シラバス情報

科目名
観察法 1Bクラス
担当教員名
石田 有理
ナンバリング
ECc3029
学科
2021年度 大学 教育人文学部 心理学科 2年
学年
2年
開講期
2023年度前期
授業形態
演習
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
本科目は、研究法,実習科目における選択必修科目の一つである。4年次の卒業研究で活用可能な研究技法を身につける専門科目である。
②科目の概要
人の行動を観察することは、人をよく理解するための大事な方法の一つである。行動観察法は人の行動の意味、人と人との関係、発達の過程などを知るために、心理学の多くの領域で使われる方法であり、誰にでもできるようで、実はしっかりした訓練がないとうまくできない。この技法の基礎を実習を通して学ぶ。授業や卒業研究にだけでなく、将来臨床や実践の場で仕事をする上での基礎技法としても役立つ力をつけることを目指す。
③授業の方法(ALを含む)
観察法に関する知識を深めるとともに、いくつかの小グループに分かれて、ビデオ映像の対人相互作用場面を視聴し、その場面の登場人物の行動の記述・行動の分析を行い、その結果発表までを実施し、観察法の基本を身につける。
実技、実験/レポート/プレゼンテーション
④到達目標
1.行動観察の基本を身につける。
2.観察法を用いて行動の分析を行うことができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EC①-2 実証的研究方法の理解/EC②-3 客観的・科学的な解釈/EC③-2 知識・理解を活用する意欲

第1回
事前学習
シラバスを精読し、心理学における観察法がどのようなものか自分の考えをまとめておく。
90分
授業内容
オリエンテーション
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内で扱った観察法の定義や方法についてノートに整理し、復習する。
[次回事前学習]課題で取り上げる観察手法の概要や手順を心理学事典等及び配布資料等において確認しておく。
180分
第2回
授業内容
観察の基礎を学ぶ(1)[実技][グループワーク]
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で配布した資料をもとに、キーワード等を確実に理解し、課題として観察を行った結果を見直して報告(レポート)をまとめる。
[次回事前学習]課題で取り上げる観察手法の概要や手順を心理学事典等及び配布資料等において確認しておく。
180分
第3回
授業内容
観察の基礎を学ぶ(2)[実技][グループワーク]
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で配布した資料をもとに、キーワード等を確実に理解し、課題として観察を行った結果を見直して報告(レポート)をまとめる。
[次回事前学習]課題で取り上げる観察手法の概要や手順を心理学事典等及び配布資料等において確認しておく。
180分
第4回
授業内容
観察の基礎を学ぶ(3)[実技][グループワーク]
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で配布した資料をもとに、キーワード等を確実に理解し、課題として観察を行った結果を見直して報告(レポート)をまとめる。
[次回事前学習]課題で取り上げる観察手法の概要や手順を心理学事典等及び配布資料等において確認しておく。
180分
第5回
授業内容
映像の行動観察の記述を行う(1) [実技][グループワーク]
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で配布した資料をもとに、キーワード等を確実に理解し、課題として観察を行った結果を見直して報告(レポート)をまとめる。
[次回事前学習]課題で取り上げる観察手法の概要や手順を心理学事典等及び配布資料等において確認しておく。
180分
第6回
授業内容
映像の行動観察の記述を行う(2) [実技][グループワーク]
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で配布した資料をもとに、キーワード等を確実に理解し、課題として観察を行った結果を見直して報告(レポート)をまとめる。
[次回事前学習]課題で取り上げる観察手法の概要や手順を心理学事典等及び配布資料等において確認しておく。
180分
第7回
授業内容
観察法を用いて、行動分析を行う(1)[実技][グループワーク]
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で配布した資料をもとに、キーワード等を確実に理解し、課題として観察を行った結果を見直して報告(レポート)をまとめる。
[次回事前学習]課題で取り上げる観察手法の概要や手順を心理学事典等及び配布資料等において確認しておく。
180分
第8回
授業内容
観察法を用いて、行動分析を行う(2)[実技][グループワーク]
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で配布した資料をもとに、キーワード等を確実に理解し、課題として観察を行った結果を見直して報告(レポート)をまとめる。
[次回事前学習]課題で取り上げる観察手法の概要や手順を心理学事典等及び配布資料等において確認しておく。
180分
第9回
授業内容
映像の行動観察の記述を行う(3) [実技][グループワーク]
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で配布した資料をもとに、キーワード等を確実に理解し、課題として観察を行った結果を見直して報告(レポート)をまとめる。
[次回事前学習]課題で取り上げる観察手法の概要や手順を心理学事典等及び配布資料等において確認しておく。
180分
第10回
授業内容
映像の行動観察の記述を行う(4) [実技][グループワーク]
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で配布した資料をもとに、キーワード等を確実に理解し、課題として観察を行った結果を見直して報告(レポート)をまとめる。
[次回事前学習]課題で取り上げる観察手法の概要や手順を心理学事典等及び配布資料等において確認しておく。
180分
第11回
授業内容
観察法を用いて、行動分析を行う(3)[実技][グループワーク]
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で配布した資料をもとに、キーワード等を確実に理解し、課題として観察を行った結果を見直して報告(レポート)をまとめる。
[次回事前学習]課題で取り上げる観察手法の概要や手順を心理学事典等及び配布資料等において確認しておく。
180分
第12回
授業内容
観察法を用いて、行動分析を行う(4)[実技][グループワーク]
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で配布した資料をもとに、キーワード等を確実に理解し、課題として観察を行った結果を見直して報告(レポート)をまとめる。
[次回事前学習]課題で取り上げる観察手法の概要や手順を心理学事典等及び配布資料等において確認しておく。
180分
第13回
授業内容
行動の分析結果の比較を行う[実技][グループワーク]
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で配布した資料をもとに、キーワード等を確実に理解し、課題として観察を行った結果を見直して報告(レポート)をまとめる。
[次回事前学習]分析結果の発表準備を行う。
180分
第14回
授業内容
分析結果発表[実技][グループワーク]
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で配布した資料をもとに、キーワード等を確実に理解し、課題として観察を行った結果を見直して報告(レポート)をまとめる。
[次回事前学習]授業内での発表内容を振り返り、レポートを完成させる。
180分
第15回
授業内容
まとめ[プレゼンテーション]
事後学習
レポート講評をうけて、レポートに加筆・修正をする。
90分

フィードバック
提出された各実習レポートに対し、毎回フィードバックを行う。
評価方法および評価の基準
各実習のレポート(60%)、期末レポート(30%)、平常点(10%)とし、100点換算で総合評価60点以上を合格とする。
到達目標1.レポート60% 平常点5%
到達目標2.レポート30% 平常点5%

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
教科書は指定しない
推薦書・参考文献
中澤潤也「心理学マニュアル観察法」北王路書房
柴山真琴「子どもエスノグラフィー入門」新曜社

履修上の助言、教員からのメッセージ
グループワークと実技を主とした科目のため、休まず、積極的、主体的に受講してください。