教員名 : 相馬 満利
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科目名
保健体育科教育法Ⅰ
担当教員名
若葉 京良、神田 俊平、飯田 路佳、石山 隆之、小木曽 一之、相馬 満利
ナンバリング
学科
2021年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・保育コース 2年
学年
2年
開講期
2023年度前期
授業形態
講義
単位数
2.00単位
実務経験の有無
無
実務経験および科目との関連性
無
ねらい
①科目の性格
本科目は、中学校・高等学校一種免許状(保健体育)取得のための「教科および教科の指導法に関する科目」として、2年次前期に履修する必修の科目である。4年次に行う教育実習の実践的力量の基礎となるため、「保健体育・体育分野」の基礎的知識に加え「学習・授業の在り方」について探求するとと同時に、各領域の授業デザインの検討を通して授業計画・教材研究が求められている。また、教育課程の意義及び編成の方法と、教科の教育法の理解を深め、授業を行う際の基本的な知識と技能を学修する。
②科目の概要
中学校の「保健体育・体育分野」の学習指導について授業の実践例をもとに授業のあり方を理解し、学習指導案を作成し、模擬授業を実施し、指導方法を学修する。
③授業の方法(ALを含む)
本科目は、講義「保健体育科教育の変遇や教員としての在り方や資質、指導力」を基に、グループワークやディスカッション、プレゼンテーションを取り入れながら、体育とは何を指すのか、何を学ぶのか、どのように学ぶのか、評価とは何かなどについて学び、それらを保健体育教員としての資質や能力、実践的指導力の育成へと発展させていく。
リアクションペーパー/実技、実験/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション/レポート(表現)/実習・インターンシップ/ICT
④到達目標
【到達⽬標(=学修⽬標)】
1.中学校の「保健体育・体育分野」の学習指導についての基本的な考え方とその実際を理解することができる。 2.教科書や学習指導要領(保健体育編)の内容を深めることができる。 3.学習指導法に係る基礎理論・知識を習得し、自ら主体的に教材研究を行うとともに、教科の特性をを活かした学習指導案の作成と指導方法・指導技術を実践することができる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
第1回
事前学習
1.事前に UNIVERSAL PASSPORT でシラバスを確認する。
2.事前に UNIVERSAL PASSPORT で配付した資料に目を通す。 3.理解が不十分な内容について質問項目として整理しておく。 180分
授業内容
ガイダンス:学習指導要領、学校体育の変遷(到達⽬標、授業の実施⽅法、受講にあたっての諸注意)【リアクションペーパ—・グループワーク】
事後学習・次回事前学習
【事後指導】
1.授業の内容を振り返り、新しく学んだことや気づいたことをノートにまとめる。 【次回事前指導】 1.次時の内容として示された「体育理論」について調べ、ノートにまとめる。 180分
第2回
授業内容
体育理論:体育の目的、文化としてのスポーツの意義【リアクションペーパ—・グループワーク】
事後学習・次回事前学習
【事後指導】
1.授業の内容を振り返り、新しく学んだことや気づいたことをノートにまとめる。 【次回事前指導】 1.次時の内容として示された「運動の領域特性」について調べ、ノートにまとめる。 180分
第3回
授業内容
運動の領域特性:領域の特性のとらえ方、体育学習の基本原則/小木曽【リアクションペーパ—・グループワーク】
事後学習・次回事前学習
【事後指導】
1.授業の内容を振り返り、新しく学んだことや気づいたことをノートにまとめる。 【次回事前指導】 1.次時の内容として示された「学習指導案」について調べ、ノートにまとめる。 180分
第4回
授業内容
学習指導案:学習指導計画作成上の留意点、評価の在り方、「よい授業」とはなにか【リアクションペーパ—・グループワーク】
事後学習・次回事前学習
【事後指導】
1.授業の内容を振り返り、新しく学んだことや気づいたことをノートにまとめる。 【次回事前指導】 1.次時の授業内容として示された「体つくり運動・器械運動・ダンスの領域の特性」について調べ、ノートにまとめる。 2.次時の授業内容として示された「体つくり運動・器械運動・ダンスの領域の特性」についてそれぞれ指導案を調べる。 180分
第5回
授業内容
教材研究・授業づくり<1>:体つくり運動・器械運動・ダンスの領域の特性を押さえ、具体的な指導方法を学ぶ【リアクションペーパ—・グループワーク】
事後学習・次回事前学習
【事後指導】
1.授業の内容を振り返り、新しく学んだことや気づいたことをノートにまとめる。 【次回事前指導】 1.次時の授業内容として示された「水泳・球技・武道の領域特性」について調べ、ノートにまとめる。 2.次時の授業内容として示された「水泳・球技・武道の領域特性」についてそれぞれ指導案を調べる。 180分
第6回
授業内容
教材研究・授業づくり<2>:水泳・球技・武道の領域特性を押さえ、具体的な指導方法を学ぶ【リアクションペーパ—・グループワーク】
事後学習・次回事前学習
【事後指導】
1.授業の内容を振り返り、新しく学んだことや気づいたことをノートにまとめる。 【次回事前指導】 1.次時の授業内容として示された「陸上の領域の特性」について調べ、ノートにまとめる。 2.次時の授業内容として示された「陸上の領域の特性」についてそれぞれ指導案を調べる。 180分
第7回
授業内容
教材研究・授業づくり<3>:陸上の領域の特性を押さえ、具体的な指導方法を学ぶ/小木曽【リアクションペーパ—・グループワーク】
事後学習・次回事前学習
【事後指導】
1.授業の内容を振り返り、新しく学んだことや気づいたことをノートにまとめる。 【次回事前指導】 1.与えられたテーマについて教材研究をし、指導案をの構造を練る。 2.与えられたテーマについて指導案を作成する。 180分
第8回
授業内容
学習指導案の作成<1>【リアクションペーパ—】
事後学習・次回事前学習
【事後指導】
1.授業の内容を振り返り、新しく学んだことや気づいたことをノートにまとめる。 【次回事前指導】 1.与えられたテーマについて教材研究をし、指導案をの構造を練る。 2.与えられたテーマについて指導案を作成する。 180分
第9回
授業内容
学習指導案の作成<2>【リアクションペーパ—】
事後学習・次回事前学習
【事後指導】
1.授業の内容を振り返り、新しく学んだことや気づいたことをノートにまとめる。 【次回事前指導】 1.与えられたテーマについて教材研究をし、指導案をの構造を練る。 2.与えられたテーマについて指導案を作成する。 180分
第10回
授業内容
模擬授業<1>:体つくり運動の模擬授業実践【リアクションペーパ—・模擬授業】
事後学習・次回事前学習
【事後指導】
1.授業の内容を振り返り、新しく学んだことや気づいたことをノートにまとめる。 【次回事前指導】 1.与えられたテーマについて教材研究をし、指導案をの構造を練る。 2.与えられたテーマについて指導案を作成する。 180分
第11回
授業内容
模擬授業<2>:器械運動の模擬授業実践【リアクションペーパ—・模擬授業】
事後学習・次回事前学習
【事後指導】
1.授業の内容を振り返り、新しく学んだことや気づいたことをノートにまとめる。 【次回事前指導】 1.与えられたテーマについて教材研究をし、指導案をの構造を練る。 2.与えられたテーマについて指導案を作成する。 180分
第12回
授業内容
模擬授業<3>:ダンスの模擬授業実践【リアクションペーパ—・模擬授業】
事後学習・次回事前学習
【事後指導】
1.授業の内容を振り返り、新しく学んだことや気づいたことをノートにまとめる。 【次回事前指導】 1.与えられたテーマについて教材研究をし、指導案をの構造を練る。 2.与えられたテーマについて指導案を作成する。 180分
第13回
授業内容
模擬授業<4>:球技の模擬授業実践【リアクションペーパ—・模擬授業】
事後学習・次回事前学習
【事後指導】
1.授業の内容を振り返り、新しく学んだことや気づいたことをノートにまとめる。 【次回事前指導】 1.与えられたテーマについて教材研究をし、指導案をの構造を練る。 2.与えられたテーマについて指導案を作成する。 180分
第14回
授業内容
模擬授業<5>:陸上競技の模擬授業実践【リアクションペーパ—・模擬授業】
事後学習・次回事前学習
【事後指導】
1.授業の内容を振り返り、新しく学んだことや気づいたことをノートにまとめる。 【次回事前指導】 1.与えられたテーマについて教材研究をし、指導案をの構造を練る。 2.与えられたテーマについて指導案を作成する。 180分
第15回
授業内容
まとめ【リアクションペーパ—】
事後学習
1.これまでの学修を振り返り、授業の理解を深める。
2.模擬授業を受け、指導案を完成させる。 180分
フィードバック
1.毎回の授業で記⼊するリアクションペーパーをもとに、次回の冒頭でフィードバックを⾏う。
2.授業後、全体に向けてフィードバックを⾏う。 評価方法および評価の基準
【評価⽅法】出席状況、受講態度、積極性・協調性、提出物(指導案など)、模擬授業などの総合評価とする。
【割合】すべての到達目標において平常点(授業に対する意欲、関⼼、態度を含む)20%、毎回のまとめ(リアクションペーパー)10%、提出物(指導案など)30%、模擬授業40%とし、総合的に評価する。 【基準】60%以上を合格とする。授業内で⾏うゲームの勝敗等については、マイナスの評価はしない。⽋席時間が4回を超え ると評価を⾏わない(遅刻2回で、⽋席1回とする)。合格点に満たなかった場合は、追加課題を課す。実施日・教室・実施内容の詳細は、事前にUNIVERSAL PASSPORTにて周知する。 教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
中学校学習指導要領解説(保健体育編)
文部科学省
東山書房
978-4827815764
推薦書・参考文献
1. 評価基準の作成 、評価方法の工夫改善のための参考資料:中学校保健体育 (国立教育政策研究所 )
履修上の助言、教員からのメッセージ
1.模擬授業の際は、室内シューズ、運動に適した服装で参加すること。
※体調不良等の理由でやむを得ない場合は⾒学となるが、その際も運動着に必ず着替えること。 ※天候等、場合によっては、場所変更の場合があるので外履き・体育館履きの両⽅を必ず準備すること。 2.授業で学習したことをノートにまとめておくこと。 装飾品(ピアスやネックレス等)は外し、⻑髪の場合は髪をまとめ、運動に適した服装で受講すること。運動の得意・不得意、技術レベルに関係なく、受講⽣全員が⼼から楽しめる授業を組み立てるように心がけること。積極的・主体的な発⾔や⾏動をおこなうこと、また、仲間とともに⾝体を動かすことを楽しめるマインドをもつことを期待する。授業中は、受講学⽣同⼠の積極的な交流を期待する。 |