シラバス情報

科目名
食品の官能評価学演習 (13:00〜16:10)
担当教員名
小林 三智子
ナンバリング
NCa3002
学科
2021年度 大学 人間生活学部 食品開発学科 3年
学年
3年
開講期
2023年度前期
授業形態
演習
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
「無」

ねらい
①科目の性格
本科目は、食品開発学科の「食のおいしさ」領域に該当する卒業要件必修科目である。また、専門フードスペシャリスト・フードスペシャリストの資格取得のための必修科目である。
②科目の概要
「食品の官能評価学」で履修した内容をベースに、本科目はその学修内容を実践する演習科目である。官能評価の手法は、食品企業をはじめとして、食品開発の現場でしばしば用いられるが、そのスキルを修得し、各自が官能評価を設計し実践するスキルを身に着ける。
③授業の方法(ALを含む)
本科目は演習科目であるので、テーマをもとにグループワークやプレゼンテーションなどのアクティブ・ラーニング型の授業を行う。プレゼンテーションに関しては、授業内で教員・学生相互のコメントによってフィードバックする。
実技、実験/レポート/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション
④到達目標
到達目標1.官能評価の意義や問題点について理解できる。
到達目標2.官能評価の留意事項を理解し、適切な方法によって官能評価を実施することができる。
到達目標3.官能評価データの統計について理解し、評価デザインに適した統計手法を選択することができる。
到達目標4.国内外の最新の官能評価法を習得し、官能評価を自身で設計し実施できる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NC①-1 食に関する基礎知識、ビジネスに関する専門的知識/NC①-2 食品分析技術、加工技術/NC①-4 食品開発 研究推進

第1回
事前学習
事前にUNIVERSAL PASSPORTで提示した資料を熟読しておく
90分
授業内容
オリエンテーション【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分だった内容については質問項目として整理しておく。
【次回事前学習】授業で指示する内容について、学修しておく。
180分
第2回
授業内容
官能評価の実際(1)パネル、評価環境の設計
分析型パネルの選抜・養成【グループワーク】【実技・実験】【レポート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分だった内容については質問項目として整理しておく。
【次回事前学習】授業で指示する内容について、学修しておく。
180分
第3回
授業内容
官能評価の実際(2)試料条件、評価用紙の設計、用語の重要性
【グループワーク】【ディスカッション】【レポート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分だった内容については質問項目として整理しておく。
【次回事前学習】授業で指示する内容について、学修しておく。
180分
第4回
授業内容
官能評価手法(1)識別試験法
官能評価データの基本的な統計手法
【グループワーク】【実技・実験】【レポート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分だった内容については質問項目として整理しておく。
【次回事前学習】授業で指示する内容について、学修しておく。
180分
第5回
授業内容
官能評価手法(2)順位法
官能評価データの基本的な統計手法
【グループワーク】【実技・実験】【レポート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分だった内容については質問項目として整理しておく。
【次回事前学習】授業で指示する内容について、学修しておく。
180分
第6回
授業内容
官能評価手法(3)格付け法
官能評価データの基本的な統計手法
【グループワーク】【実技・実験】【レポート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分だった内容については質問項目として整理しておく。
【次回事前学習】授業で指示する内容について、学修しておく。
180分
第7回
授業内容
官能評価手法(4)CATA法、一対比較法
官能評価データの基本的な統計手法
【グループワーク】【実技・実験】【レポート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分だった内容については質問項目として整理しておく。
【次回事前学習】授業で指示する内容について、学修しておく。
180分
第8回
授業内容
官能評価手法(5)採点法・記述分析
官能評価データの基本的な統計手法
【グループワーク】【実技・実験】【レポート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分だった内容については質問項目として整理しておく。
【次回事前学習】授業で指示する内容について、学修しておく。
180分
第9回
授業内容
官能評価手法(6)TI法、TDS法
官能評価データの基本的な統計手法
【グループワーク】【実技・実験】【レポート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分だった内容については質問項目として整理しておく。
【次回事前学習】授業で指示する内容について、学修しておく。
180分
第10回
授業内容
グループ別演習
 各自が官能評価を設計し、実施する
【グループワーク】【実技・実験】【レポート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分だった内容については質問項目として整理しておく。
【次回事前学習】授業で指示する内容について、学修しておく。
180分
第11回
授業内容
グループ別演習
 各自が官能評価を設計し、実施する
【グループワーク】【実技・実験】【レポート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分だった内容については質問項目として整理しておく。
【次回事前学習】授業で指示する内容について、学修しておく。
180分
第12回
授業内容
グループ別演習
 各自が官能評価を設計し、実施する
【グループワーク】【実技・実験】【レポート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分だった内容については質問項目として整理しておく。
【次回事前学習】授業で指示する内容について、学修しておく。
180分
第13回
授業内容
グループ別発表
 各自が設計した官能評価について、プレゼンテーションをし、ディスカッションを行う。
【グループワーク】【プレゼンテーション】【ディスカッション】【レポート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分だった内容については質問項目として整理しておく。
【次回事前学習】授業で指示する内容について、学修しておく。
180分
第14回
授業内容
グループ別発表
 各自が設計した官能評価について、プレゼンテーションをし、ディスカッションを行う。
【グループワーク】【プレゼンテーション】【ディスカッション】【レポート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分だった内容については質問項目として整理しておく。
【次回事前学習】授業で指示する内容について、学修しておく。
180分
第15回
授業内容
まとめ【リアクションペーパー】【ディスカッション】【レポート】
事後学習
全授業のまとめのフィードバック内容を復習する。
180分

フィードバック
各授業の終了時に毎回リアクションペーパーを記入し、翌週以降教員のコメントを付して返却し、フィードバックを行う。各演習に関してレポートを作成し、翌週以降コメントを付して返却し、フィードバックを行う。
評価方法および評価の基準
「授業への取り組み」20%、「プレゼンテーション」30%、「レポート」50%とし、総合評価60点以上を合格とする。

到達目標1 授業への取り組み5%/20%、プレゼンテーション5%/30%、レポート10%/50%
到達目標2 授業への取り組み5%/20%、プレゼンテーション10%/30%、レポート10%/50%
到達目標3 授業への取り組み5%/20%、プレゼンテーション5%/30%、レポート15%/50%
到達目標4 授業への取り組み5%/20%、プレゼンテーション10%/30%、レポート15%/50%          

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
三訂 食品の官能評価・鑑別演習
日本フードスペシャリスト協会編
建帛社
978-4-7679-0506-8
食品の官能評価学でも使用します
推薦書・参考文献
教科書は、「食品の官能評価学」でも使用します。
授業時に資料を配付します。
古川秀子:『続 おいしさを測る』、幸書房
大越ひろ・神宮英夫編著:『食の官能評価入門』、光生館
日本官能評価学会編:必読官能評価士認定テキスト、霞出版社


履修上の助言、教員からのメッセージ
グループワークの実験や、授業内でのディスカッションは、授業に出席することが重要です。