教員名 : 綿井 雅康
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科目名
介護等体験事前事後指導 0A[保健]クラス
担当教員名
綿井 雅康
ナンバリング
学科
2021年度 大学 人間生活学部 食品開発学科 3年
学年
3年
開講期
2023年度前期、2023年度後期
授業形態
演習
単位数
1.00単位
実務経験の有無
有
実務経験および科目との関連性
福祉団体での実務経験のある教員が、事前ガイダンスの一部を担い、現場における円滑な活動のための指導を行う。
ねらい
①科目の性格
義務教育学校(小学校・中学校)の教員免許取得で義務づけられた「介護等体験」について、事前指導並びに事後指導を行う科目である。集中講義として登録し、4月〜5月にかけて、昼休みや5時限目などを活用して学修する。
②科目の概要
「介護等体験」における「福祉施設体験(5日間)」と「特別支援学校体験(2日間)」に関して、福祉の専門性や特別支援教育の専門性に関する基礎的な知識や態度について、各分野での実務経験を有する教員等が解説する。さらに、「介護等体験」を修得した上級学年学生による体験報告を聞くことにより、体験に望む態度や視点を養う。
③授業の方法(ALを含む)
本科目では、事前指導は解説や報告を中心として、履修生同士のディスカッションを展開する。事後指導においては、レポート作成とその内容の報告を行う。
レポート/ディスカッション/プレゼンテーション
④到達目標
1.介護等体験での学びを通して福祉の視点や態度からとらえることができる
2.体験の受け入れ先にいる利用者について適切に理解することができる 3.「共生社会」や「インクルーシブ教育」の実践を担う教員としての役割を意識することができる ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
内容
本科目は「介護等体験」での学修を確かなものとするために、以下の事前・事後指導に基づいた活動を学修とする。
①事前指導:社会福祉施設及び特別支援学校に関する諸事項についての学修 ②事後指導:「介護等体験」での体験ノートのまとめ 4月に開催(予定)のガイダンスにおいて、授業日程、体験期間・受け入れ先を説明する。 各授業回における授業外学習の内容・所要時間
[事前学習]
事前指導:指定された教科書を読み、概要を把握しておくこと。また、理解できなかった点についても明確にして、事前指導または体験参加中において解決できるよう準備すること[計5時間]。 体験中:当日(翌日)の活動内容について概要を想定しておくこと[各日0.5時間以上,全体計5時間]。 事後指導:各々の体験全体を振り返り、知識として体得したこと、伸長したり獲得した態度や能力について、総括的にまとめること[計2時間]。 【事後学修】 事前指導:新たに理解したことをまとめる[1時間]。 体験中:日々の活動を振り返り、その日の活動を時系列に沿って振り返るとともに、各活動を通した摩耶日や気づきを文章化すること[各日0.5時間以上,全体計5時間]。 体験終了後:振り返りのレポートを作成し、教職支援課に提出します(計3時間)。 フィードバック
報告書についてはコメントを返却する
評価方法および評価の基準
授業での課題への取り組み(20%)と事後報告書(80%)を総合的に評価し、60点以上を合格とします。
到達目標1.課題(10%/20%)、報告書(40%/80%) 到達目標2.課題(10%/20%)、報告書(30%/80%) 到達目標3.報告書(10%/80%) 教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
第4版よくわかる社会福祉施設
増田雅暢 執筆代表 浦野正男・櫛田匠・磯彰格・森好明 著
全国社会福祉協議会出版部
介護等体験ガイドブックフィリア〔インクルーシブ教育システム版〕
全国特別支援学校長会編著
ジアース教育新社
推薦書・参考文献
履修上の助言、教員からのメッセージ
該当する教員免許取得希望学生においては、教職支援課からの案内を見落とさないこと。
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