教員名 : 小笠原 典子
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科目名
日本語能力試験対策講座Ⅰ
担当教員名
小笠原 典子
ナンバリング
NEi2054
学科
2021年度 大学 教育人文学部 児童教育学科 1年
学年
1年
開講期
2023年度前期
授業形態
演習
単位数
1.00単位
実務経験の有無
無
実務経験および科目との関連性
無
ねらい
①科目の性格
この科目は共通科目−日本語(非母語者向)領域の選択科目にあたる。かつ、日本語学修プログラムの選択科目である。留学生のための選択科目であり、日本語能力試験N1合格を目指し、資格取得に必要な知識を学修する。
②科目の概要
日本語能力試験の出題項目(文字語彙・文法・読解・聴解)のうち、文法、文字語彙を中心に学習を進める。基本的知識の習得に続いて、演習問題を通して学習内容を確認し、さらに解説を加えるという形で実践的に学習を進める。
③授業の方法(ALを含む)
① 日本語能力試験は言語知識(文字・語彙、文法)、読解、聴解からなっている。この授業ではこのうち、文字・語彙、文法に特化して学習を進める。本試験は、問題1(漢字読み)、問題2(文脈規定):文に合う言葉を選ぶ、問題3(言い換える類義):意味がほぼ同じで入れ替え可能な語を選ぶ、問題4(用法):正しく使われている語を選ぶ、問題5(文法形式の判断):文に合う文型を選ぶ、問題6(文の組み立て):語を並べ替えて文を完成する、問題7(文章の文法):文章の中の空欄に適切な語を選ぶ、からなっている。問題1から問題7までの問題を練習問題形式で解き、解説を加える形で授業を進める。
② 模擬試験形式の練習問題は毎回授業前に配布し、授業参加までに自学習で課題に取り組む。問題は本試験と同じ形式であり、毎回模擬試験(ミニテスト)の形で問題に取り組む。 ③ 疑問点、不明な点について 授業中の質問は随時可能で、都度フィードバックを行う。リアクションペーパーにて学びを確認できる。 ④ 能力試験対策講座であるためできるだけ多くの演習問題を実施するが、学習効果を上げるためすでに学んだ知識の理解が必要で、課外での自学習が求められる。 【ミニテスト】【リアクションペーパー】 ミニテスト/リアクションペーパー
④到達目標
1 日本語能力試験N1合格に求められる知識(文字)を習得し、試験に合格することができる。
2 日本語能力試験N1合格に求められる知識(語彙)を習得し、試験に合格することができる。 3 日本語能力試験N1合格に求められる知識(文法)を習得し、試験に合格することができる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NE①-1 読み解く力/NE①-5 論理的に表現する力/NE⑦-5 日本語運用能力
第1回
事前学習
① 日本語能力試験N2レベルまでの文型を各自の所有テキストで復習し、習得度合いを確認しておく。第1回授業で、模擬テスト形式で文型を中心に習得度を確認する。(240分)
所要時間は記述内容を参照
授業内容
① 授業のオリエンテーション
② 「N2までの練習問題」の実施・解説・フィードバック 【ミニテスト】【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習
【事後学習】 文字語彙・文法について取り扱った内容を見直し、整理をする。また、文法については、学習した文法形式を使った短文作成を課題として提示する。課題は次回授業参加時に提出する。(90分)
【事前学習】 ①第2回授業では、模擬テスト形式「練習問題 第1回」を学習する。この練習問題に取り組み、解答を準備して、次回授業に参加する。次回授業で解答、解説を行う。 ②練習問題はUniversal Passportを通して配布 、あるいは教場で配布予定。(90分) 所要時間は記述内容を参照
第2回
授業内容
① 「練習問題第1回」の解答と解説を行う。授業でははじめに問題5・6・7を中心に解説し、その後問題1・2・3・4に取り組む。
② 解説中に疑問点が出たら、その都度質問を受け、解説を行っていく。 ③ 次回授業で使用する教材の配布。 【ミニテスト】【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習
【事後学習】 文字語彙・文法について取り扱った内容を見直し、整理をする。また、文法については、学習した文法形式を使った短文作成を課題として提示する。課題は次回授業参加時に提出する。(90分)
【事前学習】 ①第3回授業では、模擬テスト形式「練習問題 第2回」を学習する。この練習問題に取り組み、解答を準備して、次回授業に参加する。次回授業で解答、解説を行う。 ②練習問題はUniversal Passportを通して配布 、あるいは教場で配布予定。(90分) 所要時間は記述内容を参照
第3回
授業内容
① 「練習問題第2回」の解答と解説を行う。授業でははじめに問題5・6・7を中心に解説し、その後問題1・2・3・4に取り組む。
② 解説中に疑問点が出たら、その都度質問を受け、解説を行っていく。 ③ 次回授業で使用する教材の配布。 【ミニテスト】【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習
【事後学習】 文字語彙・文法について取り扱った内容を見直し、整理をする。また、文法については、学習した文法形式を使った短文作成を課題として提示する。課題は次回授業参加時に提出する。(90分)
【事前学習】 ①第4回授業では、模擬テスト形式「練習問題 第3回」を学習する。この練習問題に取り組み、解答を準備して、次回授業に参加する。次回授業で解答、解説を行う。 ②練習問題はUniversal Passportを通して配布 、あるいは教場で配布予定。(90分) 所要時間は記述内容を参照
第4回
授業内容
① 「練習問題第3回」の解答と解説を行う。授業でははじめに問題5・6・7を中心に解説し、その後問題1・2・3・4に取り組む。
② 解説中に疑問点が出たら、その都度質問を受け、解説を行っていく。 ③ 次回授業で使用する教材の配布。 【ミニテスト】【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習
【事後学習】 文字語彙・文法について取り扱った内容を見直し、整理をする。また、文法については、学習した文法形式を使った短文作成を課題として提示する。課題は次回授業参加時に提出する。(90分)
【事前学習】 ①第5回授業では、模擬テスト形式「練習問題 第4回」を学習する。この練習問題に取り組み、解答を準備して、次回授業に参加する。次回授業で解答、解説を行う。 ②練習問題はUniversal Passportを通して配布 、あるいは教場で配布予定。(90分) 所要時間は記述内容を参照
第5回
授業内容
① 「練習問題第4回」の解答と解説を行う。授業でははじめに問題5・6・7を中心に解説し、その後問題1・2・3・4に取り組む。
② 解説中に疑問点が出たら、その都度質問を受け、解説を行っていく。 ③ 次回授業で使用する教材の配布。 【ミニテスト】【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習
【事後学習】 文字語彙・文法について取り扱った内容を見直し、整理をする。また、文法については、学習した文法形式を使った短文作成を課題として提示する。課題は次回授業参加時に提出する。(90分)
【事前学習】 ①第6回授業では、模擬テスト形式「練習問題 第5回」を学習する。この練習問題に取り組み、解答を準備して、次回授業に参加する。次回授業で解答、解説を行う。 ②練習問題はUniversal Passportを通して配布 、あるいは教場で配布予定。(90分) 所要時間は記述内容を参照
第6回
授業内容
① 「練習問題第5回」の解答と解説を行う。授業でははじめに問題5・6・7を中心に解説し、その後問題1・2・3・4に取り組む。
② 解説中に疑問点が出たら、その都度質問を受け、解説を行っていく。 ③ 次回授業で使用する教材の配布。 【ミニテスト】【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習
【事後学習】 文字語彙・文法について取り扱った内容を見直し、整理をする。また、文法については、学習した文法形式を使った短文作成を課題として提示する。課題は次回授業参加時に提出する。(90分)
【事前学習】 ①第7回授業では、模擬テスト形式「練習問題 第6回」を学習する。この練習問題に取り組み、解答を準備して、次回授業に参加する。次回授業で解答、解説を行う。 ②練習問題はUniversal Passportを通して配布 、あるいは教場で配布予定。(90分) 所要時間は記述内容を参照
第7回
授業内容
① 「練習問題第6回」の解答と解説を行う。授業でははじめに問題5・6・7を中心に解説し、その後問題1・2・3・4に取り組む。
② 解説中に疑問点が出たら、その都度質問を受け、解説を行っていく。 ③ 次回授業で使用する教材の配布。 【ミニテスト】【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習
【事後学習】 文字語彙・文法について取り扱った内容を見直し、整理をする。また、文法については、学習した文法形式を使った短文作成を課題として提示する。課題は次回授業参加時に提出する。(90分)
【事前学習】 ①第8回授業では、模擬テスト形式「練習問題 第7回」を学習する。この練習問題に取り組み、解答を準備して、次回授業に参加する。次回授業で解答、解説を行う。 ②練習問題はUniversal Passportを通して配布 、あるいは教場で配布予定。(90分) 所要時間は記述内容を参照
第8回
授業内容
① 「練習問題第7回」の解答と解説を行う。授業でははじめに問題5・6・7を中心に解説し、その後問題1・2・3・4に取り組む。
② 解説中に疑問点が出たら、その都度質問を受け、解説を行っていく。 ③ 次回授業で使用する教材の配布。 【ミニテスト】【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習
【事後学習】 文字語彙・文法について取り扱った内容を見直し、整理をする。また、文法については、学習した文法形式を使った短文作成を課題として提示する。課題は次回授業参加時に提出する。(90分)
【事前学習】 ①第9回授業では、模擬テスト形式「練習問題 第8回」を学習する。この練習問題に取り組み、解答を準備して、次回授業に参加する。次回授業で解答、解説を行う。 ②練習問題はUniversal Passportを通して配布 、あるいは教場で配布予定。(90分) 所要時間は記述内容を参照
第9回
授業内容
① 「練習問題第8回」の解答と解説を行う。授業でははじめに問題5・6・7を中心に解説し、その後問題1・2・3・4に取り組む。
② 解説中に疑問点が出たら、その都度質問を受け、解説を行っていく。 ③ 次回授業で使用する教材の配布。 【ミニテスト】【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習
【事後学習】 文字語彙・文法について取り扱った内容を見直し、整理をする。また、文法については、学習した文法形式を使った短文作成を課題として提示する。課題は次回授業参加時に提出する。(90分)
【事前学習】 ①第10回授業では、模擬テスト形式「練習問題 第9回」を学習する。この練習問題に取り組み、解答を準備して、次回授業に参加する。次回授業で解答、解説を行う。 ②練習問題はUniversal Passportを通して配布 、あるいは教場で配布予定。(90分) 所要時間は記述内容を参照
第10回
授業内容
① 「練習問題第9回」の解答と解説を行う。授業でははじめに問題5・6・7を中心に解説し、その後問題1・2・3・4に取り組む。
② 解説中に疑問点が出たら、その都度質問を受け、解説を行っていく。 ③ 次回授業で使用する教材の配布。 【ミニテスト】【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習
【事後学習】 文字語彙・文法について取り扱った内容を見直し、整理をする。また、文法については、学習した文法形式を使った短文作成を課題として提示する。課題は次回授業参加時に提出する。(90分)
【事前学習】 ①第11回授業では、模擬テスト形式「練習問題 第10回」を学習する。この練習問題に取り組み、解答を準備して、次回授業に参加する。次回授業で解答、解説を行う。 ②練習問題はUniversal Passportを通して配布 、あるいは教場で配布予定。(90分) 所要時間は記述内容を参照
第11回
授業内容
① 「練習問題第10回」の解答と解説を行う。授業でははじめに問題5・6・7を中心に解説し、その後問題1・2・3・4に取り組む。
② 解説中に疑問点が出たら、その都度質問を受け、解説を行っていく。 ③ 次回授業で使用する教材の配布。 【ミニテスト】【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習
【事後学習】 文字語彙・文法について取り扱った内容を見直し、整理をする。また、文法については、学習した文法形式を使った短文作成を課題として提示する。課題は次回授業参加時に提出する。(90分)
【事前学習】 ①第12回授業では、模擬テスト形式「練習問題 第11回」を学習する。この練習問題に取り組み、解答を準備して、次回授業に参加する。次回授業で解答、解説を行う。 ②練習問題はUniversal Passportを通して配布 、あるいは教場で配布予定。(90分) 所要時間は記述内容を参照
第12回
授業内容
日本語能力試験(2022年7月実施予定)直前の授業の場合、今学期中間まとめとして言語知識(文字語彙・文法)領域の模擬試験練習を行う。
実施直前でなければ、以下の内容で授業を行う。 ① 「練習問題第11回」の解答と解説を行う。授業でははじめに問題5・6・7を中心に解説し、その後問題1・2・3・4に取り組む。 ② 解説中に疑問点が出たら、その都度質問を受け、解説を行っていく。 ③ 次回授業で使用する教材の配布。 【ミニテスト】【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習
【事後学習】 文字語彙・文法について取り扱った内容を見直し、整理をする。また、文法については、学習した文法形式を使った短文作成を課題として提示する。課題は次回授業参加時に提出する。(90分)
【事前学習】 ①第13回授業では、模擬テスト形式「練習問題 第12回」を学習する。この練習問題に取り組み、解答を準備して、次回授業に参加する。次回授業で解答、解説を行う。 ②練習問題はUniversal Passportを通して配布 、あるいは教場で配布予定。(90分) 所要時間は記述内容を参照
第13回
授業内容
① 「練習問題第12回」の解答と解説を行う。授業でははじめに問題5・6・7を中心に解説し、その後問題1・2・3・4に取り組む。
② 解説中に疑問点が出たら、その都度質問を受け、解説を行っていく。 ③ 次回授業で使用する教材の配布。 【ミニテスト】【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習
【事後学習】 文字語彙・文法について取り扱った内容を見直し、整理をする。また、文法については、学習した文法形式を使った短文作成を課題として提示する。課題は次回授業参加時に提出する。(90分)
【事前学習】 ①第14回授業では、模擬テスト形式で前期のまとめを行う。 ②これまでに学習した内容の総復習を行う。(120分) 所要時間は記述内容を参照
第14回
授業内容
今学期のまとめを日本語能力試験模擬試験の形(問題1〜問題7)で行う。
【ミニテスト】【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習
【事後学習】 まとめ問題の見直しを行い、不明点などを次回までに調べておく。(90分)
【事前学習】 授業後に提示された課題と、これまでに未提出の課題に取り組み、次週に提出する。(150分) 所要時間は記述内容を参照
第15回
授業内容
前週に実施したまとめの解答と解説を行う。
【ミニテスト】【リアクションペーパー】 事後学習
【事後学習】 第1回〜第15回までの授業内容の復習とまとめの結果を整理する。(120分)
所要時間は記述内容を参照
フィードバック
①事後学習で提示した課題については、提出後添削の上次回授業時にフィードバックを行う。
②授業時に行った練習問題(ミニテスト、模擬試験を含む)については実施当日解答を提示し、フィードバックを行う。 評価方法および評価の基準
各授業で提示する項目の理解、演習問題や課題への取り組み(40%)とミニテスト、模擬試験(60%)で評価し、60点以上を合格とする。
到達目標1 10%/40% 10%/60% 到達目標2 10%/40% 15%/60% 到達目標3 20%/40% 35%/60% 教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
授業中にプリントを配布する予定だが、第1回授業までに教科書使用の有無を含め、UNIVERSAL PASSPORTを通して指示する。
推薦書・参考文献
参考辞典
辞書名:どんなときどう使う日本語表現文型辞典 著者:友松悦子、和栗雅子、宮本淳 出版社:アルク 履修上の助言、教員からのメッセージ
①この授業は日本語能力試験合格を目指す授業です。合格のため準備し、学習すべき項目が非常に多く、授業内ですべて提示することが難しいですが、授業で提示した内容については確実に身につけてほしいと考えています。そのため事前学習で予習をし、事後学習でしっかり復習を行うことが大切になります。
②理解が難しい事柄については、授業中に質問をしてください。その都度説明しますので、ためらわずに手を挙げてください。 ③日本語能力試験第1回(7月実施予定)の受験を予定している場合、申込期限に気をつけ手続きをしてください。 |