シラバス情報

科目名
社会福祉実習
担当教員名
片居木 英人、富井 友子、今井 伸、佐藤 陽、人見 優子、大山 博幸
ナンバリング
NDe3077
学科
2021年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・介護コース 3年
学年
3年
開講期
2023年度前期、2023年度後期
授業形態
演習
単位数
4.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
福祉相談職及びソーシャルワーカーとしての実務経験あり

ねらい
①科目の性格
本科目は、社会福祉士養成課程の科目であり学科専門選択科目である。本実習を通して、ソーシャルワークに係る知識と技術・価値について具体的かつ実際的に理解し、実践的な技術を体得する。社会福祉士として求められる資質、技能、倫理、自己に求められる課題把握等、総合的に対応できる能力を習得する。ソーシャルワーク論、相談援助実習指導、相談援助演習と関連する。
②科目の概要
指定された実習施設で各自180時間(新カリは240時間)以上の実習を実施する。相談援助実習指導と関連して学習を深める。実習先の実習指導者の指導を受け、職場の理解・職種の理解・利用者の理解を積み重ね、さらに実習先の関連分野の専門職との連携のあり方及びその具体的内容を実践的に理解する。
③授業の方法(ALを含む)
実習形態である。
レポート/実習・インターンシップ
④到達目標
到達目標1:実習先での利用者や職員との円滑な人間関係を形成できる。
到達目標2:対象となった利用者及び地域への支援計画を作成することができる。
到達目標3:権利擁護及び職業倫理について具体的な事例を参照して説明することができる。
到達目標4:地域支援について理解し、具体的な事例をもとに説明することができる。

⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
ND①-3 専門的援助関係の基本的理解と形成/ND①-5 生活課題の理解、問題解決の方法提示/ND③-3 地域社会・福祉社会形成へ参画する意欲

内容
受講生は、社会福祉士養成課程に規定され本大学と契約した実習先において、実習を行う。

1利用者やその関係者、施設・事業者・機関・団体等の職員、地域住民やボランティア等との基本的なコミュニケーションや人との付き合い方などの円滑な人間関係の形成
2利用者理解とその需要の把握及び支援計画の作成【シミュレーション】
3利用者やその関係者(家族・親族・友人等)との援助関係の形成
4利用者やその関係者(家族・親族・友人等)への権利擁護および支援(エンパワメントを含む)とその評価
5多職種連携をはじめとする支援におけるチームアプローチの実際【見学】【インタビュー】
6社会福祉士としての職業倫理、施設・事業者・機関・団体等の職員の就業などに関する規定への理解と組織の一員としての役割と責任への理解
7施設・事業者・機関・団体等の経営やサービスの管理運営の実際
8当該実習先が地域社会の中の施設・事業者・機関・団体等であることへの理解と具体的な地域社会への働きかけとしてのアウトリーチ、ネットワーキング、社会資源の活用・調整・開発に関する理解。
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
事前学習:健康管理も含め、実習の準備を行うこと
事後学習:実習報告書及びケーススタディ報告の準備を行うこと

フィードバック
授業中に行った実習報告書及びレポート屠蘇のプレゼンテーションに対しては、授業内にフォードバックする。
評価方法および評価の基準
所定の実習表による実習指導者の評価の結果(50%)及び実習記録(30%)実習中の態度(20%)とし、60点以上を合格とする。
到達目標1:実習評価票(20%/50%)、実習記録(5%/30%)、実習中の態度(5%/20%)
到達目標2:実習評価票(10%/50%)、実習記録(15%/30%)、実習中の態度(5%/20%)
到達目標3:実習評価票(10%/50%)、実習記録(5%/30%)、実習中の態度(5%/20%)
到達目標4:実習評価票(10%/50%)、実習記録(5%/30%)、実習中の態度(5%/20%)

教科書
推薦書・参考文献
【推薦書】早坂総久他編『相談援助実習・相談援助実習指導』弘文堂

履修上の助言、教員からのメッセージ
欠席をしないで実習を完了することを目指してください。