シラバス情報

科目名
博物館展示論
担当教員名
樋口 一貴
ナンバリング
学科
2020〜2023年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 芸術・文化コース 3年/2020〜2023年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 多文化・共生コース 3年/2020〜2023年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 日本語・日文コース 3年
学年
3年
開講期
2022年度前期
授業形態
講義・演習
単位数
2単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
博物館(美術館)で学芸員として勤務経験を有する教員が、資料の扱い⽅や展⽰⽅法を実際に⽰しながら講義する。

ねらい
①科目の性格
学芸員資格取得課程必修科⽬である。
展⽰の歴史、展⽰メディア、展⽰による教育活動、展⽰の諸形態等に関する理論及び⽅法に関する知識・技術を習得し、博物館の展⽰機能に関する基礎的能⼒を養う。
②科目の概要
博物館における展⽰の歴史・意義を認識し、現代の博物館が担う展⽰事業のミッション、⽅法、組織、運営の基礎を学ぶ。展⽰の⽴案から調査、リスト作成、広報、カタログ製作、資料の集荷と展⽰、展⽰解説や⾳声ガイド等の来館者サービス、教育普及プログラムまでの⼀連の流れを概観し、学⽣⾃⾝が演習的に展覧会開催のシミュレーションを⾏う。
③授業の方法(ALを含む)
展覧会をつくる諸業務の流れを講義するとともに、学⽣に各⾃のテーマを定めた展覧会を企画させる。展⽰のコンセプト⽴案やポスターの制作の演習を⾏う。講義に基づき、毎回リアクションペーパーを書き、次回の授業で共有・フィードバックする。
④到達目標
到達目標1:展覧会を企画するにあたり、⼀連の流れを理解することができる。
到達目標2:展⽰資料の選択・資料を陳列する順番・展⽰⽅法を組み⽴てることができる。
到達目標3:総合的に展覧会を企画することができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)

第1回
事前学習
シラバスを熟読する。
90分
授業内容
イントロダクション
事後学習・次回事前学習
【事後学修】授業で学んだことを、⾃分⾃⾝の展覧会企画に反映させる。
【事前準備】なるべく多く博物館に⾜を運び、実際の展覧会がどのように構成されているかなど常に問題意識を持つ。
180分
第2回
授業内容
展覧会の立案
事後学習・次回事前学習
【事後学修】授業で学んだことを、⾃分⾃⾝の展覧会企画に反映させる。
【事前準備】なるべく多く博物館に⾜を運び、実際の展覧会がどのように構成されているかなど常に問題意識を持つ。
180分
第3回
授業内容
リストの確定から展覧会実施へ
事後学習・次回事前学習
【事後学修】授業で学んだことを、⾃分⾃⾝の展覧会企画に反映させる。
【事前準備】なるべく多く博物館に⾜を運び、実際の展覧会がどのように構成されているかなど常に問題意識を持つ。
180分
第4回
授業内容
各自の企画素案の発表
事後学習・次回事前学習
【事後学修】授業で学んだことを、⾃分⾃⾝の展覧会企画に反映させる。
【事前準備】なるべく多く博物館に⾜を運び、実際の展覧会がどのように構成されているかなど常に問題意識を持つ。
180分
第5回
授業内容
展覧会広報
事後学習・次回事前学習
【事後学修】授業で学んだことを、⾃分⾃⾝の展覧会企画に反映させる。
【事前準備】なるべく多く博物館に⾜を運び、実際の展覧会がどのように構成されているかなど常に問題意識を持つ。
180分
第6回
授業内容
各自のポスターのメイン作品
事後学習・次回事前学習
【事後学修】授業で学んだことを、⾃分⾃⾝の展覧会企画に反映させる。
【事前準備】なるべく多く博物館に⾜を運び、実際の展覧会がどのように構成されているかなど常に問題意識を持つ。
180分
第7回
授業内容
展⽰に関する諸条件
事後学習・次回事前学習
【事後学修】授業で学んだことを、⾃分⾃⾝の展覧会企画に反映させる。
【事前準備】なるべく多く博物館に⾜を運び、実際の展覧会がどのように構成されているかなど常に問題意識を持つ。
180分
第8回
授業内容
資料集荷と展⽰作業
事後学習・次回事前学習
【事後学修】授業で学んだことを、⾃分⾃⾝の展覧会企画に反映させる。
【事前準備】なるべく多く博物館に⾜を運び、実際の展覧会がどのように構成されているかなど常に問題意識を持つ。
180分
第9回
授業内容
展⽰解説と⾳声ガイド
事後学習・次回事前学習
【事後学修】授業で学んだことを、⾃分⾃⾝の展覧会企画に反映させる。
【事前準備】なるべく多く博物館に⾜を運び、実際の展覧会がどのように構成されているかなど常に問題意識を持つ。
180分
第10回
授業内容
講演会・ワークショップ
事後学習・次回事前学習
【事後学修】授業で学んだことを、⾃分⾃⾝の展覧会企画に反映させる。
【事前準備】なるべく多く博物館に⾜を運び、実際の展覧会がどのように構成されているかなど常に問題意識を持つ。
180分
第11回
授業内容
発表①
事後学習・次回事前学習
【事後学修】授業で学んだことを、⾃分⾃⾝の展覧会企画に反映させる。
【事前準備】なるべく多く博物館に⾜を運び、実際の展覧会がどのように構成されているかなど常に問題意識を持つ。
180分
第12回
授業内容
発表②
事後学習・次回事前学習
【事後学修】授業で学んだことを、⾃分⾃⾝の展覧会企画に反映させる。
【事前準備】なるべく多く博物館に⾜を運び、実際の展覧会がどのように構成されているかなど常に問題意識を持つ。
180分
第13回
授業内容
発表③
事後学習・次回事前学習
【事後学修】授業で学んだことを、⾃分⾃⾝の展覧会企画に反映させる。
【事前準備】なるべく多く博物館に⾜を運び、実際の展覧会がどのように構成されているかなど常に問題意識を持つ。
180分
第14回
授業内容
発表④
事後学習・次回事前学習
【事後学修】授業で学んだことを、⾃分⾃⾝の展覧会企画に反映させる。
【事前準備】なるべく多く博物館に⾜を運び、実際の展覧会がどのように構成されているかなど常に問題意識を持つ。
180分
第15回
授業内容
まとめと振り返り
事後学習
各自の発表内容を、展覧会企画書とポスターにまとめる。
90分

フィードバック
毎授業の冒頭で、前回授業のリアクションペーパーの質疑やコメントを取りあげて全員で共有し、回答・詳説することで理解を深められるようにする。
評価方法および評価の基準
到達目標1:授業への参加度10%、授業内レポート5%、発表20%
到達目標2:授業への参加度10%、授業内レポート5%、発表20%
到達目標3:授業への参加度10%、授業内レポート5%、発表15%
総合評価60点以上を合格とする。

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
特に指定しない。
推薦書・参考文献
授業内で紹介する。

履修上の助言、教員からのメッセージ