| 
					 
 教員名 : 棚谷 祐一 
						
  | 
				
					 科目名 
							表現基礎(音) 2Aクラス 
							担当教員名 
							棚谷 祐一 
							ナンバリング 
							SAd1007 
							学科 
							2020〜2023年度 大学 社情デザイン学部 社情デザイン学科 2年 
							学年 
							2年 
							開講期 
							2022年度後期 
							授業形態 
							演習 
							単位数 
							2単位 
							実務経験の有無 
							有 
							実務経験および科目との関連性 
							作編曲家および音楽教育者としての実務経験を有する教員が担当し、デジタル音楽表現について演習を取り入れつつ指導する。 
							ねらい 
						①科目の性格 
							当科目は社会情報デザイン学科の「企画構想ラボ」「表現基礎科目」の卒業要件選択科目として位置づけられ、視聴覚表現技術の一領域として、音楽表現についての理解を深め、演習を通じて基礎的な表現技術を学ぶ。 
							②科目の概要 
							音楽表現のさまざまな事例を紹介、分析しつつ現代社会における音楽表現への理解を深める。また、デジタル音楽制作のワークフローを体験しながら、音楽表現の基礎技法を習得する。 
							③授業の方法(ALを含む) 
							本シラバスは全面対面授業を前提として作成されたものであるが、ハイフレックス型授業が実施された場合はプランBとして別途、対面による演習とオンデマンドによる講義(演習)を併用する。対面授業の場合、およそ前半は座学、後半は音楽制作系アプリを使用しての実技演習がメインとなる。音楽経験の有無は問わない。 
							リアクションペーパー/レポート(表現)/創作、制作 
							④到達目標 
							到達目標①デジタル音楽表現の基本を理解することができる 
							到達目標②DAWソフトの基本的な機能を理解し、操作することができる 到達目標③現代における多様な音楽表現への理解を深めることができる ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする) 
							KH②-4 創造力/KJ①-4 表現技術/KJ②-2 現代文化の評価・判断 
							第1回 
							
						事前学習 
							普段聴いている音楽(録音作品)は表現者によって恣意的にデザインされたものであることを意識し、残響や定位、音質等に着目して注意深く聴き取り、気がついたことをメモする。 
							180分 
							授業内容 
							ガイダンス・スタートアップ/録音芸術におけるサウンドデザイン(1) 
							【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】理解が不十分だった用語等について整理する。 
							【事前学習】第1回の授業で得た知識をベースに録音物(音楽作品)や映像作品の音響的演出に注目して聴取し、印象の違いを感じ取る。 180分 
							第2回 
							
						授業内容 
							録音芸術および映像表現・プロダクトデザインにおけるサウンドデザイン(2) 
							【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】録音作品のサウンドデザインを可視化し、イメージを図に表す。 
							【事前学習】シンセサイザーをメインで使用した音楽をいくつか聴取し、サウンドの特徴を把握する。Webアプリでシンセサイザーの仕組みを理解する。 180分 
							第3回 
							
						授業内容 
							シンセサイザーと電子音楽(1) 
							【リアクションペーパー】【実技】 事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】授業内で紹介された音楽をできる限りフルレングスで聴取し、理解を深める。Webアプリのシンセサイザーについて復習する。 
							【事前学習】広義の電子音楽について音源・動画を幅広く試聴し、理解を深める。 180分 
							第4回 
							
						授業内容 
							シンセサイザーと電子音楽(2) 
							【リアクションペーパー】【実技】 事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】授業内で紹介された音楽をできる限りフルレングスで聴取し、理解を深める。Webアプリのシンセサイザーについて復習する。 
							【事前学習】映像表現における音・音楽に着目して映像作品を視聴する。 180分 
							第5回 
							
						授業内容 
							映像と音楽(1)〜音楽と映像の関係性/ディズニーアニメ等を例に〜 
							【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】映像付随音楽・音響に関する概念や用語について整理する。 
							【事前学習】映画音楽の歴史について資料を確認し、概要を把握する。 180分 
							第6回 
							
						授業内容 
							映像と音楽(2)〜映画音楽の歴史と映画音楽作家たち〜 
							【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】授業内で紹介された映画音楽作家・作品について整理する。できれば同じ作家の他の作品も視聴する。 
							【事前学習】動画サイトで「DAW 初心者」等のキーワード検索をし、なるべく多くの関連動画を視聴してDAW(DTM)の概略を把握しておく。 180分 
							第7回 
							
						授業内容 
							Cubase・基本操作およびピアノロールを使ったMIDI入力「きらきら星」 
							【実技】【創作】【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】概念や用語について整理する。 
							【事前学習】動画サイトにてピアノロールによるMIDI入力に関する動画を視聴し、イメージをつかむ。ドラムの各パーツや音色に関しての予備知識を得ておく。 180分 
							第8回 
							
						授業内容 
							Cubase・ピアノロールを使ったMIDI入力/ドラムとビート 
							【実技】【創作】【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】概念や用語について整理する。ドラムとビートの組み立てに着目して録音作品を聴取する。 
							【事前学習】動画サイトにてピアノロールによるMIDI入力に関する動画を視聴し、イメージをつかむ。音楽の低音(ベース)を意識して聴き取る練習をする。 180分 
							第9回 
							
						授業内容 
							Cubase・ピアノロールを使ったMIDI入力/コードとベースライン 
							【実技】【創作】【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】概念や用語について整理する。ベースラインとコード進行に着目して録音作品を聴取する。 
							【事前学習】楽曲の構成法に着目して録音作品を視聴する。創作してみたい楽曲のイメージを言語化する。 180分 
							第10回 
							
						授業内容 
							Cubase・楽曲構成法の基本と創作演習〜オリジナル楽曲を作成しよう〜 
							【実技】【創作】【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】概念や用語について整理する。時間内に十分な仕上げができなかった場合は、空き時間を使ってブラッシュアップする。 
							【事前学習】動画サイト等でNEUTRINOに関する予備知識を得る。NEUTRINOを使用した作品を聴取し、イメージをつかむ。 180分 
							第11回 
							
						授業内容 
							音声合成ソフト「NEUTRINO」演習(1)MIDIデータ作成① 
							【実技】【創作】【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】概念や用語について整理する。授業中に理解が不十分な項目について、空き時間等を利用して補完する。 
							【事前学習】NEUTRINOを使用した作品を聴取し、イメージをつかむ。 180分 
							第12回 
							
						授業内容 
							音声合成ソフト「NEUTRINO」演習(2)MIDIデータ作成② 
							【実技】【創作】【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】概念や用語について整理する。授業中に理解が不十分な項目について、空き時間等を利用して補完する。 
							【事前学習】NEUTRINOを使用した作品を聴取し、イメージをつかむ。譜面入力アプリ、MuseScore3の使用方法について予備知識を得る。 180分 
							第13回 
							
						授業内容 
							音声合成ソフト「NEUTRINO」演習(3)MuseScore3での歌詞入力〜MusicXMLファイルのエクスポート 
							【実技】【創作】【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】概念や用語について整理する。授業中に理解が不十分な項目について、空き時間等を利用して補完する。 
							【事前学習】NEUTRINOを使用した作品を聴取し、イメージをつかむ。NEUTRINOの基本操作について予備知識を得る。 180分 
							第14回 
							
						授業内容 
							音声合成ソフト「NEUTRINO」演習(4)NEUTRINOでの音声合成〜Cubaseへの取り込み、ミックスダウン 
							【実技】【創作】【リアクションペーパー】 事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】概念や用語について整理する。授業中に理解が不十分な項目について、空き時間等を利用して補完する。 
							【事前学習】これまでの内容を整理し、理解が不十分な項目があれば教員に質問するなどして補完する。 180分 
							第15回 
							
						授業内容 
							まとめ 
							【リアクションペーパー】 事後学習 
							用語や事例について補完する。NEUTRINO、Cubaseについての理解が不十分であれば、空き時間等を利用して補完する。 
							180分 
							フィードバック 
							対面、遠隔に関わらず毎回リアクションペーパーを提出し、それに対してのフィードバックを実施する。 
							評価方法および評価の基準 
							授業への参加度と提出物で評価し、総合得点60点以上を合格とする。 
							授業への参加度 30% 課題・成果物等の提出物 70% 到達⽬標①成果物(25/70) 授業への参加度・課題への取り組み(10/30) 到達⽬標②成果物(25/70) 授業への参加度・課題への取り組み(10/30) 到達⽬標③⼩レポート(20/70) 授業への参加度・課題への取り組み(10/30) 教科書 
							
						書名 
							著者 
							出版社 
							ISBN 
							備考 
						とくになし 
							推薦書・参考文献 
							
						教員の作成した資料に従って授業を行う。 
							【推薦書】「CUBASE PRO 10ではじめるDTM&曲作り」高岡兼時 著 リットーミュージック 履修上の助言、教員からのメッセージ 
							音楽に対する基礎知識や技能はとくに必要としない前提で授業を構成していますので、音楽や音響に興味があればどなたでも受講できます。 
							 |