組み込み言語応用｜シラバス情報

科目名

組み込み言語応用

担当教員名

名児耶　厚

ナンバリング

SAi4001

学科

2020〜2023年度大学社情デザイン学部社情デザイン学科 3年

学年

3年

開講期

2022年度前期

授業形態

演習

単位数

2単位

実務経験の有無

無

実務経験および科目との関連性

無

ねらい

①科目の性格

本科目は社会情報デザイン学科の領域科目群・情報領域の選択科目である。情報システムの構築・管理・運用・活用に必要な知識・技術を獲得するため、同科目基礎編の内容に基づき、より高度なプログラミングの技法を学ぶ。

②科目の概要

複雑なデータを多数まとめて扱えるよう、構造体の基本から応用的な利用や派生形などを順に学ぶ。さらにコンピュータの内部構造や計算・処理の仕組みを理解することを目指し、基本的なビット演算や内部の挙動など、応用的な技術を学んでいく。

③授業の方法（ALを含む）

実技を交えながら講義・解説を行い、結果や成果物を提出していく。実技の合間に用意した問題を用いてグループワークを行い、議論を通して理解を深め、復習を繰り返して確実なスキル修得につなげる。

ミニテスト／実技、実験／グループワーク

④到達目標

1. コンピュータの構造や取り扱いの基本を理解し、データを適切に管理できる。
2. プログラミングの基本概念を理解し、データの処理や扱いができる。
3. コンピュータ内部での計算処理の仕組みを理解し、取り扱いや実行ができる。
4. 特殊な処理やデータの扱いなど、応用的な技法を理解し、使うことができる。

⑤ディプロマ・ポリシーとの関係（右の資質・能力を育成することを目的とする）

SA①-2　情報活用技術の修得

第１回

事前学習

シラバスを読み、科目の性格、概要等を確認しておく。
自分の受講環境・使用するPCについて把握する。

90分

授業内容

オリエンテーション、基礎知識、環境設定【実技】

事後学習・次回事前学習

説明内容を振り返り、疑問点等を整理し、必要に応じて質問する。
自分の受講環境を確認し、必要な準備を行う。

90分

第２回

授業内容

受講環境の設定・構築【実技】

事後学習・次回事前学習

必要な導入作業や動作確認を済ませておく。

180分

第３回

授業内容

基礎知識の確認、基礎編範囲の復習【実技】【グループワーク】

事後学習・次回事前学習

理解不足と感じる項目を復習する。

180分

第４回

授業内容

構造体、複数のデータを扱う【実技】【グループワーク】

事後学習・次回事前学習

提示する課題の実施、前回までの範囲の復習

180分

第５回

授業内容

構造体のポインタ、データの受け渡し【実技】【グループワーク】

事後学習・次回事前学習

提示する課題の実施、前回までの範囲の復習

180分

第６回

授業内容

メンバとしての構造体、より複雑な構造へ【実技】【グループワーク】

事後学習・次回事前学習

提示する課題の実施、前回までの範囲の復習

180分

第７回

授業内容

ビット演算、情報基礎数学【実技】【グループワーク】

事後学習・次回事前学習

提示する課題の実施、前回までの範囲の復習

180分

第８回

授業内容

ビット操作、計算処理の実践【実技】【グループワーク】

事後学習・次回事前学習

提示する課題の実施、前回までの範囲の復習

180分

第９回

授業内容

マクロ、計算処理の組み込み機能【実技】【グループワーク】

事後学習・次回事前学習

提示する課題の実施、前回までの範囲の復習

180分

第１０回

授業内容

前半のまとめ、知識の確認【ミニテスト】

事後学習・次回事前学習

ここまでの範囲の復習

180分

第１１回

授業内容

再帰プログラム、計算処理と考え方【実技】【グループワーク】

事後学習・次回事前学習

提示する課題の実施、前回までの範囲の復習

180分

第１２回

授業内容

ポインタポインタ、複雑なデータの扱い【実技】【グループワーク】

事後学習・次回事前学習

提示する課題の実施、前回までの範囲の復習

180分

第１３回

授業内容

関数へのポインタ、処理の効率化【実技】【グループワーク】

事後学習・次回事前学習

提示する課題の実施、前回までの範囲の復習

180分

第１４回

授業内容

メモリの動的確保、状況に応じた処理【実技】【グループワーク】

事後学習・次回事前学習

提示する課題の実施、前回までの範囲の復習

180分

第１５回

授業内容

学習範囲のまとめ、全体を通しての確認【ミニテスト】

事後学習

全体を通しての復習、理解不足と感じる項目の再確認

180分

フィードバック

解説を兼ねた課題の解答配布・説明を翌週以降に行う。それに基づき再提出の機会を設け、各回の実技や課題を複数回行うことで復習の徹底・理解の定着を目指す。

評価方法および評価の基準

全体では各回・単元ごとの課題の提出（70%）と授業内実習への取り組み（30%）とし、60点以上を合格とする。
到達目標ごとの配分は次の通りとする。
1. 課題の提出（15%/70%）・授業内実習への取り組み（10%/30%）
2. 課題の提出（15%/70%）・授業内実習への取り組み（5%/30%）
3. 課題の提出（20%/70%）・授業内実習への取り組み（10%/30%）
4. 課題の提出（20%/70%）・授業内実習への取り組み（5%/30%）

教科書

書名

著者

出版社

ISBN

備考

新・明解C言語入門編第2版

柴田望洋

SBクリエイティブ

978-4-8156-0979-5

同科目基礎の授業期間中に第2版へと更新されたため、詳細は初回授業時に説明する形とします。

推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ