シラバス情報

科目名
基礎介護論Ⅰ
担当教員名
宮内 寿彦
ナンバリング
NDc1026
学科
2021年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・保育コース 1年
学年
1年
開講期
2023年度前期
授業形態
講義
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
法令上、介護福祉士国家資格取得後、実務経験5年以上の教員が条件。

ねらい
①科目の性格
本科目は介護福祉士養成課程の基幹科目(必修科目)。他の専門科目とも関連し、基本的な概念・知識を理解することが求められる。「社会福祉概論Ⅰ・Ⅱ」、「基礎介護論Ⅱ」、「介護と倫理」、「介護過程基礎」、との関連性がある。
②科目の概要
1.介護福祉士を取り巻く状況(介護の変遷・少子高齢社会・家族機能の変化、介護の社会化、介護ニーズの変化)
2.介護問題理解、3.介護福祉士の役割と機能を支えるしくみについて学習する。
③授業の方法(ALを含む)
講義を基本に、グループワーク、ディスカッションを取り入れながら、学びを深めていく。毎回受講者2人ずつ、福祉関連書籍の紹介も実施する。
ミニテスト/レポート/プレゼンテーション
④到達目標
介護福祉学の基礎知識を理解・修得し、説明することができる。
「尊厳」と「自立」の捉え方について理解・修得し、説明することができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
ND①-1 社会福祉に関する法や制度の基本的理解/ND①-3 専門的援助関係の基本的理解と形成/ND①-4 人権尊重の理解、問題解決の方法提示

第1回
事前学習
シラバスに沿って、指定テキストの学習箇所を事前に読み、わからない用語を確認すること(各授業に対して60分)。
所要時間は記述内容を参照
授業内容
前期オリエンテーション 内 容:求められる介護福祉士とは何か
事後学習・次回事前学習
授業で行った指定テキストの学習箇所を再度読み、わからなかった用語の理解を確認すること(各授業に対して120分)。
所要時間は記述内容を参照
第2回
授業内容
介護福祉士を取り巻く状況①  内 容:介護の歴史的変遷 〜相互扶助と慈善救済活動〜
事後学習・次回事前学習
授業で行った指定テキストの学習箇所を再度読み、わからなかった用語の理解を確認すること(各授業に対して120分)。
所要時間は記述内容を参照
第3回
授業内容
介護福祉士を取り巻く状況②  内 容:介護の歴史的変遷 〜養老律令と介護行為〜
事後学習・次回事前学習
授業で行った指定テキストの学習箇所を再度読み、わからなかった用語の理解を確認すること(各授業に対して120分)。
所要時間は記述内容を参照
第4回
授業内容
介護福祉士を取り巻く状況③  内 容:介護の歴史的変遷 〜恤救規則から生活保護制度〜
事後学習・次回事前学習
授業で行った指定テキストの学習箇所を再度読み、わからなかった用語の理解を確認すること(各授業に対して120分)。
所要時間は記述内容を参照
第5回
授業内容
介護福祉士を取り巻く状況④  内 容:介護の歴史的変遷 〜老人福祉法から介護保険制度 利用者主体の介護〜【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
授業で行った指定テキストの学習箇所を再度読み、わからなかった用語の理解を確認すること(各授業に対して120分)。
所要時間は記述内容を参照
第6回
授業内容
介護福祉士を取り巻く状況⑤  内 容:高度経済成長と家族機能の変化
事後学習・次回事前学習
授業で行った指定テキストの学習箇所を再度読み、わからなかった用語の理解を確認すること(各授業に対して120分)。
所要時間は記述内容を参照
第7回
授業内容
介護福祉士を取り巻く状況⑥  内 容:核家族と介護の社会化
事後学習・次回事前学習
授業で行った指定テキストの学習箇所を再度読み、わからなかった用語の理解を確認すること(各授業に対して120分)。
所要時間は記述内容を参照
第8回
授業内容
介護福祉士を取り巻く状況⑦  内 容:老老介護と高齢者虐待〜人権と介護〜
事後学習・次回事前学習
授業で行った指定テキストの学習箇所を再度読み、わからなかった用語の理解を確認すること(各授業に対して120分)。
所要時間は記述内容を参照
第9回
授業内容
介護福祉士の役割と機能を支えるしくみ〜尊厳を支える介護〜①  内 容:福祉専門職種資格の変遷【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
授業で行った指定テキストの学習箇所を再度読み、わからなかった用語の理解を確認すること(各授業に対して120分)。
所要時間は記述内容を参照
第10回
授業内容
介護福祉士の役割と機能を支えるしくみ〜尊厳を支える介護〜②  内 容:介護福祉士の定義と義務規定【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
授業で行った指定テキストの学習箇所を再度読み、わからなかった用語の理解を確認すること(各授業に対して120分)。
所要時間は記述内容を参照
第11回
授業内容
介護福祉士の役割と機能を支えるしくみ〜尊厳を支える介護〜③  内 容:ノーマライゼーションの歴史とその実現【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
授業で行った指定テキストの学習箇所を再度読み、わからなかった用語の理解を確認すること(各授業に対して120分)。
所要時間は記述内容を参照
第12回
授業内容
介護福祉士の役割と機能を支えるしくみ〜尊厳を支える介護〜④  内 容:介護福祉士養成の現状と課題【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
授業で行った指定テキストの学習箇所を再度読み、わからなかった用語の理解を確認すること(各授業に対して120分)。
所要時間は記述内容を参照
第13回
授業内容
専門職団体の活動① 内 容:日本介護福祉士会の現状と課題【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
授業で行った指定テキストの学習箇所を再度読み、わからなかった用語の理解を確認すること(各授業に対して120分)。
所要時間は記述内容を参照
第14回
授業内容
専門職団体の活動② 内 容:日本介護福祉士会生涯学習制度
事後学習・次回事前学習
授業で行った指定テキストの学習箇所を再度読み、わからなかった用語の理解を確認すること(各授業に対して120分)。
所要時間は記述内容を参照
第15回
授業内容
まとめ
事後学習
本授業で行った指定テキストの学習箇所をフィードバックし、理解を確認すること(各授業に対して120分)。
所要時間は記述内容を参照

フィードバック
毎授業の最初に前回授業の質疑及び内容を確認し、学習理解を深められるようにする。
評価方法および評価の基準
2つの到達目標について、筆記試験の設問(各課題設問40点×2=80点)と課題レポート(書籍紹介)20点において総合評価60点以上を合格とする。


教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
最新 介護福祉士養成講座 3 介護の基本I
介護福祉士養成講座編集委員会=編集
中央法規
978-4-8058-8392-1
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ
身近にある福祉の課題について、問題意識と課題への思考を持つことが学修意欲につながります。