シラバス情報

科目名
保育実践演習 2Aクラス
担当教員名
伊藤 陽一、矢野 景子、野田 日出子、亀﨑 美沙子
ナンバリング
NDe3081
学科
2021年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・保育コース 3年
学年
3年
開講期
2023年度後期
授業形態
演習
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
実務経験(保育所、児童養護施設、地域子育て支援施設等)のある教員が、科目の目標を踏まえ、実習体験とこれまでの学びを統合する指導を行う。

ねらい
①科目の性格
保育士資格取得のための必修科目であり、系列【総合演習】に位置づく科目である。
原則として、保育実習Ⅲを履修済みであることが必要である。これまでの学習で学んできた知識と、3回の保育実習で得た知識や技能を結びつけて、保育士として必要な実践力を育成すると共に、理論と実践の統合を目指す。
②科目の概要
保育士の役割、職務内容、児童と保護者に対する支援について、これまでの講義と実習体験を基にグループ学習や討論、プレゼンテーション等を行い、学習成果をまとめる。保育実習報告、研究発表会を行い、実習前の下級生との交流を行うことで、新たな気づきを得ることも目指す。必修科目(保育実践演習を除く)及び選択科目の履修状況を踏まえ、自らの学びを振り返り、まとめる。
③授業の方法(ALを含む)
本科目は、グループワークによるディスカッション、及び発表に向けた準備を行う。【グループワーク】【討議・討論】【プレゼンテーション】【レポート(表現)】
ディスカッション/プレゼンテーション/レポート(表現)/ICT
④到達目標
到達目標1:保育士として必要な保育に関する専門的知識及び技術、幅広く深い教養及び総合的な判断力、専門職としての倫理観等が形成され,習得することについて、自らの学びを振り返り,言語化することができる。
到達目標2:保育実習等を通じた自らの体験や収集した情報に基づき、保育に関する現代的課題についての現状を分析し、その課題への対応として保育士、保育の現場、地域、社会に求められることは何か、多様な視点から考察する力を習得することができる。
到達目標3:自己の課題を明確化し、保育の実践に際して必要となる基礎的な資質・能力の定着をさせ、プレゼンテーションを通して他者に説明することができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
ND②-4 体験の意味付けと表現/ND③-1 問題解決のための専門性と倫理/ND③-2 専門的援助関係の体験的理解と自己覚知

第1回
事前学習
シラバスを確認し、授業の概要を理解する。また、これまでの実習日誌を振り返り、実習概要を整理し、ワークシートにまとめる。
90分
授業内容
オリエンテーション
研究発表会・実習事後面談についての説明 【講義】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
事後学習:これまでの実習日誌を振り返り、実習概要を整理し、ワークシートの修正・追記を行う。
事前学習:面談に向けて、実習概要ノートの質問項目を説明・発表できるよう観点を整理する。
180分
第2回
授業内容
面談①実習課題の振り返り・共有化【グループワーク】【討議】
事後学習・次回事前学習
事後学習:面談内容を整理し、ワークシートの修正・追記を行う。
事前学習:研究発表会に向けて発表資料を作成する。
90分
第3回
授業内容
面談②保育職としての課題の明確化①保育士の意義や役割、職務内容、子どもに対する責任、倫理 【グループワーク】【討議】
事後学習・次回事前学習
事後学習:面談内容を整理し、ワークシートの修正・追記を行う。
事前学習:実習報告会に向けて発表資料を作成する。
180分
第4回
授業内容
面談③保育職としての課題の明確化②社会性、対人関係能力 【グループワーク】【討議】
事後学習・次回事前学習
事後学習:面談内容を整理し、ワークシートの修正・追記を行う。
事前学習:研究発表会に向けて発表資料を作成する。
90分
第5回
授業内容
研究発表会準備①保育職としての課題の明確化③子どもやその家庭の理解、職員間の連携、関係機関との連携 【グループワーク】【討議】
事後学習・次回事前学習
事後学習:ディスカッション内容及び指導内容を整理し、資料の修正・追記を行う。
事前学習:研究発表会資料作成に作成のプロセスを確認し、作業工程を整理する。
180分
第6回
授業内容
研究発表会準備②保育職としての課題の明確化④保育や子育て家庭に対する支援の展開 【グループワーク】【討議】
事後学習・次回事前学習
事後学習:ディスカッション内容及び指導内容を整理し、資料の修正・追記を行う。
事前学習:研究発表会資料作成に作成のプロセスを確認し、作業工程を整理する。
90分
第7回
授業内容
研究発表会準備③保育職としての課題の明確化⑤子ども理解 特別な支援を必要とする子どもとの関わり【グループワーク】【討議】
事後学習・次回事前学習
事後学習:ディスカッション内容及び指導内容を整理し、資料の修正・追記を行う。
事前学習:研究発表会資料作成に作成のプロセスを確認し、作業工程を整理する。
180分
第8回
授業内容
研究発表会準備③保育職としての課題の明確化⑥保護者支援や他機関連携 【事例検討とグループディスカッション】
事後学習・次回事前学習
事後学習:ディスカッション内容及び指導内容を整理し、資料の修正・追記を行う。
事前学習:研究発表会資料作成に作成のプロセスを確認し、作業工程を整理する。
90分
第9回
授業内容
研究発表会準備④実習の振り返りと課題研究に向けた事前準備 :【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
事後学習:ディスカッション内容及び指導内容を整理し、資料の修正・追記を行う。
事前学習:研究発表会資料作成に作成のプロセスを確認し、作業工程を整理する。
180分
第10回
授業内容
研究発表会準備⑤実習の振り返りと課題研究に向けた事前準備②まとめと発表資料作成【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
事後学習:ディスカッション内容及び指導内容を整理し、資料の修正・追記を行う。
事前学習:研究発表会資料作成に作成のプロセスを確認し、作業工程を整理する。
180分
第11回
授業内容
研究発表会準備⑥探究研究及び自己課題の整理【プレゼンテーション】【グループディスカッション】
事後学習・次回事前学習
事後学習:ディスカッション内容及び指導内容を整理し、資料及び発表原稿の修正・追記を行う。
事前学習:研究発表会発表資料の最終確認と発表の練習を行う。
180分
第12回
授業内容
研究発表会①:探求研究及び自己課題の整理【グループディスカッション】【プレゼンテーション】
事後学習・次回事前学習
事後学習:ディスカッション内容及び指導内容を整理し、資料及び発表原稿の修正・追記を行う。
事前学習:研究発表会発表資料の最終確認と発表の練習を行う。
180分
第13回
授業内容
研究発表会②:探求研究及び自己課題の整理【グループディスカッション】【プレゼンテーション】
事後学習・次回事前学習
事後学習:ディスカッション内容及び指導内容を整理し、資料及び発表原稿の修正・追記を行う。
事前学習:研究発表会発表資料の最終確認と発表の練習を行う。
180分
第14回
授業内容
研究発表会③:探求研究及び自己課題の整理【グループディスカッション】【プレゼンテーション】
事後学習・次回事前学習
事後学習:ディスカッション内容及び指導内容を整理し、資料の修正及びアドバイスシートの作成を行う。
事前学習:研究発表会の内容を振り返り、最終レポートの作成を行う。
180分
第15回
授業内容
まとめ:自己課題の整理【プレゼンテーション】【レポート(表現)】
事後学習
事後学習:ディスカッション内容及び指導内容を整理し、資料の修正及びアドバイスシートの作成を行う。
事前学習:研究発表会の内容を振り返り、最終レポートの作成を行う。
180分

フィードバック
研究発表会の内容や資料について、その都度、口頭や添削指導によりフィードバックし、次回の学習に活かせるようにする。
評価方法および評価の基準
到達目標の評価方法:各授業回の課題への取り組み(30%)【ディスカッション・レポート(表現)】、研究発表会の準備と発表(30%)【プレゼンテーション】、レポート(【レポート(表現)】40%)とし、60点以上を合格とする。

到達目標1.課題提出(10%/30%)、研究発表会の準備と発表(10%/30%)、レポート(10%/40%)
到達目標2.課題提出(10%/30%)、研究発表会の準備と発表(10%/30%)、レポート(10%/40%)
到達目標3.課題提出(10%/30%)、研究発表会の準備と発表(10%/30%)、レポート(20%/40%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
テキストは指定しない
推薦書・参考文献
【推薦書】【参考図書】各担当教員より適宜指示する。

履修上の助言、教員からのメッセージ
本科目は、研究発表会に出席し、実習成果の報告をすることで単位を認定する。