シラバス情報

科目名
中国語Ⅱb 2Aクラス
担当教員名
池間 里代子
ナンバリング
NEg2033
学科
2020〜2023年度 大学 教育人文学部 幼児教育学科 2年/2020〜2023年度 大学 教育人文学部 児童教育学科 2年/2020〜2023年度 大学 教育人文学部 心理学科 2年/2020〜2023年度 大学 人間生活学部 健康栄養学科 2年/2020〜2023年度 大学 人間生活学部 食物栄養学科 2年/2020〜2023年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 芸術・文化コース 2年/2020〜2023年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・介護コース 2年/2020〜2023年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 多文化・共生コース 2年/2020〜2023年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・保育コース 2年/2020〜2023年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 日本語・日文コース 2年/2020〜2023年度 大学 人間生活学部 食品開発学科 2年/2020〜2023年度 大学 社情デザイン学部 社情デザイン学科 2年
学年
2年
開講期
2022年度後期
授業形態
演習
単位数
1単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
この科目については、すでに教授のみならずテキスト作成・参考書作成・通訳業務・検定試験実施に係る業務を行ってきた。

ねらい
①科目の性格
大学教育課程において選択必修となっている外国語科目である。中国語Ⅱaを学んだ学生を対象に、中級中国語を学ぶ。
②科目の概要
テキストの後半部分を学ぶ。兼語文・様々な補語・介詞(前置詞)・アスペクト助詞など、会話のみならず読解にも必要な文法事項を一つずつ理解していく。また、中国語圏における年中行事やマナーなどを紹介する。HSK検定試験にも目配りしつつ、聴く・話す・読む・書くの4技能をバランスよく学べるように配慮していく。
③授業の方法(ALを含む)
対面授業・オンライン授業(ハイブリッド方式も含む)を問わず、テキストの進度に沿って新しい文法事項・中国の歴史や社会などの話題を盛り込みつつ進行していく。語学授業であるため、なるべく予習を徹底しての発音・音読を求める。さらに、グループ活動などによって聴解・発表能力を高めていく。
リアクションペーパー/グループワーク/ディスカッション/ロールプレイ・模擬授業
④到達目標
中級レベルの中国語会話が身に着く。短・中期規模の旅行や語学研修などで、日常会話が使えるレベルの活動ができ、書類記入や手紙文などが可能になる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
K⑤-1 外国語基礎理解/K⑤-2 異文化の理解・尊重/K⑤-3 外国語コミュニケーション

第1回
事前学習
前期内容の確認。(30分程度)
所要時間は記述内容を参照
授業内容
前期内容(1−7課)の復習。
事後学習・次回事前学習
事後学習:忘れていた発音・文法・単語などをメモ書きする。
次回事前学習:第8課「熱身」「本文」の発音をチェックし、読む練習をする。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第2回
授業内容
第8課前半:本文を正しく発音する。「注釈」の項目説明を聞き、理解する。
事後学習・次回事前学習
事後学習:既習事項の確認をする。
次回事前学習:「練習」2⃣3⃣の空欄を埋める。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第3回
授業内容
第8課後半:「本文」部分のロールプレイ。「発音」「漢字」「応用(ペア・グループワーク)」の実行。
事後学習・次回事前学習
事後学習:質問に対して、適切に・すぐに答えることができたかを検討する。あまりできなかった場合は、滑らかにできるまで練習する。
次回事前学習:第9課「ウォームアップ」「本文」の音読。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第4回
授業内容
第9課前半:「結果補語」の様々な用法を学ぶ。介詞「从」の用法を学ぶ。
事後学習・次回事前学習
事後学習:「ウォームアップ」「本文」「注釈」を復習する。
次回事前学習:「練習」を解く。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第5回
授業内容
第9課後半:「本文」を分担して発音する。「注釈」を確認し、「練習」を行う。「応用」のペアワーク・グループワークを行う。
事後学習・次回事前学習
事後学習:結果補語の用法を確認する。
次回事前学習:第10課「ウォームアップ」「本文」の発音練習する。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第6回
授業内容
第10課前半:禁止表現2種と介詞「对」を学ぶ。
事後学習・次回事前学習
事後学習:命令文と「对」の使い方が理解できるようにする。
次回事前学習:「練習2⃣3⃣」を解いておく。「発音」にあるイントネーションの音声教材を聴く。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第7回
授業内容
第10課後半:本文・注釈を復習し、「練習」「発音」「漢字」「応用(ペアワーク・グループワーク)」を行う。「文化」で紹介された茶について説明を加える。
事後学習・次回事前学習
事後学習:文法事項の確認、イントネーションの復習を行う。
次回事前学習:第11課「本文」の発音練習、練習2⃣3⃣の予習。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第8回
授業内容
第11課(通し):本課では定語(連体修飾)、比較文などを学ぶ。比較文の否定について、時代背景があるので解説をよく理解すること。
事後学習・次回事前学習
事後学習:「発音」のイントネーションは比較的分かりにくいので、授業後に音声教材で確認すること。
次回事前学習:第12課の「ウォームアップ」「本文」の発音を確認。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第9回
授業内容
第12課:状態補語の肯定文・否定文・疑問文と、比較文を学ぶ。「練習」「発音」「応用」を学ぶ。
事後学習・次回事前学習
事後学習:状態補語・比較文ともに、会話はもとより手紙文やテキスト類でも頻出するので、よく復習すること。
次回事前学習:第13課「ウォームアップ」「本文」の発音練習を行う。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第10回
授業内容
第13課:持続態、反語文、介詞「往」を学ぶ。とりわけ持続態は口語・文章語を問わず使う表現なので、習熟して欲しい。「練習」「発音」「応用」を学ぶ。
事後学習・次回事前学習
事後学習:「本文」「注釈」の例文がピンイン無しでも読め、日本語訳ができるかを確認する。
次回事前学習:第14課「ウォームアップ」「本文」の発音練習を行う。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第11回
授業内容
第14課:アスペクト助詞「过」(過去経験)、逆説文、動量補語について学ぶ。「練習」「発音」「応用」を学ぶ。
事後学習・次回事前学習
事後学習:動量補語が比較的分かりにくいので、例文を復習すること。
次回事前学習:第15課「ウォームアップ」「本文」「注釈」、及び「練習2⃣3⃣」を予習する。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第12回
授業内容
第15課(通し):近未来表現、近過去表現について学ぶ。「練習」「発音」「応用」を学ぶ。
        「文化」で中国の行事について映像などを用いて学ぶ。
事後学習・次回事前学習
事後学習:音声教材を聴きながら、意味が正確に取れているかを確認する。
次回事前学習:HSK2級過去問のプリントにより、出題傾向を確認する。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第13回
授業内容
HSK2級過去問を解く。事後、解説を行う。
事後学習・次回事前学習
得点率の確認と、ミスノートの作成を行い、試験に備える。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第14回
授業内容
HSK2級過去問を解く。事後、解説を行う。
事後学習・次回事前学習
得点率の確認と、ミスノートの作成を行い、試験に備える。(あわせて30分程度)(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第15回
授業内容
HSK2級過去問を解く。事後、解説を行う。
事後学習
得点率の確認と、ミスノートの作成を行い、試験に備える。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照

フィードバック
音声教材を一通り聴き、意味が理解できなかった箇所を中心に復習すること。
評価方法および評価の基準
試験結果を40%、随時出題した課題を30%、授業出席を含む受講状況を30%とし、60%以上を合格とし単位認定を行う。

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
STANDARD COURSE 2
姜丽萍
北京语言大学出版社
978-4-906725-19-9
株式会社スプリックス
推薦書・参考文献
中級レベルの授業なので、必要に応じて辞書・参考書などを準備すること。ただし、テキストには和訳が基本的に掲載されているので、必要を感じない学生は不要である。また、HSK試験受験希望者は、授業と並行して『HSK公式過去問集2級』(スプリックス社)を参考にするのもよい。(強制ではない)語学研修や旅行などで中国語圏へ短期・長期滞在を希望する学生は、『地球の歩き方:北京』などを参考にするとよい。ただし、本授業は中国語の標準語(北京を中心とした言葉)を扱うので、上海語・広東語・台湾語などは扱っていないことを特筆する。

履修上の助言、教員からのメッセージ
履修上の注意:なるべくお休みのないように。できれば事前メールなどで申し出ること。(できる限りのフォローをする)既定の出席に満たない場合は単位を認定しない。
メッセージ:HSK2級合格を目指して、一つ一つのステップを上がって欲しい。音声教材を飽きるほど聞き、オウム返しにする学習によって「聞く力」「話す力」が培われる。加油!