノートにまとめておく。疑問点があれば同じくノートに箇条書きにしておく。
180分
第15回
授業内容
まとめ
事後学習
【事後学習】全授業回で学んだことを整理し、実際の生活で活用できるよう準備する。
180分

フィードバック
毎回の授業開始時に、前回授業で受けた質疑について学生全体を対象に応答する。
評価方法および評価の基準
各到達目標ごとに課すレポートを30点とし(配点は下記参照)、学期末におこなう総括の筆記試験(配点は下記参照)を70点とする。
総合評価60点以上が合格とする。
 到達目標1.レポート(  5/30),筆記試験(10点)
 到達目標2.レポート(15/30),筆記試験(40点)
 到達目標3.レポート(10/30),筆記試験(20点)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
公認心理師カリキュラム準拠 健康・医療心理学
宮脇稔・大野太郎・藤本豊・松野俊夫 編
医歯薬出版
978-4-263-26577-2
必須教科書です。毎回、持参してください。
推薦書・参考文献
日本健康心理学会 編(2002)『健康心理学概論』  実務教育出版
小林芳郎 編著(2006)『健康のための心理学』保育出版社
森 和代・石川利江・茂木俊彦 編(2012)『よくわかる健康心理学』 ミネルヴァ書房

履修上の助言、教員からのメッセージ
・2回目以降は、毎回、指定教科書を使用します。必ず持ってくるように。
・合格点に満たない場合は再試験を、公欠・忌引き・交通機関の遅延運休等の場合は追試験を実施します。