教員名 : 岡山 睦美
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科目名
保健科教育法Ⅲ
担当教員名
戸田 芳雄、黒川 修行、岡山 睦美
ナンバリング
学科
2021年度 大学 人間生活学部 食品開発学科 3年
学年
3年
開講期
2023年度前期
授業形態
講義
単位数
2.00単位
実務経験の有無
有
実務経験および科目との関連性
学校現場で保健学習を担当した経験を持つ教員が担当し、生徒の実態を取り入れた講義を展開していく。
ねらい
①科目の性格
本講義は教職に関する科目「教育課程及び指導法に関する科目」の保健指導法に位置する。
②科目の概要
保健科教育法Ⅰ・Ⅱを受けて開講する科目である。
「保健」の教員免許状取得希望者は本講義と後期に開講する保健科教育法Ⅳの受講が必須である。 また、養護教諭免許取得希望者も保健の授業を担当する機会が増えている事から受講することを勧める。 ③授業の方法(ALを含む)
保健学習の位置づけなど教科保健に関する基礎的な知識を基に、学生が行う模擬授業を中心に展開する。
リアクションペーパー/レポート/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション/ロールプレイ・模擬授業
④到達目標
到達目標1:小学校保健領域と中学校保健分野の内容、高等学校科目保健の違いを理解できる。
到達目標2:保健科教育法Ⅱで学習した知識や技能を活用し、教材研究や教材作成することができる。 到達目標3:保健授業をデザインし、ICTを活用するなど効果的な実践の方法を選択し、模擬授業を実践することができる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
第1回
事前学習
中学校学習指導要領と中学校保健体育の教科書を読んでおく。
180分
授業内容
オリエンテーション(戸田・岡山)
事後学習・次回事前学習
[事後学習]模擬授業担当箇所について学習指導要領を読み、指導案を考える
90分
第2回
授業内容
担当模擬授業の指導案の作成①(戸田・岡山)【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]グループでの意見から学習指導案を作成する。
180分
第3回
授業内容
担当模擬授業の指導案の作成②(戸田・岡山)【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]指導案を完成させる。
[次回事前学習]授業で使用する教材を考え、作成する。 180分
第4回
授業内容
担当模擬授業の授業準備①(戸田・岡山)【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]模擬授業に向けて教材等を作成する。
[次回事前学習]模擬授業のリハーサルができるよう準備する。 180分
第5回
授業内容
担当模擬授業の授業準備②(戸田・岡山)【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]模擬授業ができるよう、グループワークを基に修正を行う。
[次回事前学習]模擬授業の準備を行う。 180分
第6回
授業内容
模擬授業と授業分析①(戸田・岡山)【模擬授業】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]模擬授業の評価を行い、授業レポートを作成する。
[次回事前学習]模擬授業の準備を行う。 180分
第7回
授業内容
模擬授業と授業分析②(戸田・岡山)【模擬授業】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]模擬授業の評価を行い、授業レポートを作成する。
[次回事前学習]模擬授業の準備を行う。 180分
第8回
授業内容
模擬授業と授業分析③(戸田・岡山)【模擬授業】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]模擬授業の評価を行い、授業レポートを作成する。
[次回事前学習]模擬授業の準備を行う。 180分
第9回
授業内容
模擬授業と授業分析④(戸田・岡山)【模擬授業】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]模擬授業の評価を行い、授業レポートを作成する。
[次回事前学習]次週の模擬授業の準備を行う。 180分
第10回
授業内容
模擬授業と授業分析⑤(戸田・岡山)【模擬授業】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]模擬授業の評価を行い、授業レポートを作成する。
[次回事前学習]模擬授業を整理し課題を見つけておく。 180分
第11回
授業内容
保健科教育の位置づけ(教育内容・模擬授業の復習)(黒川・鈴木)【リアクションペーパー】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]グループワークの意見を元にレポートをまとめる。
[次回事前学習]模擬授業で作成した評価を整理しておく。 180分
第12回
授業内容
保健科教育の教育評価(黒川・鈴木)【リアクションペーパー】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]模擬授業時に作成した評価項目を再構成する。
[次回事前学習]保健科に関する情報をインターネットにより調べておく。 180分
第13回
授業内容
学習環境の具体的な工夫①ICT活用と情報モラル(黒川・鈴木)【リアクションペーパー】【グループワーク】【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]ICT教材に活用できる保健情報をまとめる。
[次回事前学習]ICT教材に活用できる保健情報を準備しておく。 180分
第14回
授業内容
学習環境の具体的な工夫②ICT教材の作成とプレゼンテーション(黒川・鈴木)【リアクションペーパー】【プレゼンテーション】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]教材発表による意見を基に教材を再構成する。
[次回事前学習]前時で作成した教材の準備を行う。 180分
第15回
授業内容
まとめ 保健の授業をめぐる今日的課題(黒川・鈴木)【リアクションペーパー】【グループワーク】
事後学習
講義を振り返り課題をレポート等にまとめる。
180分
フィードバック
模擬授業へのコメントは授業内で行う。提出されたレポートや指導案等はまとめてグラフ化し授業者へコメントともに返却する。
評価方法および評価の基準
到達目標1:筆記試験(40%)・・・学習指導要領の目標・内容に関する基礎的な知識を評価する。
到達目標2:レポートや学習指導案の作成と課題への取組(30%) ・・・模擬授業や学習指導案作成、準備に取り組む態度を評価する。 到達目標3:模擬授業・課題への取組(30%) ・・・・課題を設定し、各自で作成させ、評価する。 教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
中学校学習指導要領解説 保健体育編
文部科学省
東山書房
978-4-8278-1576-4
「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料(中学校編)
国立教育政策研究所
推薦書・参考文献
小学校教科書(東京書籍、光文書院、学研、大日本図書)3・4年&5・6年、中学校教科書(東京書籍、学研、大日本図書、大修館)
履修上の助言、教員からのメッセージ
保健科教育法Ⅰ・Ⅱの内容を振り返っておく。
免許取得に必要な科目であるため出席管理に留意し意欲的な参加を期待する。 |