シラバス情報

科目名
保育・教育心理学 1Aクラス
担当教員名
長田 瑞恵
ナンバリング
EAd1035
学科
2021年度 大学 教育人文学部 幼児教育学科 1年
学年
1年
開講期
2023年度前期
授業形態
講義
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
幼稚園教諭一種免許状取得のための必修科目であり、保育士養成課程教育カリキュラムに関わる科目の一つである。1年次の最初に学ぶ専門科目の一つとして、後の養成課程の基礎の一部を成すものである。保育とは人が人を育てることを通して自らもまた育つ営みであることを踏まえ、学習の対象を乳幼児から児童期を中心にしつつも、生涯発達的視点から胎児期から老年期まで理解する。
②科目の概要
発達という概念について理解を深め、人間の一生の中の最初期である乳幼児期とから児童期、青年期の各時期における心身の発達の過程と特徴、具体的には運動、言語、認知及び社会性等の特徴についての基礎的な知識を理解することを目指す。理解する。そして、発達や学習の過程、生涯発達の観点から考えた障がいについても理解を深める。また、子どもが人との相互的かかわりを通して発達していくことを具体的に理解する。
③授業の方法(ALを含む)
講義形式ではあるが,学生自らが主体的に事前・事後学習を行うアクティヴラーニングを目指す。各テーマに沿って,各自事前学習として内容のレジュメを作成してくることを課題とする。授業資料はUNIVRSAL PASSPORTで提示する。授業はテキストの内容に加え,適宜必要な内容をプリント等で提示する。学生は主体的にレジュメ作成,ノートテイキング,課題への取り組みなどを行うことで,知識だけでなく学習の基本的スキルを身につける。各回の授業の最後には,リアクションペーパーの作成を行う。リアクションペーパーで多かった疑問や意見には授業内で教員がコメントをフィードバックする。
リアクションペーパー/レポート
④到達目標
(1)特に乳幼児期から児童期にかけての身体的、心理的発達について重要性を理解する。
(2)教育における発達理解の意義について理解を深める。
(3)発達と学習活動を支援する基礎を学ぶための基礎的知識を身につける。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EA①-1 子どもの心理・発達の理解/EA②-1 子どもの人権尊重/EA③-1 子どもから学び、子どもとともに育つ姿勢

第1回
事前学習
事前学習:第1回授業内容「保育と心理学(1):保育における実証性と保育実践」について、教科書の該当箇所を読み、各自レジュメを作成する。疑問点をまとめておく。
90分
授業内容
「保育と心理学(1):保育における実証性と保育実践」について、各自のレジュメを手元に置きながら講義を受け、主体的に学びを深める。各自作成したレジュメは、授業終了時に教員が回収し、内容を確認する。
事後学習・次回事前学習
事後学習:第1回授業内容「保育と心理学(1):保育における実証性と保育実践」について、授業内容や配布資料、各自のノートを復習することで理解を深める。(90分)
事前学習:第2回授業内容「保育と心理学(2):発達の記述から教育の規定へ・発達の独自性」について、教科書の該当箇所を読み、各自レジュメを作成する。疑問点をまとめておく。(90分)
180分
第2回
授業内容
「保育と心理学(2):発達の記述から教育の規定へ・発達の独自性」について、各自のレジュメを手元に置きながら講義を受け、主体的に学びを深める。各自作成したレジュメは、授業終了時に教員が回収し、内容を確認する。
事後学習・次回事前学習
事後学習:第2回授業内容「保育と心理学(2):発達の記述から教育の規定へ・発達の独自性」について、授業内容や配布資料、各自のノートを復習することで理解を深める。また、第1回レジュメを返却するので、第1回の内容についても再度復習を行う。(90分)
事前学習:第3回授業内容「子どもの発達と保育環境(1):発達観・子ども観と保育観」について、教科書の該当箇所を読み、各自レジュメを作成する。疑問点をまとめておく。(90分)
180分
第3回
授業内容
「子どもの発達と保育環境(1):発達観・子ども観と保育観」について、各自のレジュメを手元に置きながら講義を受け、主体的に学びを深める。各自作成したレジュメは、授業終了時に教員が回収し、内容を確認する。
事後学習・次回事前学習
事後学習:第3回授業内容「子どもの発達と保育環境(1):発達観・子ども観と保育観」について、授業内容や配布資料、各自のノートを復習することで理解を深める。また、第2回レジュメを返却するので、第2回の内容についても再度復習を行う。(90分)
事前学習:第4回授業内容「子どもの発達と保育環境(2):子どもの発達と環境」について、教科書の該当箇所を読み、各自レジュメを作成する。疑問点をまとめておく。(90分)
180分
第4回
授業内容
「子どもの発達と保育環境(2):子どもの発達と環境」について、各自のレジュメを手元に置きながら講義を受け、主体的に学びを深める。各自作成したレジュメは、授業終了時に教員が回収し、内容を確認する。
事後学習・次回事前学習
事後学習:第4回授業内容「子どもの発達と保育環境(2):子どもの発達と環境」について、授業内容や配布資料、各自のノートを復習することで理解を深める。また、第3回レジュメを返却するので、第3回の内容についても再度復習を行う。(90分)
事前学習:第5回授業内容「子どもの発達と保育環境(3):社会情動的スキル・感情・自己の発達」について、教科書の該当箇所を読み、各自レジュメを作成する。疑問点をまとめておく。(90分)
180分
第5回
授業内容
「子どもの発達と保育環境(3):社会情動的スキル・感情・自己の発達」について、各自のレジュメを手元に置きながら講義を受け、主体的に学びを深める。各自作成したレジュメは、授業終了時に教員が回収し、内容を確認する。
事後学習・次回事前学習
事後学習:第5回授業内容「子どもの発達と保育環境(3):社会情動的スキル・感情・自己の発達」について、授業内容や配布資料、各自のノートを復習することで理解を深める。また、第4回レジュメを返却するので、第4回の内容についても再度復習を行う。(90分)
事前学習:第6回授業内容「子どもの発達と保育環境(4):身体的機能と運動機能の発達」ついて、教科書の該当箇所を読み、各自レジュメを作成する。疑問点をまとめておく。(90分)
180分
第6回
授業内容
「子どもの発達と保育環境(4):身体的機能と運動機能の発達」について、各自のレジュメを手元に置きながら講義を受け、主体的に学びを深める。各自作成したレジュメは、授業終了時に教員が回収し、内容を確認する。
事後学習・次回事前学習
事後学習:第6回授業内容「子どもの発達と保育環境(4):身体的機能と運動機能の発達」について、授業内容や配布資料、各自のノートを復習することで理解を深める。また、第5回レジュメを返却するので、第5回の内容についても再度復習を行う。(90分)
事前学習:第7回授業内容「子どもの発達と保育環境(5):知覚と認知の発達」について、教科書の該当箇所を読み、各自レジュメを作成する。疑問点をまとめておく。(90分)
180分
第7回
授業内容
「子どもの発達と保育環境(5):知覚と認知の発達」について、各自のレジュメを手元に置きながら講義を受け、主体的に学びを深める。各自作成したレジュメは、授業終了時に教員が回収し、内容を確認する。
事後学習・次回事前学習
事後学習:第7回授業内容「子どもの発達と保育環境(5):知覚と認知の発達」について、授業内容や配布資料、各自のノートを復習することで理解を深める。また、第6回レジュメを返却するので、第6回の内容についても再度復習を行う。(90分)
事前学習:第8回授業内容「子どもの発達と保育環境(6):言葉と社会性の発達」について、教科書の該当箇所を読み、各自レジュメを作成する。疑問点をまとめておく。(90分)
180分
第8回
授業内容
「子どもの発達と保育環境(6):言葉と社会性の発達」について、各自のレジュメを手元に置きながら講義を受け、主体的に学びを深める。各自作成したレジュメは、授業終了時に教員が回収し、内容を確認する。
事後学習・次回事前学習
事後学習:第8回授業内容「子どもの発達と保育環境(6):言葉と社会性の発達」について、授業内容や配布資料、各自のノートを復習することで理解を深める。また、第7回レジュメを返却するので、第7回の内容についても再度復習を行う。(90分)
事前学習:第9回授業内容「人とのかかわりと子どもの発達(1):人とのかかわりと子どもの発達」について、教科書の該当箇所を読み、各自レジュメを作成する。疑問点をまとめておく。(90分)
180分
第9回
授業内容
「人とのかかわりと子どもの発達(1):人とのかかわりと子どもの発達」について、各自のレジュメを手元に置きながら講義を受け、主体的に学びを深める。各自作成したレジュメは、授業終了時に教員が回収し、内容を確認する。
事後学習・次回事前学習
事後学習:第9回授業内容「人とのかかわりと子どもの発達(1):人とのかかわりと子どもの発達」について、授業内容や配布資料、各自のノートを復習することで理解を深める。また、第8回レジュメを返却するので、第8回の内容についても再度復習を行う。(90分)
事前学習:第10回授業内容「人とのかかわりと子どもの発達(2):思いやりの心と道徳性の発達」について、教科書の該当箇所を読み、各自レジュメを作成する。疑問点をまとめておく。(90分)
180分
第10回
授業内容
「人とのかかわりと子どもの発達(2):思いやりの心と道徳性の発達」について、各自のレジュメを手元に置きながら講義を受け、主体的に学びを深める。各自作成したレジュメは、授業終了時に教員が回収し、内容を確認する。
事後学習・次回事前学習
事後学習:第10回授業内容「人とのかかわりと子どもの発達(2):思いやりの心と道徳性の発達」について、授業内容や配布資料、各自のノートを復習することで理解を深める。また、第9回レジュメを返却するので、第9回の内容についても再度復習を行う。(90分)
事前学習:第11回授業内容「学習に関する理論と生活・遊びを通しての学習(1):学習のさまざまな理論」について、教科書の該当箇所を読み、各自レジュメを作成する。疑問点をまとめておく。(90分)
180分
第11回
授業内容
「学習に関する理論と生活・遊びを通しての学習(1):学習のさまざまな理論」について、各自のレジュメを手元に置きながら講義を受け、主体的に学びを深める。各自作成したレジュメは、授業終了時に教員が回収し、内容を確認する。
事後学習・次回事前学習
事後学習:第11回授業内容「学習に関する理論と生活・遊びを通しての学習(1):学習のさまざまな理論」について、授業内容や配布資料、各自のノートを復習することで理解を深める。また、第10回レジュメを返却するので、第10回の内容についても再度復習を行う。(90分)
事前学習:第12回授業内容「学習に関する理論(2):学習の動機づけ・子どもの遊びや生活を通した学習」について、教科書の該当箇所を読み、各自レジュメを作成する。疑問点をまとめておく。(90分)
180分
第12回
授業内容
「学習に関する理論(2):学習の動機づけ・子どもの遊びや生活を通した学習」について、各自のレジュメを手元に置きながら講義を受け、主体的に学びを深める。各自作成したレジュメは、授業終了時に教員が回収し、内容を確認する。
事後学習・次回事前学習
事後学習:第12回授業内容「学習に関する理論(2):学習の動機づけ・子どもの遊びや生活を通した学習」について、授業内容や配布資料、各自のノートを復習することで理解を深める。また、第11回レジュメを返却するので、第11回の内容についても再度復習を行う。(90分)
事前学習:第13回授業内容「生涯発達のプロセスと援助・支援(1):生涯発達の考え方」について、教科書の該当箇所を読み、各自レジュメを作成する。疑問点をまとめておく。(90分)
180分
第13回
授業内容
「生涯発達のプロセスと援助・支援(1):生涯発達の考え方」について、各自のレジュメを手元に置きながら講義を受け、主体的に学びを深める。各自作成したレジュメは、授業終了時に教員が回収し、内容を確認する。
事後学習・次回事前学習
事後学習:第13回授業内容「生涯発達のプロセスと援助・支援(1):生涯発達の考え方」について、授業内容や配布資料、各自のノートを復習することで理解を深める。また、第12回レジュメを返却するので、第12回の内容についても再度復習を行う。(90分)
事前学習:第14回授業内容「生涯発達のプロセスと援助・支援(2):各時期の発達的特徴と援助・支援、子育て支援」について、教科書の該当箇所を読み、各自レジュメを作成する。疑問点をまとめておく。(90分)
180分
第14回
授業内容
「生涯発達のプロセスと援助・支援(2):各時期の発達的特徴と援助・支援、子育て支援」について、各自のレジュメを手元に置きながら講義を受け、主体的に学びを深める。各自作成したレジュメは、授業終了時に教員が回収し、内容を確認する。
事後学習・次回事前学習
事後学習:第14回授業内容「生涯発達のプロセスと援助・支援(2):各時期の発達的特徴と援助・支援、子育て支援」について、授業内容や配布資料、各自のノートを復習することで理解を深める。また、第13回レジュメを返却するので、第13回の内容についても再度復習を行う。(90分)
事前学習:第15回のまとめに向かい、これまでの授業内容について再度復習し、質問事項をまとめておく。(90分)
180分
第15回
授業内容
まとめとして、これまでの授業のすべてのレジュメを手元に置き、教科書と照らし合わせながら、質疑応答を行う。
事後学習
学期末課題としての筆記試験に取り組むための復習を丁寧に行う。(90分)
90分

フィードバック
毎回の授業のリアクションペーパーやレジュメ作成課題に対するコメントを、メールもしくは紙媒体によって学生にフィードバックする。
評価方法および評価の基準
授業への参加度(授業内の課題)20点、学期末の筆記試験80点(自由記述課題と選択式課題)として評価を行い、60点以上を合格とする。
学期末筆記試験の評価基準は、④到達目標の3つのポイントに照らし合わせ、教科書や授業内容が理解できているかどうかを測定する内容である。
合格点に満たなかった場合、再試験とする。

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
乳幼児 教育・保育シリーズ『保育の心理学』
無藤隆・掘越紀香・古賀松香・丹羽さがの(編著)
光生館
9784332701941
推薦書・参考文献
無藤隆・岩立京子編著 『乳幼児心理学』 北大路書房
無藤隆・藤崎眞知代編著 『保育の心理学Ⅰ』 北大路書房
※幼稚園教育要領(2018)など他科目の使用テキストや適宜補足プリントを使用する。

履修上の助言、教員からのメッセージ
毎回の授業資料はUNIVERSAL PASSPORTを使用して配布する。
学期末試験の総合評価60点に満たなかった場合、再試験とする。試験の方法等についてはUNIVERSAL PASSPORTにて周知する。