シラバス情報

科目名
身体運動Ⅱ 2Tクラス
担当教員名
若葉 京良、神田 俊平、平田 智秋、千足 耕一、戸枝 美咲、山本 悟
ナンバリング
NEe2030
学科
2021年度 大学 人間生活学部 健康栄養学科 1年
学年
1年
開講期
2023年度後期
授業形態
実技
単位数
1.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
スノーボードの指導員資格を有する教員を含め、義務教育等のスキー実習の実践に深く携わった教員が担当し、初心者でも安全なスキー及びスノーボードの講習を実施する。

ねらい
①科目の性格
共通科目「保健体育」の選択必修科目であるが、2年生の受講を優先する。3泊4日の雪上実習と2〜3回の事前オリエンテーションを通じて、スキーやスノーボードの基礎技術はもとより、集団生活による自律した行動・態度を身につける学びの場を提供する。前期に行う身体運動Ⅱの抽選登録とは、別の方法で履修登録を行う(読書入門・身体運動ⅡのWEB資料参照)。繰り返し受講が可能。
②科目の概要
長野県、群馬県、新潟県等に位置するスキー場において、スキーまたはスノーボードの実習(実技講習)を行う。実習を実施するスキー場及び宿泊先は未定である。
③授業の方法(ALを含む)
本科目では、午前2時間30分・午後2時間30分のスキーまたはスノーボード実技講習、夕食後1時間の講義・班別ミーティングの日程で3泊4日の学外実習を実施する。実習の総まとめとして、レポートの作成提出を行う。【レポート(表現)】【実技】
実技、実験/レポート(表現)
④到達目標
到達目標
 1) 自然との関わりの深いスキーまたはスノーボードの特性について理解し、その知識と技術を身につける。
 2) 自然のすばらしさと厳しさを味わい、生涯を通じて自然に親しむ態度を養う。
 3) 健康管理への気付き、学年や学科を超えた交流の中から仲間意識を高める。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NE②-3 協働する力/NE③-2 自己を理解する力/NE⑦-1 心身の健康

内容
実習と講義を通じて、以下の技能を体得するとともに、集団生活を通して自律した行動と態度の意義を再確認していく。実習終了時にレポートを作成して提出する。【実技】 【レポート(表現)】

スキー初級
①雪や用具になれる:スキーの着脱、転倒起立、補講、方向転換、推進滑走、登高
②初歩的な滑降、:直滑降、プルーク、プルーク・ボーゲン

スキー中級
③基本的な構えとスキー操作を学ぶ:斜滑降、横滑り、山回り、プルーク・ターン
④リズムとバランス感覚を学ぶ:シュテム・ターン

スキー上級
⑤スピードをコントロールし、回転動作を洗練する:パラレル、ステップターン
⑥制限コースや雪質、斜面などへの対応力を高める:制限滑降、深雪滑降

スノーボード初級
①装備の着脱、転び方と起き方、スケーティング
②リフトの乗り降り、サイドスリップと木の葉落とし(かかと、つま先の両側で)

スノーボード中級
③ノーズドロップ、Jターン(かかと、つま先の両方で)、ギルランデ
④ずらしを利用した連続ターン

スノーボード上級
⑤カービングターン、大回りと小回り
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
【事前学習】 午前午後の実技講習前に、用具整備を行う(滑走面のワックスがけ等)。適度なストレッチやマッサージ等を行い、体調を整える。20分程度。
【事後学習】 毎回の講習内容の記述や感想等を日誌形式で整理するとともに、総まとめのレポートを作成する。30分〜60分程度(3泊4日中の夕食後に実施)。

フィードバック
実技実習中の夜の活動プログラムとして、スキーとスノーボード講習中の映像等をもとに振り返りを行い、学習理解を深める。
評価方法および評価の基準
オリエンテーションへの参加および実習における技能習得・講義・生活態度(70%)、レポート作成提出(30%)を総合して評価し,60点以上を合格とする。
到達目標 1) 実習への参加(40%/70%) レポート(20%/30%) 
到達目標 2) 実習への参加(10%/70%) 講義:安全管理、等(10%/70%)
到達目標 3) 実習への参加(10%/70%) レポート(10%/30%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
使用しない
推薦書・参考文献
【推薦書】オリエンテーションで紹介する。

履修上の助言、教員からのメッセージ
・実施時期、実施場所等:2024年2月中旬に3泊4日で実施。履修人数を30〜35名程度に制限する予定。上位学年(特に2年生)の履修優先とし、繰り返し受講も可能である(詳細は教務課で確認すること)。
・実施場所及び宿泊施設:検討中である。
・実習参加費(予定):35,000円〜50,000円程度(宿泊費・3泊9食、交通費、保険料、リフト代、用具レンタル代等) 〜ウエアーのレンタルはない(各自で準備)。
・受講希望者は後期履修登録前に行うオリエンテーションに必ず参加すること。