シラバス情報

科目名
応用栄養学Ⅲ 2Aクラス
担当教員名
田中 智美
ナンバリング
NBb4031
学科
2021年度 大学 人間生活学部 食物栄養学科 4年
学年
4年
開講期
2023年度後期
授業形態
講義
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
スポーツ現場での栄養サポートや特定保健指導の栄養指導における経験者が、その経験を活かして、応用栄養学について講義する。

ねらい
①科目の性格
本科目は、食物栄養学科の専門科目応用領域「応用栄養学」に該当する卒業要件必修科目である。栄養士資格、管理栄養士国家試験受験資格の必修科目である。
②科目の概要
身体や環境の状況に応じた栄養の知識を学ぶ。運動、ストレス、生体リズム、温度や気圧、災害など人間をとりまく環境と栄養について理解する。
③授業の方法(ALを含む)
講義
リアクションペーパー/グループワーク
④到達目標
身体状況、環境と栄養に関する知識を習得することができる
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NB①-1 食・栄養・健康の基礎知識/NB①-2 食・栄養・健康の専門知識

第1回
事前学習
健康増進と運動について考え、調べる。
(世界、国内における健康づくりについてのアプローチ、国内における健康づくりに対する政策)
90分
授業内容
〇健康増進と運動
 健康増進ということについて理解を深めるとともに運動のとの関わりを理解する。
事後学習・次回事前学習
健康増進と運動について理解できたか確認する。

運動とエネルギー代謝(筋収縮のエネルギー供給機構)について調べる。
180分
第2回
授業内容
〇運動とエネルギー代謝(筋収縮のエネルギー供給機構)
 筋収縮のエネルギー供給機構について理解するとともに、運動との関連を理解する。

事後学習・次回事前学習
運動とエネルギー代謝(筋収縮のエネルギー供給機構)について理解しているか確認する。
運動とエネルギー代謝(有酸素運動、無酸素運動)について調べる。


180分
第3回
授業内容
〇運動とエネルギー代謝(有酸素運動、無酸素運動)
 有酸素運動、無酸素運動の違いについて理解する。
事後学習・次回事前学習
有酸素運動、無酸素運動の違いについて理解しているか確認する。
スポーツと体力(筋力発揮の分類)について調べる。
180分
第4回
授業内容
〇スポーツと体力
 筋力発揮の分類について理解する。
事後学習・次回事前学習
筋力発揮の分類について理解できたか確認する。
スポーツと体力(身体組成)について調べる。
180分
第5回
授業内容
〇スポーツと体力(身体組成)
 身体組成について理解する。
事後学習・次回事前学習
身体組成について理解できたか確認する。
トレーニングと栄養補給(運動時の栄養補給)について調べる
180分
第6回
授業内容
〇トレーニングと栄養補給(運動時の栄養補給)
 運動時の栄養補給について理解する。さらにトレーニングとの関連も理解する。
事後学習・次回事前学習
トレーニングと栄養補給(運動時の栄養補給)について理解できたか確認する。
トレーニングと栄養補給(体重調節)について調べる。
180分
第7回
授業内容
〇トレーニングと栄養補給(体重調整)
 体重調整について理解するとともに運動やトレーニングとの関わりを理解する。
 女性アスリートの健康問題について理解する。
事後学習・次回事前学習
体重調整について、女性アスリートの健康問題について理解できたか確認する。
ストレスと栄養(恒常性、適応)について調べる。
180分
第8回
授業内容
〇ストレスと栄養(恒常性、適応)
 ストレスと栄養について理解する。 ストレス、恒常性、適応について理解する
事後学習・次回事前学習
ストレス、恒常性、適応について理解できたか確認する。
ストレスと栄養(代謝、栄養必要量)について調べる。
180分
第9回
授業内容
〇ストレスと栄養(代謝、栄養必要量)
 ストレス時の代謝がどうなっているのか、必要な栄養はどんなものか理解する。
事後学習・次回事前学習
ストレス時の代謝、栄養必要量について理解しているか確認する。
生体機能とリズムについて調べる。
180分
第10回
授業内容
〇生体リズムと栄養(生体機能のリズム)
 生体機能のリズムについて理解する。
事後学習・次回事前学習
生体機能のリズムについて理解しているか確認する。
代謝のリズム、食事による同調について調べる。
180分
第11回
授業内容
〇生体リズムと栄養(代謝のリズム、食事による同調)
 代謝のリズム、食事による同調について理解する。
事後学習・次回事前学習
代謝のリズム、食事による同調について理解しているか確認する。
高温・低温環境と栄養について調べる。
180分
第12回
授業内容
〇温度環境と栄養
 温度が生体に及ぼす影響や栄養との関わりを理解する。
事後学習・次回事前学習
温度が生体に及ぼす影響や栄養との関わりを理解できたか確認する。

圧力(気圧など)環境と栄養について調べる。
無重力環境と栄養について調べる。
180分
第13回
授業内容
〇高圧・低圧環境と栄養
 圧力(気圧など)が生体に及ぼす影響と栄養の関係を理解する。

〇無重力環境と栄養
 無重力環境が生体に及ぼす影響と栄養について理解する。
事後学習・次回事前学習
圧力(気圧など)が生体に及ぼす影響と栄養の関係を理解できたか、無重力環境が生体に及ぼす影響と栄養の関係を理解できたか確認する。
SDGsと栄養について調べる。
180分
第14回
授業内容
〇SDGsと栄養・食
 SDGs(特に、災害や貧困、企業の取り組み、グローバル化)と栄養・食について調べ、理解し、グループプレゼンをする。
事後学習・次回事前学習
SDGs(特に、災害や貧困、企業の取り組み)と栄養・食について理解できたか確認するとともにこれまでの内容を復習する。
180分
第15回
授業内容
まとめのテスト
事後学習
まとめのテストで出された内容を確認するとともにこれまでの復習する。
180分

フィードバック
まとめのテストでよく理解されていなかった部分をフィードバックする。
評価方法および評価の基準
まとめのテスト60点、プレゼン10点、通常の授業態度&各回ごとの小テスト30点により評価を行い、60点以上を合格とする。

教科書
推薦書・参考文献
教科書、参考書、参考文献については授業時に指示

履修上の助言、教員からのメッセージ
各回に小テストとグループワークがあります。