シラバス情報

科目名
卒業研究ゼミナール 0Hクラス
担当教員名
塚田 昭一
ナンバリング
EBm4110
学科
2021年度 大学 教育人文学部 児童教育学科 3年
学年
3年
開講期
2023年度前期、2023年度後期
授業形態
演習
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
学校現場における教員経験のある者がその経験を活かし、学校教育に関する研究について指導する。

ねらい
①科目の性格
本科目は、児童教育学科の「演習」の必修科目である。本科目のねらいは、児童教育学科の大学における学びの総まとめである卒業研究(4年次)の準備として、調査研究の方法や論文作成の方法等を学ぶとともに、自らの興味・関心をもつ問題や課題の解決を目指し、その探究の方法を身につけることである。3年次のゼミナールは4年次の卒業研究に連動する。研究分野に関する情報を収集し、研究のテーマや内容を検討しておく必要がある。
②科目の概要
各自の興味・関心のある研究分野から、問題や課題を見出す方法、資料や文献などの情報収集と整理の方法、研究論文の読み方や書き方などを学び理解する。
③授業の方法(ALを含む)
本科目は個人研究を基本とするが、グループワークなどの協議なども取り入れながら授業を行う。
レポート/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション/PBL
④到達目標
1.卒業研究の進め方やテーマの持ち方に関する方法を理解することができる。
2.4年次の卒業研究を迅速・的確に展開できるよう、研究仮説の設定や計画の立案、テーマの設定などを行うことができる。




⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EB③-3 主体的・継続的学修

内容
演習(ゼミ)では、学生の自主的な活動を前提に、各自の興味・関心に応じた卒業研究の進め方や内容を具体的に模索するプロセスを学ぶ活動を展開する。授業は少人数の討論形式で進めることを基本とする。担当教員の専門分野をもとに、学生が自由にゼミを選択する形式にしている。

 前期は、卒業研究のテーマの絞り込みにむけて、論文作成の概要理解と方法論の基礎を学ぶことを中心に授業を実施する。【PBL】【論文】

 ①各自が興味・関心のあるテーマを決め、発表、質疑応答、討論を行い、互いのテーマを深めあう。
 ②担当教員からは、論文作成の手続きや文章作成のポイントを理解する資料を提示する。

 後期には、小学校の授業参観など学外授業の機会を設ける。卒業研究のテーマ選択及び決定に向けて以下のような活動を展開する。【グループワーク】【プレゼンテーション】

 ①各自の興味・関心を持つ研究分野に関する資料・文献の収集を行う。
 ②調査用紙の作成など研究を進める準備に取りかかる。その過程をゼミの中で発表し、研究・調査・分析・考察に関する手法などを共有する。
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
【事前学習】前期には、文献検索、手法の検討、報告の準備等を行う。後期には、各自のテーマに合わせた研究、調査を進め、報告準備を行う。また、指定読書に関する提案担当者はレポートを作成する。(180分)
【事後学習】質疑応答の内容、担当教員からの指導をふまえ、各自の研究を発展させ、加除・訂正したものを提出する。(180分)

フィードバック
毎授業の最初に前回授業の質疑に返答し、理解を深められるようにする。
評価方法および評価の基準
研究テーマに取り組む姿勢とその成果が発表やレポート等に表現されていることを評価対象とする。具体的には、発表内容及び提出物の評価(60点)、担当教員や仲間のゼミ生と協調しながら積極的に取り組む姿勢(40点)という配点とし、総合評価60点以上を合格とする。
到達目標1.提出物30%/60%、研究に取り組む姿勢20%/40%
到達目標2.提出物30%/60%、研究に取り組む姿勢20%/40%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
無し
推薦書・参考文献
学習の輪 アメリカの協同学習入門:ジョンソンD. W.他 二瓶社
その他、その都度、推薦して提示する。

履修上の助言、教員からのメッセージ
ゼミ活動、研究計画表に沿って計画的に研究を行うこと。