シラバス情報

科目名
音楽と社会
担当教員名
棚谷 祐一
ナンバリング
SAg2020
学科
2021年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・保育コース 2年
学年
2年
開講期
2023年度前期
授業形態
講義
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
作・編曲家としての実務経験を持つ教員が担当し、主として⾳楽リテラシーについて講義形式で指導する。

ねらい
①科目の性格
本科⽬は社会情報デザイン学科の「選択科目」「メディア文化」の卒業要件選択科⽬として位置づけられており、現代社会理解の一端として、ポピュラー音楽を対象化・相対化して理解するための方法を学ぶ。
②科目の概要
もっとも身近な存在であるポピュラー音楽について、その産業構造・制作と流通のプロセス・歴史的背景・現状と展望といった視点から読み解き、総合的な理解力を身に付ける。また、リベラルアーツとしての音楽について理解を深めることで、人間理解を促進し、AI時代に対応した創造的な問題解決能力の向上が期待できる。
③授業の方法(ALを含む)
座学による講義が主体となるが、必要に応じALを併用する。
ミニテスト/リアクションペーパー/グループワーク/ディスカッション
④到達目標
①音楽などの文化が、経済、社会、テクノロジーとどのように関係しているのかが理解できる。
②知的財産権について理解し、説明することができる。
③ポピュラーミュージックの成立と発展について理解する事ができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
KJ①-2 文化・芸術とメディアの関わりの理解/KJ②-2 現代文化の評価・判断/KJ③-2 文化に対する関心・理解

第1回
事前学習
「ポピュラー音楽」「Jーポップ」等の定義について下調べをし、イメージを掴んでおく。
180分
授業内容
ガイダンス・スタートアップ【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】概念・用語について整理する。
【事前学習】日本の音楽産業の構造について下調べをし、イメージを掴んでおく。
180分
第2回
授業内容
日本の音楽産業の構造【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】概念・用語について整理する。
【事前学習】レコード会社の役割や主要メーカーについて下調べをし、イメージを掴んでおく。
180分
第3回
授業内容
レコード会社のビジネスモデル【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】概念・用語について整理する。
【事前学習】音楽著作権の概念や主要な用語について下調べをし、イメージを掴んでおく。
180分
第4回
授業内容
音楽著作権と著作権ビジネス・SNSと著作権【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】概念・用語について整理する。
【事前学習】音楽のデジタル化について下調べをし、イメージを掴んでおく。
180分
第5回
授業内容
音楽のデジタル化とサブスクリプション【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】概念・用語について整理する。
【事前学習】日本における洋楽受容のあらましについて下調べをし、イメージを掴んでおく。
180分
第6回
授業内容
日本における洋楽受容〜唱歌からJ-ポップへ〜【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】概念・用語について整理する。
【事前学習】アメリカ・イギリスを中心とするポピュラー音楽の変化について下調べをし、イメージを掴んでおく。
180分
第7回
授業内容
ポピュラー音楽の歴史(1)【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】概念・用語について整理する。
【事前学習】アメリカ・イギリスを中心とするポピュラー音楽の変化について下調べをし、イメージを掴んでおく。
180分
第8回
授業内容
ポピュラー音楽の歴史(2)【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】概念・用語について整理する。
【事前学習】アメリカ・イギリスを中心とするポピュラー音楽の変化について下調べをし、イメージを掴んでおく。
180分
第9回
授業内容
ポピュラー音楽の歴史(3)【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】概念・用語について整理する。
【事前学習】アメリカ・イギリスを中心とするポピュラー音楽の変化について下調べをし、イメージを掴んでおく。
180分
第10回
授業内容
ポピュラー音楽の歴史(4)【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】概念・用語について整理する。
【事前学習】シティ・ポップ、ボカロについて概念や主要な用語を下調べしておく。
180分
第11回
授業内容
シティ・ポップとボカロカルチャー【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】概念・用語について整理する。
【事前学習】音楽の仕組みについて基礎的な概念や用語について下調べをし、把握しておく。
180分
第12回
授業内容
楽曲分析の基礎知識〜音楽のしくみ〜【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】概念・用語について整理する。
【事前学習】分析対象の楽曲をネット等で聴き込み、イメージを掴んでおく。
180分
第13回
授業内容
J-ポップの楽曲分析(1)【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】概念・用語について整理する。
【事前学習】】分析対象の楽曲をネット等で聴き込み、イメージを掴んでおく。
180分
第14回
授業内容
J-ポップの楽曲分析(2)【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】概念・用語について整理する。
【事前学習】ここまでの学習内容を整理する。
180分
第15回
授業内容
小テスト・まとめ【リアクションペーパー】
事後学習
ここまでの内容を整理し、不明な点があれば補完する。
180分

フィードバック
毎回のリアクションペーパーに対し、ピックアップして次回授業の冒頭で総評的にフィードバックを行う。
評価方法および評価の基準
授業への参加度 30%
リアクションペーパー 40%
ミニテスト 30%
総合評価60点以上を合格とする。
到達目標①ミニテスト(10/30) グループ発表(10/30)授業への参加度・課題への取り組み(20/40)
到達目標②ミニテスト(10/30) グループ発表(10/30)授業への参加度・課題への取り組み(10/40)
到達目標③ミニテスト(10/30) グループ発表(10/30)授業への参加度・課題への取り組み(10/40)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
とくになし
推薦書・参考文献
【推薦書】ポピュラー音楽の社会経済学 高増 明 著 ナカニシヤ出版
その他、必要に応じて教員が資料を配布する。

履修上の助言、教員からのメッセージ
音楽経験の有無は問いません。音楽に関心があればどなたでも受講できます。