教員名 : 清水 智弘
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科目名
健康・スポーツ心理学
担当教員名
清水 智弘
ナンバリング
NAb3054
学科
2021年度 大学 人間生活学部 健康栄養学科 2年
学年
2年
開講期
2023年度後期
授業形態
講義
単位数
2.00単位
実務経験の有無
有
実務経験および科目との関連性
スポーツ心理学を専門として、スポーツ現場でライフスキル教育およびコーチ教育をテーマに実践・研究を行っている。
ねらい
①科目の性格
健康栄養学科のDP1・2・3に該当する。
本科目は、人間生活学部 健康栄養学科の選択科目であり、2年生を対象とする。また、健康運動指導士教育課程および高齢者体力つくり支援士教育課程においては必須科目である。健康の維持増進や疾病予防のための運動を指導するうえで、健康・スポーツ心理学の基礎知識と概念を学び、指導場面で起こる問題を協調性を重んじて解決する能力を身につけることを目指す。 ②科目の概要
健康・スポーツ心理学の基本的な理論や概念を学修し、自分の生活や競技、指導に活用することを目指す。授業ではディスカッションを通して論理的かつ分析的に考え、他者と議論し、分かりやすく伝えるプレゼンテーション能力も本科目で身につける。
③授業の方法(ALを含む)
講義とディスカッション、理論や意見の記述を通して、理論や概念を学び、活用することに取り組む。
ミニテスト/リアクションペーパー/レポート/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション
④到達目標
健康・スポーツ心理学の基礎的な理論やキーワードを学修し、説明することができる。自分の競技・指導場面の問題を、ディスカッションを通して心理学的に把握・分析し、解決のための仮説をたてることができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NA③-2 問題の把握、解決策の立案/KE①-4 健康づくりのための運動の指導/KE③-2 問題の把握、解決策の立案
第1回
事前学習
授業内容
第1回:「健康・スポーツ心理学とは」健康・スポーツ心理学の概要や定義について学修する。
事後学習・次回事前学習
第2回
授業内容
第2回:「運動・スポーツへの動機づけ①」動機づけの概念・理論について学修する。
事後学習・次回事前学習
第3回
授業内容
第3回:「運動・スポーツへの動機づけ②」動機づけ理論の運動・スポーツ場面における応用について学修する。
事後学習・次回事前学習
第4回
授業内容
第4回:「運動・スポーツにおける目標設定」」目標設定の目的・方法、理論について学修する。
事後学習・次回事前学習
第5回
授業内容
第5回:「メンタルトレーニング①」メンタルトレーニングに用いる心理的スキルを学修する。
事後学習・次回事前学習
第6回
授業内容
第6回:「メンタルトレーニング②」心理アセスメントとメンタルトレーニングの計画について学修する。 ※小テスト
事後学習・次回事前学習
第7回
授業内容
第7回:「スポーツとコミュニケーション①」スポーツ場面におけるコミュニケーションスキルについて学修する。
事後学習・次回事前学習
第8回
授業内容
第8回:「スポーツとコミュニケーション②」スポーツに関連するリーダーシップ理論について学修する。
事後学習・次回事前学習
第9回
授業内容
第9回:「スポーツとライフスキル」スポーツとライフスキルの関連について学修する。
事後学習・次回事前学習
第10回
授業内容
第10回:「運動・スポーツと心の健康」運動の心理面への効果、スポーツにおけるバーンアウトについて学修する。
事後学習・次回事前学習
第11回
授業内容
第11回:「スポーツとストレス①」ストレスの概念、ストレスとパフォーマンスの関係について学修する。
事後学習・次回事前学習
第12回
授業内容
第12回:「スポーツとストレス②」コーピング等のストレスマネジメントについて学修する。 ※小テスト
事後学習・次回事前学習
第13回
授業内容
第13回:「メンタルヘルスと運動」運動の心理学的恩恵、運動継続のための行動変容理論・学習理論を学修する。
事後学習・次回事前学習
第14回
授業内容
第14回:「コーチング」運動・スポーツ場面におけるコーチングについて学修する。※課題
事後学習・次回事前学習
第15回
授業内容
第15回:「コーチング」運動・スポーツ場面におけるコーチングについて学修する。※テスト
事後学習
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評価方法および評価の基準
評価は、平常点(授業への参加度・提出物)30%と小テスト2回分の結果を20%,期末テストの結果を50%として,総合評価60点以上を合格とする。
オンライン講義の場合は、平常点(授業への参加度・提出物)15%とレポート・小テスト各3回分の結果を75%,期末課題の結果を10%として,総合評価60点以上を合格とする。 ※全ての到達目標に対して同様の評価方法および基準とする。 教科書
推薦書・参考文献
「最新スポーツ心理学 —その軌跡と展望—」日本スポーツ心理学会編 大修館書店 2004年
「教養としてのスポーツ心理学」徳永幹雄編 大衆化書店 2005年 履修上の助言、教員からのメッセージ
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