教員名 : 川口 英俊
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科目名
政治と社会
担当教員名
川口 英俊
ナンバリング
SAg2012
学科
2021年度 大学 人間生活学部 健康栄養学科 3年
学年
3年
開講期
2023年度後期
授業形態
講義
単位数
2.00単位
実務経験の有無
無
実務経験および科目との関連性
無
ねらい
①科目の性格
社会情報デザイン学科専門科目、領域科目群「社会領域」の選択科目である。
②科目の概要
本科目では社会が政治にどのような影響を与え規定していくのかを民主主義の仕組み、世論や民意の形成、それらの形成に関わるマスメディアやネットの現状等を概観していく。また、世界の政治体制と社会のあり方の関係を通して、政治体制のあり方、社会のあるべき姿を考えていく。
③授業の方法(ALを含む)
本科目では政治と社会に関わる課題について説明を受け、自分で調べ、履修者のグループメンバーと議論することで課題に対する知識を深め解決策を検討することを学ぶ。
本科目では政治と社会に関わる課題について説明を受け、自分そしてグループで調べ問題を把握した上で、他の履修者と議論することで課題に対する知識を深め解決策と政治、社会のあり方を検討することを学ぶ。 リアクションペーパー/レポート/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション/ケースメソッド
④到達目標
政治と社会に関わる課題について自分で調べグループで議論することで課題を把握する力を身に付ける。
政治と社会の課題について解決策を検討・提示する力を身に付ける。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
SA①-4 多様な社会的ニーズの理解する力の修得
第1回
事前学習
第1回レジュメを読み、授業の方向性の理解と必要な基礎知識を習得する。
90分
授業内容
オリエンテーション 授業概観、授業内容・方法について、リアクションペーパー・課題とその共有、グループでの議論について
ネット社会とマスメディア1 テレビはなくなるのか テレビのビジネスモデル、広告費、視聴率、視聴時間が低下するテレビ、スマホとテレビ 事後学習・次回事前学習
事後学習:授業内容、方法について確認する。リアクションペーパーの作成。
次回事前学習:次回授業内容について下調べを行う。 180分
第2回
授業内容
ネット社会とマスメディア2 新聞はなくなるのか 新聞のビジネスモデル、新聞を取り巻く環境の変化、新聞とインターネット、新聞のネット配信、アメリカの新聞とインターネット、新聞がなくなったら
事後学習・次回事前学習
事後学習:授業内容の検討、リアクションペーパー作成
事前学習:授業内容について基礎知識の習得 180分
第3回
授業内容
ネットと評価 ネットにおける評価・点数・口コミ -食べログ-、やらせその他の問題、ネットによる投稿・評価・口コミは信頼できるのか、なぜネットがこれほどの力を持ったのか
ネットが人を評価する AIによる人事評価、中国アリババの信用スコアサービス、芝麻信用(セサミ・クレジット)、ネットによる人の評価の問題点、対応策 事後学習・次回事前学習
事後学習:授業内容の検討、リアクションペーパー作成
事前学習:授業内容について基礎知識の習得 180分
第4回
授業内容
ネット社会と世論形成 世論、言論統制、メディアリテラシーと「判断力」、メディアリテラシーと「判断力」、ネットの世論に与える可能性、問題-フィルターバブル、エコーチェンバー
事後学習・次回事前学習
事後学習:授業内容の検討、リアクションペーパー作成
事前学習:授業内容について基礎知識の習得 180分
第5回
授業内容
大統領制 –アメリカ- 大統領制、アメリカ合衆国連邦議会、問題-政府と議会の対立、分断と政治、大統領とメディア
事後学習・次回事前学習
事後学習:授業内容の検討、リアクションペーパー作成
事前学習:授業内容について基礎知識の習得 180分
第6回
授業内容
世論操作と2016年アメリカ大統領選挙 ケンブリッジアナリティカ、ケンブリッジアナリティカが行ったこと、SNS と民主主義
事後学習・次回事前学習
事後学習:授業内容の検討、リアクションペーパー作成
事前学習:授業内容について基礎知識の習得 180分
第7回
授業内容
アメリカ社会 歴史、社会、アメリカの貧困-絶望死、貧困白人階級がアメリカの分断とトランプ大統領を生んだ一因か
事後学習・次回事前学習
事後学習:授業内容の検討、リアクションペーパー作成
事前学習:授業内容について基礎知識の習得 180分
第8回
授業内容
日本の政治 政治制度、戦後政治史、日本の行政-中央省庁と地方自治体、岸田内閣
事後学習・次回事前学習
事後学習:授業内容の検討、リアクションペーパー作成
事前学習:授業内容について基礎知識の習得 180分
第9回
授業内容
日本社会 今の日本は何社会か、同調圧力
事後学習・次回事前学習
事後学習:授業内容の検討、リアクションペーパー作成
事前学習:授業内容について基礎知識の習得 180分
第10回
授業内容
ヨーロッパの社会 歴史、文化、多文化主義、難民・移民問題
事後学習・次回事前学習
事後学習:授業内容の検討、リアクションペーパー作成
事前学習:授業内容について基礎知識の習得 180分
第11回
授業内容
権威主義体制 ロシアと中国から考える 権威主義、ロシアと中国の類似点、国際社会との対立、これからどうなるのか
事後学習・次回事前学習
事後学習:授業内容の検討、リアクションペーパー作成
事前学習:授業内容について基礎知識の習得 180分
第12回
授業内容
イスラム教・中東諸国とどう対峙(たいじ)していくか イスラム教、イスラム教と欧米・西側社会の価値観との融和は可能か? 産油国としての中東、移民としてのイスラム教徒
事後学習・次回事前学習
事後学習:授業内容の検討、リアクションペーパー作成
事前学習:授業でのプレゼンテーション準備 180分
第13回
授業内容
日本社会と宗教
SDGsから見るアジア・アフリカ 事後学習・次回事前学習
事後学習:授業でのプレゼンテーションの検討、リアクションペーパー作成
事前学習:プレゼンテーション発表者の準備 180分
第14回
授業内容
炎上 〜被害を最小限にする方法〜 、炎上とは、炎上弁護士
フェイクニュースを無効化するには、世論操作から自衛するためには 事後学習・次回事前学習
事後学習:プレゼンテーション内容の検討、リアクションペーパー作成
事前学習:授業全体の概観 180分
第15回
授業内容
まとめ 授業総括
グループ発表、全体での優秀者発表 事後学習
事後学習:授業の総括、リアクションペーパー作成
90分
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評価方法および評価の基準
レポート(80%)、リアクションペーパー(10%)、プレゼンテーション(10%)の総合評価とし、総合評価60点以上を合格とする。
到達目標1 レポート(45%/80%)、リアクションペーパー(5%/10%)、プレゼンテーション(5%/10%) 到達目標2 レポート(35%/80%)、リアクションペーパー(5%/10%)、プレゼンテーション(5%/10%) 教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
教科書は使用しない。レジュメを配布予定。
推薦書・参考文献
履修上の助言、教員からのメッセージ
・授業の中では自分で調べ、グループの中での議論・発表も予定しており講義を聞いているだけではなく参加型にしたい。それにより知識・問題意識・新たな視点を持てるものにしたい。
・この授業は授業形態(ハイフレックス授業か否か)、配当教室(パソコン教室か否か)、感染状況等により影響を受ける可能性がある。授業時点での状況判断により授業方法はシラバスに固執せず柔軟に対応したい。授業内容も時事問題の影響(授業時に注目されるニュース・出来事)による追加・修正・変更があり得る。履修者の希望も可能な範囲で聞いてみたい。 ・授業で作成していくリアクションペーパーや課題などをお互いに見られるようにしたい |