シラバス情報

科目名
介護実習Ⅱ-2
担当教員名
山口 由美、二瓶 さやか、宮内 寿彦
ナンバリング
NDe2080
学科
2021年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・介護コース 3年
学年
3年
開講期
2023年度前期
授業形態
実習
単位数
4.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
法令に定められた国家資格取得後、実務経験5年以上の教員が条件。

ねらい
①科目の性格
介護福祉士養成課程の指定科目である。支援を必要とする人々に対する支援方法について理解し、介護総合演習Ⅲで立案した実習計画の実習目標を達成するように、実習施設において実習を通して実践的に学ぶ
②科目の概要
1.利用者の介護計画の作成、実施後の評価・計画の修正といった一連の介護過程を実践する。
2.入所施設で23日間の介護実習を行う。
3.原則として、夜勤実習等の変則勤務を経験する。
③授業の方法(ALを含む)
毎日の実習は、実習計画の内容をもとに、目標を立て実習に臨む。実習は目標を具体的にどのように実施したのか、実施したことと知識を結び付け、どのように考えたのか、また、疑問をもったのかを根拠に基づいて記述する。受け持ち利用者を担当させていただき、介護計画を立案、実施まで行う。実習巡回時や実習反省会において、実習における学びを発表し、助言や意見交換を行うことで、実習をより深く理解し、今後の課題を明らかにする。
【日々の実習記録】【介護過程の記録】【ディスカッション】【プレゼンテーション】 
ディスカッション/プレゼンテーション/実習・インターンシップ
④到達目標
1.利用者個別の状況に応じたコミュニケーション技術や生活支援技術の方法を理解できる
2.利用者一人の介護過程の展開を通して、介護過程の展開方法を理解できる。
3.社会福祉施設・機関の役割及びチームケアのあり方、介護福祉士の職務内容・役割を理解する。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
ND③-1 問題解決のための専門性と倫理/ND③-2 専門的援助関係の体験的理解と自己覚知/ND③-3 地域社会・福祉社会形成へ参画する意欲

内容
1.介護実習施設・事業Ⅱに区分される施設・事業所における施設実習である。
8〜9月に、介護老人福祉施設や介護老人保健施設で、23日間(184時間)の介護実習を行う
2.本学習目標、個人の実習計画書、実習先のプログラム等を踏まえ、各自で毎日の実習目標を設定し実習を行う。
3.介護過程の展開については、下記を目安とする。
 ただし、実習施設の実習指導者や実習巡回担当教員に相談しながら進める。
 ・1週目後半:介護過程を展開する利用者を決定する。既に利用者が決定している場合は、
        利用者と関わりながらアセスメントを行う。
 ・2週目  :利用者と関わりながらアセスメントを行う
 ・3〜4週目:アセスメント 介護計画の立案 実施を行う
 ・4〜5週目:介護計画の実施・評価を行う
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
【事前学習】学生が作成した実習計画書に沿った事前学習、介護過程の復習を行う。介護過程のポイントは「楽しく学ぶ介護過程」のテキストで復習すること(実習日に対して60分)
【事後学習】実習反省会、日々の実習記録等により実習を振り返り、実習のまとめを行う。(実習日に対して60分)

フィードバック
実習記録、実習先での反省会、実習担当教員との面談、実習報告会等を通してフィードバックを行う。
評価方法および評価の基準
実習状況・取り組み、実習記録(提出状況・記載内容)、本学習目標の到達度、個人の実習計画の達成度等について、実習施設の評価及び担当教員の評価を踏まえ評価し、総合評価60点以上を合格とする。

教科書
推薦書・参考文献
「介護実習の手引き」(十文字学園女子大学)

履修上の助言、教員からのメッセージ
日々の実習記録は、毎朝実習施設に提出します。提出ができない場合は、実習を中止する場合がありますので、注意してください。