教員名 : 高杉 葉子
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科目名
心理学理論と心理的支援
担当教員名
高杉 葉子
ナンバリング
NDa2007
学科
2021年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・保育コース 3年
学年
3年
開講期
2023年度前期
授業形態
講義
単位数
2.00単位
実務経験の有無
無
実務経験および科目との関連性
無
ねらい
①科目の性格
本科目は、人間福祉学科の基礎科目「社会福祉」に該当する卒業要件選択課目であり、社会福祉士資格の必修科目である。
②科目の概要
本科目では、心理学理論に基づき、人の心の基本的な仕組みと機能について、人の心の発達過程や日常生活と心の健康について、またアセスメントと支援について、理解を深め学修する。さらに、知的理解とともに、自己と他者に対する気づきや受容的理解を体験する。
③授業の方法(ALを含む)
本科目では、講義による解説を中心とし、グループワークやディスカッションを取り入れて実施する。また、毎回リアクションペーパーを提出することとする。【リアクションペーパー】【レポート】【グループワーク】【ディスカッション】
リアクションペーパー/レポート/グループワーク/ディスカッション
④到達目標
1 人の心の基本的な仕組みと機能、環境との相互作用の中で生じる心理的反応を、理解し説明することができる。
2 人の発達という現象と発達段階の各期に特有な心理的課題、および日常生活と心の健康との関係について、理解し説明することができる。 3 心理学の理論を基礎としたアセスメントの方法と支援の介入技法を理解し説明することができる。 4 自分の心や在り方に対する洞察力を身につけ、他者への受容や共感を示すことができる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
ND①-2 支援に関しての基本的理解
第1回
事前学習
テキスト第1章を事前に読む。
90分
授業内容
オリエンテーション・心理学の視点【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ内容や語句について見直し、整理してまとめる。
【次回事前学習】次の授業回に該当するテキスト箇所を事前に読む。 90分
第2回
授業内容
人の心の発達過程①:生涯発達/認知発達理論【レポート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ内容や語句について見直し、整理してまとめる。
【次回事前学習】次の授業回に該当するテキスト箇所を事前に読む。 180分
第3回
授業内容
人の心の発達過程②:心の発達の基盤【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ内容や語句について見直し、整理してまとめる。
【次回事前学習】次の授業回に該当するテキスト箇所を事前に読む。 180分
第4回
授業内容
心理学の理論を基礎としたアセスメントと支援の基本①:ソーシャルワークにおける心理的支援の意義【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ内容や語句について見直し、整理してまとめる。
【次回事前学習】次の授業回に該当するテキスト箇所を事前に読む。 180分
第5回
授業内容
人の心の基本的な仕組みと機能①:感情・動機づけ・欲求【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ内容や語句について見直し、整理してまとめる。
【次回事前学習】次の授業回に該当するテキスト箇所を事前に読む。 180分
第6回
授業内容
人の心の基本的な仕組みと機能②:知能・パーソナリティ【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ内容や語句について見直し、整理してまとめる。
【次回事前学習】次の授業回に該当するテキスト箇所を事前に読む。 180分
第7回
授業内容
人の心の基本的な仕組みと機能③:社会の中での心理【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ内容や語句について見直し、整理してまとめる。
【次回事前学習】次の授業回に該当するテキスト箇所を事前に読む。 180分
第8回
授業内容
日常生活と心の健康①:心の不適応【レポート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ内容や語句について見直し、整理してまとめる。
【次回事前学習】次の授業回に該当するテキスト箇所を事前に読む。 180分
第9回
授業内容
日常生活と心の健康②:健康生成論【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ内容や語句について見直し、整理してまとめる。
【次回事前学習】次の授業回に該当するテキスト箇所を事前に読む。 180分
第10回
授業内容
人の心の基本的な仕組みと機能④:心の生物学的基盤/感覚・知覚【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ内容や語句について見直し、整理してまとめる。
【次回事前学習】次の授業回に該当するテキスト箇所を事前に読む。 180分
第11回
授業内容
心理学の理論を基礎としたアセスメントと支援の基本②:心理的支援の基本的技法【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ内容や語句について見直し、整理してまとめる。
【次回事前学習】次の授業回に該当するテキスト箇所を事前に読む。 180分
第12回
授業内容
人の心の基本的な仕組みと機能⑤:学習・行動/認知【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ内容や語句について見直し、整理してまとめる。
【次回事前学習】次の授業回に該当するテキスト箇所を事前に読む。 180分
第13回
授業内容
心理学の理論を基礎としたアセスメントと支援の基本③:心理アセスメント【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ内容や語句について見直し、整理してまとめる。
【次回事前学習】次の授業回に該当するテキスト箇所を事前に読む。 180分
第14回
授業内容
心理学の理論を基礎としたアセスメントと支援の基本④:心理療法におけるアセスメントと介入技法の概要
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ内容や語句について見直し、整理してまとめる。
【次回事前学習】次の授業回に該当するテキスト箇所を事前に読む。 180分
第15回
授業内容
まとめ
事後学習
【事後学習】すべての授業回で学んだことを整理する。
180分
フィードバック
リアクションペーパーへは翌週の授業時間内で、授業中のグループワークやディスカッションへはその授業時間内に、レポートへは採点終了後の授業内に、それぞれ行う。なお、筆記試験は返却しない。
評価方法および評価の基準
到達目標1から4については筆記試験(60%)、到達目標2についてはレポート(10%)、および授業への参加や取り組み(30%)で評価する。総合評価60点以上を合格とする。
到達目標1 筆記試験(30%/60%)、授業への参加や取組み度(10%/30%) 到達目標2 筆記試験(10%/60%)小レポート2つ(10%/10%)、授業への参加や取組み度(8%/30%) 到達目標3 筆記試験(15%/60%)、授業への参加や取組み度(8%/30%) 到達目標4 筆記試験(5%/60%)、授業への参加や取組み度(4%/30%) 教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
「2心理学と心理的支援」
一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟 編
中央法規出版
推薦書・参考文献
【推薦図書】鹿取廣人・杉本敏夫・鳥居修晃・河内十郎 編「心理学 [第5版補訂版]」東京大学出版
履修上の助言、教員からのメッセージ
講義では、レジメを用意します。教科書を補うことを中心にまとめていますので、復習などで使ってください。
また、個人ワークやグループワークも取り入れます。自分が感じ考えたことを大切にしながら、自分の特徴なども発見してみてください。 なお、試験欠席について正当な事由がある場合は、追試験を実施します。 |