シラバス情報

科目名
子どもの理解と援助
担当教員名
青木 弥生、亀﨑 美沙子
ナンバリング
NDd2052
学科
2021年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・保育コース 1年
学年
1年
開講期
2023年度後期
授業形態
演習
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
地域子育て支援施設において、子どもの保育や保護者に対する相談業務に携わった経験をもつ教員が担当し、多角的な視点から子ども理解を深めることができるよう指導する。

ねらい
①科目の性格
本科目は、人間福祉学科における保育専門科目であり、保育士資格取得のための必修科目である。
②科目の概要
本科目では、保育実践の基本となる子ども理解の意義とその方法について学んでいく。集団の中で一人一人の心身の発達状況を細やかに読み取り、必要な経験や学びを理解し、保育を構想する力を身に付けるために、演習を通して実践的に学んでいく。
③授業の方法(ALを含む)
本科目では、グループワーク等の演習に取り組みながら、子ども理解の視点や方法、子ども理解にもとづく保育の展開方法について学んでいく。
リアクションペーパー/レポート/グループワーク/ディスカッション/レポート(表現)
④到達目標
1.保育実践における子ども理解の意義と方法について理解し、説明することができる。
2.生活や遊びを通した子どもの学びや育ちを読みとり、適切に記述することができる。
3.一人一人の子どもの心身の発達状況を把握し、保育内容を構想することができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
ND①-2 支援に関しての基本的理解/ND①-3 専門的援助関係の基本的理解と形成/ND②-2 援助・支援に関する理論の基本的理解

第1回
事前学習
自分自身の子ども観を、年齢別にA4用紙2枚でまとめ、提出する。(120分)
所要時間は記述内容を参照
授業内容
オリエンテーション、保育における子ども理解の意義【リアクションペーパー】【レポート】(亀﨑)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】
保育の過程における子ども理解の意義についてまとめ、A4用紙1枚でレポートを作成し、提出する。(120分)
【次回事前学習】
UNIVERSAL PASPORTより配信される資料を読み、事前レポートを作成する。(120分)
所要時間は記述内容を参照
第2回
授業内容
子ども理解の視点と保育実践①養護と教育の一体性【リアクションペーパー】【グループワーク】(亀﨑)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】
グループワークの内容をまとめるとともに、自分なりの考察を行い、A4用紙2枚でレポートを作成し、提出する。(120分)
【次回事前学習】
UNIVERSAL PASPORTより配信される資料を読み、事前レポートを作成する。(120分)
所要時間は記述内容を参照
第3回
授業内容
子ども理解の視点と保育実践②資質・能力の多様性と「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」【リアクションペーパー】【グループワーク】(亀﨑)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】
グループワークの内容をまとめるとともに、自分なりの考察を行い、A4用紙2枚でレポートを作成し、提出する。(120分)
【次回事前学習】
UNIVERSAL PASPORTより配信される資料を読み、事前レポートを作成する。(120分)
所要時間は記述内容を参照
第4回
授業内容
子ども理解の視点と保育実践③発達の連続性と小学校への接続【リアクションペーパー】【レポート】(亀﨑)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】
保育所と小学校の子どもの学習活動の特徴とその違いについて、A4用紙2枚でレポートを作成し、提出する。(120分)
【次回事前学習】
UNIVERSAL PASPORTより配信される資料を読み、事前レポートを作成する。(120分)
所要時間は記述内容を参照
第5回
授業内容
子ども理解の方法①観察と記録・省察・評価【リアクションペーパー】【ディスカッション】(亀﨑)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】
授業内で視聴した映像についてA4用紙2枚内でエピソード記録を作成し、提出する。(120分)
【次回事前学習】
エピソードに対する子どもの学びに関するアセスメントおよび援助の方法について、スライド5枚程度にまとめ、プレゼンテーション資料を作成する。(120分)
所要時間は記述内容を参照
第6回
授業内容
子ども理解の方法②カンファレンスによる多面的理解【リアクションペーパー】【レポート(知識)】【プレゼンテーション】【グループワーク】(亀﨑)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】
学生の発表内容をまとめるとともに、エピソードの解釈に関する自分なりの考察を加え、A4用紙2枚程度にまとめ、レポートを提出する。(120分)
【次回事前学習】
UNIVERSAL PASPORTより配信される資料を読み、事前レポートを作成する。(120分)
所要時間は記述内容を参照
第7回
授業内容
集団における子どもの育ちと援助【リアクションペーパー】【グループワーク】【ディスカッション】(亀﨑)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】
グループワークの内容をまとめるとともに、自分なりの考察を行い、A4用紙2枚でレポートを作成し、提出する。(120分)
【次回事前学習】
これまでの学習内容を振り返り、要点をA4用紙2枚でまとめレポートを作成する。(120分)
所要時間は記述内容を参照
第8回
授業内容
中間まとめ【レポート(表現)】(亀﨑)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】
確認テストのうち、理解が不十分であった授業内容を再度確認し、内容をA4用紙2枚でまとめ提出する。(120分)
【次回事前学習】
UNIVERSAL PASPORTより配信される資料を読み、事前レポートを作成する。(120分)
所要時間は記述内容を参照
第9回
授業内容
保育における学び:生活および遊びを通した学び【リアクションペーパー】【レポート(知識)】【プレゼンテーション】【グループワーク】(青木)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】
課題についてのグループワークを踏まえて課題を仕上げ、A4用紙2枚程度にまとめ、提出する。(120分)
【次回事前学習】
UNIVERSAL PASPORTより配信される資料を読んで課題について考えをまとめ、グループワークで提示できるよう準備する。(120分)
所要時間は記述内容を参照
第10回
授業内容
子どもの環境としての保育者:共感的理解と子どもの発達【リアクションペーパー】【レポート(知識)】【プレゼンテーション】【グループワーク】(青木)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】
課題についてのグループワークを踏まえて課題を仕上げ、A4用紙2枚程度にまとめ、提出する。(120分)
【次回事前学習】
UNIVERSAL PASPORTより配信される資料を読んで課題について考えをまとめ、グループワークで提示できるよう準備する。(120分)
所要時間は記述内容を参照
第11回
授業内容
保育環境の理解と構成:子どもの活動の展開と環境構成【リアクションペーパー】【レポート(知識)】【プレゼンテーション】【グループワーク】(青木)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】
課題についてのグループワークを踏まえて課題を仕上げ、A4用紙2枚程度にまとめ、提出する。(120分)
【次回事前学習】
UNIVERSAL PASPORTより配信される資料を読んで課題について考えをまとめ、グループワークで提示できるよう準備する。(120分)
所要時間は記述内容を参照
第12回
授業内容
子ども集団における経験①:かかわりのはじまりと関係づくり【リアクションペーパー】【レポート(知識)】【プレゼンテーション】【グループワーク】(青木)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】
課題についてのグループワークを踏まえて課題を仕上げ、A4用紙2枚程度にまとめ、提出する。(120分)
【次回事前学習】
UNIVERSAL PASPORTより配信される資料を読んで課題について考えをまとめ、グループワークで提示できるよう準備する。(120分)
所要時間は記述内容を参照
第13回
授業内容
こども集団における経験②:葛藤やつまづき【リアクションペーパー】【レポート(知識)】【プレゼンテーション】【グループワーク】(青木)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】
課題についてのグループワークを踏まえて課題を仕上げ、A4用紙2枚程度にまとめ、提出する。(120分)
【次回事前学習】
UNIVERSAL PASPORTより配信される資料を読んで課題について考えをまとめ、グループワークで提示できるよう準備する。(120分)
所要時間は記述内容を参照
第14回
授業内容
子どもの発達の課題および特別な配慮の必要な子どもに応じた援助とかかわり【リアクションペーパー】【レポート(知識)】【プレゼンテーション】【グループワーク】(青木)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】
課題についてのグループワークを踏まえて課題を仕上げ、A4用紙2枚程度にまとめ、提出する。(120分)
【次回事前学習】
UNIVERSAL PASPORTより配信される資料を読んで課題について考えをまとめ、グループワークで提示できるよう準備する。(120分)
所要時間は記述内容を参照
第15回
授業内容
全体のまとめ【レポート(表現)】(青木)
事後学習
【事後学習】
確認テストのうち、理解が不十分であった授業内容を再度確認し、内容をA4用紙2枚でまとめ提出する。(120分)
所要時間は記述内容を参照

フィードバック
リアクションペーパーおよび確認テストについて、フィードバックおよび解説を行う。
評価方法および評価の基準
課題提出および授業への取り組み(60%)、確認テスト(40%)とし、総合評価60点以上を合格とする。
到達目標1.課題提出および授業への取り組み(20%/60%)、確認テスト(10%/40%)
到達目標2.課題提出および授業への取り組み(20%/60%)、確認テスト(10%/40%)
到達目標3.課題提出および授業への取り組み(20%/60%)、確認テスト(20%/40%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
保育所保育指針解説
厚生労働省編
フレーベル館
978-4-577-81448-2
その他、授業内で指示する。
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ
第1回〜第8回は通常時間割内で実施し、第9回〜第15回は集中講義として実施します。
集中講義日程については、授業内で連絡します。