シラバス情報

科目名
卒業研究 0Aクラス
担当教員名
冨山 哲也
ナンバリング
EBm5111
学科
2021年度 大学 教育人文学部 児童教育学科 4年
学年
4年
開講期
2023年度前期、2023年度後期
授業形態
演習
単位数
4.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
教員及び指導主事、教科調査官(文部科学省)の経験をもつ教員が担当し、教育現場での実践等を踏まえ、国語科教育学を中心とする内容について、課題の設定、情報の収集、分析・検証、結論の提示に至る研究の進め方を指導する。

ねらい
①科目の性格
この科目は児童教育学科の「演習」の必修科目である。児童教育学科の大学における学びの総まとめとして、3年でのゼミナールに引き続き、自らの興味・関心をもつ分野に関してテーマを絞り、一つの研究論文にしてまとめる。
②科目の概要
自らの興味・関心を持った分野の一つのテーマに関して、先行研究や資料・文献の収集を行い、整理し、自分の考えを加えて研究論文としてまとめる。他の受講生からの批評や意見をもらったり、担当教員からの指導を受けたりしながら研究を進めていく。7月に途中経過報告。10月に第一次原稿提出、12月に最終提出と、段階的に進度の目安を持って進めるものとする。
③授業の方法(ALを含む)
個々が研究を進める演習を中心とし、定期的に研究の進捗状況の交流とディスカッションを行う。
ディスカッション/プレゼンテーション/PBL/論文
④到達目標
1.研究の進め方、論文の書き方について理解して自身の論文に応用することができる。(提出物35%、研究に取り組む姿勢10%)
2.自らが興味・関心をもったテーマを考究した過程について、一定枚数の研究論文にまとめることができる。(提出物35%、研究に取り組む姿勢10%)
3.研究を進める過程で、他者とコミュニケーションし、他者の研究に寄与することができる。(研究に取り組む姿勢10%)
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
KB③-3 主体的・継続的学修

内容
卒業研究では、3年次のゼミナールでテーマや研究の方向付けをしてきたことや自己の興味・関心をもった分野の項目を基に、学生自らが研究テーマを決め、自ら積極的に研究活動に取り組み、最終的に研究論文にまとめる。
 研究を進める過程では、卒業研究ゼミの他の受講者と途中経過を報告し合い、進度の確認や研究内容研究手法の理解共有を図り、進める。
 前期は、テーマの確定と調査、研究方法の見通しをもつことを目指す。発表や質疑応答を通して、より精度の高い研究になるような手だてをとる。後期は、教育実習やこれまで大学での学びを生かし、必要な文献収集、調査等を継続しながら研究をまとめる。
主な取り組み内容
 ・テーマ(研究題目)の決定 【PBL】 
 ・先行研究の収集
 ・各種調査の計画実施(アンケート調査、聞き取り調査、現地調査等)
 ・作品などの設計、制作 【実技】
 ・教育実践への活用の考察 【ディスカッション】
 ・研究全体の考察を考え、内容の決定 【プレゼンテーション】
 ・研究論文中の図表の作成及び論文の執筆 【論文】
 ・卒業論文の全体的形式を整える。 【論文】
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
【事前予習】文献等にあたり、研究を深める[各授業に対して90分]。
【事後学修】教員や同じゼミの学生からの助言を基に研究を進める[各授業に対して90分]。

フィードバック
研究の進捗状況に応じて提出させるレポートにコメントを付す。また、個別指導の時間を計画的に設けて、質問等に対応する。
評価方法および評価の基準
卒業研究(提出された卒業論文)(70%)を評価対象とし、特に学生自身の取組や自己の考えが十分に表現されていることを重視する。研究テーマに取り組む姿勢(30%)などを含めて総合的に判断する。 60点以上を合格とする。

教科書
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ