シラバス情報

科目名
トレーナー学演習
担当教員名
笠原 政志
ナンバリング
NAb3047
学科
2021年度 大学 人間生活学部 健康栄養学科 2年
学年
2年
開講期
2023年度前期
授業形態
演習
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
本科目は、健康栄養学科の「健康運動領域」「運動の科学」の科目です。
②科目の概要
本科目は、健康運動領域の中でもスポーツトレーナーが関わる「パフォーマンス向上」と「運動器疾患の予防改善」に着目し、クライアントに対して測定評価を踏まえた実践指導ができるようにすることを目的とする。
③授業の方法(ALを含む)
本授業は講義と実技を交えて実施し、後半にはグループでの運動実践を取り入れた授業を行う。
実技、実験/グループワーク/ロールプレイ・模擬授業
④到達目標
1.運動パフォーマンスおよび運動器疾患に影響を及ぼす要因について理解し、説明できる。
2.運動器疾患に影響を及ぼす要因について測定評価が実施できる。
3.測定評価に基づいた運動処方が実施できる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NA①-3 食・運動指導のためのコミュニケーション能力/NA②-1 情報収集、エビデンスに基づく判断・評価/NA②-3 相互理解と自己表現

第1回
事前学習
以下のキーワードに関して調べて整理しておく。
1.スポーツトレーナーとは
2.スポーツトレーナーに必要な要素
90分
授業内容
テーマ「スポーツトレーナーの役割」
 日本の健康運動領域におけるスポーツトレーナーの役割について講義すると同時に、栄養士とスポーツトレーナーとの協力体制のあり方について解説する。
事後学習・次回事前学習
「事後学習」
 授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分な内容について次回の授業時の質問項目として整理しておく。
「事前学習」
 以下のキーワードに関して調べて整理しておく。
1.コンディショニングとは
2.課題解決方法について
90分
第2回
授業内容
テーマ「課題達成のためのコンディショニング戦略について」
 パフォーマンス向上や運動器疾患の予防改善のための考え方やコンディショニング方法について解説する。
事後学習・次回事前学習
「事後学習」
 授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分な内容について次回の授業時の質問項目として整理しておく。
「事前学習」
 以下のキーワードに関して調べて整理しておく。
1.柔軟性とは
2.柔軟性の改善方法
90分
第3回
授業内容
テーマ「柔軟性改善について」
 柔軟性を制限する要因について解説し、その要因に対する測定評価方法を理解すると同時に、その改善方法について講義と実技を交えて実施する。
事後学習・次回事前学習
「事後学習」
 授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分な内容について次回の授業時の質問項目として整理しておく。
「事前学習」
 以下のキーワードに関して調べて整理しておく。
1.運動制御とは
2.アライメントとは
90分
第4回
授業内容
テーマ「運動制御とアライメント改善について」
 運動制御およびアライメントについて解説し、それぞれの測定評価方法について理解すると同時に、その改善方法について講義と実技を交えて実施する。
事後学習・次回事前学習
「事後学習」
 授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分な内容について次回の授業時の質問項目として整理しておく。
「事前学習」
 以下のキーワードに関して調べて整理しておく。
1.筋力とは
2.筋力を向上させる方法について
90分
第5回
授業内容
テーマ「筋力パワー向上について」
 筋力およびパワーに影響する要因について解説し、その要因に対する測定評価方法を理解すると同時に、その改善方法について講義と実技を交えて実施する。
事後学習・次回事前学習
「事後学習」
 授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分な内容について次回の授業時の質問項目として整理しておく。
「事前学習」
 以下のキーワードに関して調べて整理しておく。
1.身体組成とは
2.増量と減量について
90分
第6回
授業内容
テーマ「身体組成の増減について」
 身体組成について解説し、その測定評価方法を解説すると同時に、その改善方法について講義と実技を交えて実施する。
事後学習・次回事前学習
「事後学習」
 授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分な内容について次回の授業時の質問項目として整理しておく。
「事前学習」
 以下のキーワードに関して調べて整理しておく。
1.肩関節障害の原因について
90分
第7回
授業内容
テーマ「肩関節障害のコンディショニング」
 肩関節障害とその原因について解説し、それに関わる測定評価方法について実施する。
事後学習・次回事前学習
「事後学習」
 授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分な内容について次回の授業時の質問項目として整理しておく。
「事前学習」
 以下のキーワードに関して調べて整理しておく。
1.肩関節障害の対処法について
90分
第8回
授業内容
テーマ「肩関節障害のコンディショニング」
 肩関節障害のコンディショニング方法について解説し、具体的な改善方法を実施する。
事後学習・次回事前学習
「事後学習」
 授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分な内容について次回の授業時の質問項目として整理しておく。
「事前学習」
 以下のキーワードに関して調べて整理しておく。
1.腰痛の原因について
90分
第9回
授業内容
テーマ「腰痛のコンディショニング」
 腰痛とその原因について解説し、それに関わる測定評価方法について実施する。
事後学習・次回事前学習
「事後学習」
 授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分な内容について次回の授業時の質問項目として整理しておく。
「事前学習」
 以下のキーワードに関して調べて整理しておく。
1.腰痛に対する対処法について
90分
第10回
授業内容
テーマ「腰痛のコンディショニング」
 腰痛のコンディショニング方法について解説し、具体的な改善方法を実施する。
事後学習・次回事前学習
「事後学習」
 授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分な内容について次回の授業時の質問項目として整理しておく。
「事前学習」
 以下のキーワードに関して調べて整理しておく。
1.膝痛の原因について
90分
第11回
授業内容
テーマ「膝痛のコンディショニング」
 膝痛とその原因について解説し、それに関わる測定評価方法と改善方法について実施する。
事後学習・次回事前学習
「事後学習」
 授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分な内容について次回の授業時の質問項目として整理しておく。
「事前学習」
 以下のキーワードに関して調べて整理しておく。
1.膝痛の対処法について
90分
第12回
授業内容
テーマ「膝痛のコンディショニング」
 膝痛のコンディショニング方法について解説し、具体的な改善方法を実施する。
事後学習・次回事前学習
「事後学習」
 授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分な内容について次回の授業時の質問項目として整理しておく。
「事前学習」
 以下のキーワードに関して調べて整理しておく。
1.効率のよい走り方について
90分
第13回
授業内容
テーマ「走るコンディショニング」
 効率のよく走るための要素について解説し、それに関わる測定評価方法と改善方法について実施する。
事後学習・次回事前学習
「事後学習」
 授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分な内容について次回の授業時の質問項目として整理しておく。
「事前学習」
 以下のキーワードに関して調べて整理しておく。
1.方向転換について必要な要素について
90分
第14回
授業内容
テーマ「方向転換のコンディショニング」
 方向転換に必要な要素について解説し、それに関わる測定評価方法と改善方法について実施する。
事後学習・次回事前学習
「事後学習」
 授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分な内容について次回の授業時の質問項目として整理しておく。
「事前学習」
 以下のキーワードに関して調べて整理しておく。
1.パフォーマンス向上と運動器疾患予防改善の整理
90分
第15回
授業内容
テーマ「課題解決形コンディショニングについて」
 これまでの授業で実施した内容を整理し、課題解決のための分析、測定評価およびコンディショニング方法についてを実践する。
事後学習
「事後学習」
 授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分な内容について次回の授業時の質問項目として整理しておく。
90分

フィードバック
事前学習によって調べて内容に関しては、授業のはじめに解説コメントし、学生の事前学習度合いを確認した上で、その日の授業を展開していく。
評価方法および評価の基準
授業評価は授業内容の確認として課題レポート(75%)と各授業に対する取り組み(15%)とする。
具体的には
到達目標1に対して課題レポート(25%/75%)と各授業に対する取り組み(5%/15%)
到達目標2に対して課題レポート(25%/75%)と各授業に対する取り組み(5%/15%)
到達目標3に対して課題レポート(25%/75%)と各授業に対する取り組み(5%/15%)
とする。

教科書
推薦書・参考文献
使用しない。授業毎にプリントあるいはデータ資料を配布する

履修上の助言、教員からのメッセージ
本科目は双方向性で授業展開をしますので、積極的に取り組むことを望みます。また、本授業内容では実技を実施しますので、動ける服装で参加することを心がけてください。