シラバス情報

科目名
給食運営演習
担当教員名
村田 浩子、林 典子、沼澤 奈都子、木村 靖子
ナンバリング
NAa4039
学科
2021年度 大学 人間生活学部 健康栄養学科 4年
学年
4年
開講期
2023年度前期、2023年度後期
授業形態
演習
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
本科目の担当者は病院において栄養士校外実習を受け入れた経験を持つ教員が含まれる。また、第6回〜第9回は栄養士実務経験を有するゲストスピーカーによる特別講義を行う。

ねらい
①科目の性格
本科目は健康栄養学科の専門科目教育課程「栄養領域」の「給食の運営」に関する科目として位置づけられている。また、栄養士養成教育課程(健康栄養学科)の科目でもあるため、栄養士免許取得のために必須の科目である。
②科目の概要
4年次に履修する給食運営校外実習を実施するための事前および事後教育を行う。4年次の「給食運営校外実習」を同時履修する。
③授業の方法(ALを含む)
この授業の前半は給食運営校外実習の事前教育であり、講義および演習を基本に、グループワークやディスカッションを取り入れて校内での学修と校外実習を結びつける。後半は給食運営校外実習の事後教育であり、実習報告会(プレゼンテーション)を行うための準備を行う。
レポート/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション
④到達目標
1. 各実習施設の特徴を説明できる。
2. 栄養士として必要な専門知識および技術を身に付け、専門職としての自覚と職業倫理を持ち、実習の心構えを述べることができる。
3. 給食運営校外実習における自己の課題を明確にし、目標を述べることができる。
4. 給食運営校外実習ににより収集した情報や体験をまとめて知識の整理を行い、プレゼンテーションにより報告する。
5. 他施設の報告会発表から新たな学びを得、意見交換を行うことができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
KE②-3 自己表現、相互理解/KE③-1 主体的・継続的学修/KE③-3 使命感、主体的行動

内容
第1-3回 実習事前教育オリエンテーション、校外実習の目的、目標、心構え【グループワーク】
第4-5回 実習施設の特徴【レポート】
第6回 特別講義①:産業給食【レポート】
第7回 特別講義②:病院給食【レポート】
第8回 特別講義③:学校給食【レポート】
第9回 特別講義④:福祉施設給食【レポート】
第10回 校外実習の目標、課題の設定【グループワーク】【レポート】
第11-12回 事前学習:各実習施設における給食の運営【グループワーク】【レポート】
第13-14回 事前学習:特定給食施設における衛生管理【グループワーク】【レポート】
第15回 実習の準備、開始時と実習中の注意
第16回 実習事後教育オリエンテーション
第17-18回 実習報告書作成【レポート】
第19-20回 実習課題への取り組みへの報告と討論【グループワーク】【ディスカッション】
第21-25回 実習報告会資料作成(パワーポイント、ポスター)【グループワーク】
第26-27回 実習報告会予行【グループワーク】
第28-29回 実習報告会(口頭発表)【プレゼンテーション】【レポート】
第30回 まとめ
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
第1回〜15回
[事前準備]栄養士関連科目および各給食施設の特徴や関連法令について、これまでに学修した各教科のテキスト等を事前に読んで整理しておく。(15分)
[事後学修]学修した内容を実習事前学習ノートやレポートに整理する(30分)
第16〜25回
[事前準備][事後学修]給食運営校外実習ノートに記録した実習内容や実習テーマに関する考察をノートにまとめる。実習報告会(プレゼンテーション)に向けて、パワーポイントにまとめるための資料を収集する。(45分)
第26回〜27回
[事前準備][事後学修]実習報告会(口頭発表)の練習および質疑応答のための準備を行う。(45分)
第29回〜第30回
[事後学修]校外実習報告会で学修したことをレポートにまとめる。(45分)

フィードバック
課題レポートは、翌週以降の授業内でフィードバックする。
評価方法および評価の基準
各授業回に指示する課題への取り組み70点、プレゼンテーション30点とし、総合評価60点以上を合格とする。
到達目標1. 課題提出(10%/70%)
到達目標2. 課題提出(20%/70%)
到達目標3. 課題提出(20%/70%)
到達目標4. プレゼンテーション(30%/30%)
到達目標5. 課題提出(20%/70%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
授業内で指示する。
推薦書・参考文献
芦川修貮 、西岡葉子、齊藤禮子 編「特定給食施設 給食管理事例集」学建書院

履修上の助言、教員からのメッセージ
給食運営校外実習を履修するためには、本科目を同時履修すること。