シラバス情報

科目名
英語科教育法III
担当教員名
林 宣之、向後 朋美
ナンバリング
EBi4099
学科
2021年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・介護コース 3年
学年
3年
開講期
2023年度前期
授業形態
講義
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
中学校や高等学校における英語の指導経験を有する教員が、具体的な指導法・指導技術を指導します。

ねらい
①科目の性格
本科目は、児童教育学科の「教職課程及び指導法に関する科目」で、中学校・高等学校教諭の英語免許取得のための必修科目です。英語教科教育法Ⅰ、Ⅱ、Ⅳと同様、必修科目であり、この科目の単位が取れないと教育実習を行うことはできません。また、本科目は英語科教育法Ⅱの単位が取得できていないと履修できません。
②科目の概要
「英語教科教育法I,II」(2年前期後期)で習得した点をふまえて、英語科教育の理論と方法について理解を深め、発展的な事項を学びます。さらに、授業の具体的な技術・方法を模擬授業をとおして体験的に学び、4年次の教育実習への橋渡しとします。
③授業の方法(ALを含む)
本科目では、講義による解説を中心として、模擬授業を行いグループによるディスカッションを取り入れた授業を行います。
ディスカッション/プレゼンテーション/ロールプレイ・模擬授業
④到達目標
実践的指導力の育成を目指します。
1 小中高等学校を通した英語教育の在り方の基本について理解している。
2 英語の音声や文字、表現に関する指導について理解し、授業指導に生かすことができる。
3 英語でのインタラクションについて理解し、授業指導に生かすことができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EB①-4 教材研究、学習指導案作成/EB①-5 指導法の工夫/EB②-5 指導技術、子どもの関心・意欲喚起

第1回
事前学習
英語科教育法Ⅱにおいて扱った内容を復習しておく。
180分
授業内容
中学校・高校英語の学習指導要領の復習
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
Writing Test の練習を行う。
Recitation の練習を行う。
模擬授業の指導案を検討する。
180分
第2回
授業内容
公開研究授業のビデオ視聴(1): 1時間の授業構成
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
Writing Test の練習を行う。
Recitation の練習を行う。
模擬授業の指導案を検討する。
180分
第3回
授業内容
公開研究授業のビデオ視聴(2): 指導方法、教育機器の活用
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
Writing Test の練習を行う。
Recitation の練習を行う。
模擬授業の指導案を検討する。
180分
第4回
授業内容
授業の構成(年間の授業計画の中での位置付けと1時間ごとの授業設計)
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
Writing Test の練習を行う。
Recitation の練習を行う。
模擬授業の指導案を検討する。
180分
第5回
授業内容
教材研究(中学英語教科書と副教材の分析)と学習評価
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
Writing Test の練習を行う。
Recitation の練習を行う。
模擬授業の指導案を検討する。
180分
第6回
授業内容
教材研究(高校英語教科書と副教材の分析)と学習評価
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
Writing Test の練習を行う。
Recitation の練習を行う。
模擬授業の指導案を検討する。
180分
第7回
授業内容
Listening、Speakingの実際的指導
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
Writing Test の練習を行う。
Recitation の練習を行う。
模擬授業の指導案を検討する。
180分
第8回
授業内容
Reading、Writingの実際的指導
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
Writing Test の練習を行う。
Recitation の練習を行う。
模擬授業の指導案を検討する。
180分
第9回
授業内容
学習指導案の書き方(1): 単元観・生徒観・単元の目標と評価基準・観点別学習状況の評価
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
Writing Test の練習を行う。
Recitation の練習を行う。
模擬授業の指導案を検討する。
180分
第10回
授業内容
学習指導案の書き方(2): 1時間の授業構成
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
Writing Test の練習を行う。
Recitation の練習を行う。
模擬授業の指導案を検討する。
180分
第11回
授業内容
学習指導案の書き方(3): Warm-up、復習
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
Writing Test の練習を行う。
Recitation の練習を行う。
模擬授業の指導案を検討する。
180分
第12回
授業内容
学習指導案の書き方(4): 新教材の導入、展開、まとめ、板書計画
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
Writing Test の練習を行う。
Recitation の練習を行う。
模擬授業の指導案を検討する。
180分
第13回
授業内容
パート別模擬授業(1): Warm-up、復習部分
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
Writing Test の練習を行う。
Recitation の練習を行う。
模擬授業の指導案を検討する。
180分
第14回
授業内容
パート別模擬授業(2): 文法事項導入の模擬授業
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
Writing Test の練習を行う。
Recitation の練習を行う。
模擬授業の指導案を検討する。
180分
第15回
授業内容
パート別模擬授業(3): 本文理解の模擬授業
事後学習
前期の授業内容を振り返る。
180分

フィードバック
毎回の授業レポート及び模擬授業評価レポートのシェアリングを行う。
評価方法および評価の基準
(1) 平常点(スピーチ、書き取り、暗唱、模擬授業、模擬授業評価レポート等)80%
(2) 授業参加度 20%とし、総合評価60点以上を合格とする。
到達目標1 平常点(25%/80%) 授業参加度(5%/20%)
到達目標2 平常点(25%/80%) 授業参加度(5%/20%)
到達目標3 平常点(30%/80%) 授業参加度(10%/20%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
中学校学習指導要領解説 外国語編(平成29年7月版)
文部科学省
中学校英語授業指導 指導と評価の実際
杉本義美
大修館書店
New Horizon English Course 1-3
東京書籍
推薦書・参考文献
一般財団法人語学教育研究所(2021)『英語授業の「型」づくり おさえておきたい指導の基本』, 大修館書店.

履修上の助言、教員からのメッセージ