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 教員名 : 大山 博幸 
						
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					 科目名 
							教育原理 
							担当教員名 
							大山 博幸 
							ナンバリング 
							NDd2046 
							学科 
							2020〜2023年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・介護コース 2年/2020〜2023年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・保育コース 2年 
							学年 
							2年 
							開講期 
							2022年度後期 
							授業形態 
							講義 
							単位数 
							2単位 
							実務経験の有無 
							有 
							実務経験および科目との関連性 
							福祉領域における相談職等ソーシャルワーカーとしての実務経験あり。 
							ねらい 
						①科目の性格 
							保育士養成課程の指定科目であり学科の専門選択科目である。保育の実践に関する知識、また対象者の生涯の段階における生活課題を理解することに関連する。主に保育原理と深く関連する。 
							②科目の概要 
							近代教育学の概要を踏まえ、幼児教育の理論と実践、今日の現状について理解する。また、生涯教育の観点から、保育士としての専門職における学習と職能成長について言及する。 
							③授業の方法(ALを含む) 
							講義及びディスカッションを用いる。また授業後にリアクションペーパーやミニレポートを実施する。 【ディスカッション】 
							リアクションペーパー/レポート/ディスカッション 
							④到達目標 
							到達目標1:教育の定義や関連する諸概念について理解し、説明することができる。 
							到達目標2:教育の思想と歴史的変遷について学び、教育に関する基礎的な考えについて説明できる。 到達目標3:生涯学習社会における教育の現状と課題について理解し、保育士としての生涯学習の意義における自身の見解を文章で表現できる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする) 
							ND①-5 生活課題の理解、問題解決の方法提示/ND②-4 体験の意味付けと表現/ND②-5 自己表現及び集団的思考 
							第1回 
							
						事前学習 
							「教育」とは何かという本質的な定義について、調べそれに対する自分なりの見解をまとめておくこと。 
							90分 
							授業内容 
							オリエンテーション 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:教師としての保育士がもつその職業的役割・使命について、あなたなりの考え方をまとめておくこと。 
							次回事前学習:自分のこれまでの人生において、教育を受けてきたと思われた場(機会)教育の3領域に区分して表現してみましょう。 180分 
							第2回 
							
						授業内容 
							教育とは何か:教育の定義、関連する概念(形成、発達、学習) 
							行政区分における教育の3領域(家庭教育、学校教育、社会教育) 事後学習・次回事前学習 
							事後学習:社会教育施設である公民館に調べまとめること。 
							次回事前学習:ケア概念について辞書的な意味を調べまとめておくこと。 180分 
							第3回 
							
						授業内容 
							教育とケア:educationの語源から、保育の定義 
							ホリスティック教育における3つの教育の立場(伝達、交流、変容) 教育の目的:自己実現としての教育【ディスカッション】 事後学習・次回事前学習 
							事後学習:自己実現とは何かその概念を知らばまとめること。 
							次回事前学習:自分がこれまで学習した(学んだ)を思われる印象的な経験について想起し記述しておくこと。 180分 
							第4回 
							
						授業内容 
							学習とは何か:心理学の学習論を中心に。佐藤学における対話的学び【ディスカッション】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:心理学における学習理論(条件づけ理論、社会的学習)について確認しておくこと。 
							次回事前学習:テキストにおける次回の授業にあたる個所を読んでおくこと。 180分 
							第5回 
							
						授業内容 
							近代教育学の思想1:子どもの誕生、ルソー【ディスカッション】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:図書館等でルソーに関する任意の書籍を探し読んでおくこと。 
							次回事前学習:テキストにおける次回の授業にあたる個所を読んでおくこと。 180分 
							第6回 
							
						授業内容 
							近代教育学の思想2:ペスタロッチ、フレーベル【ディスカッション】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:図書館等でペスタロッチもしくはフレーベルに関する任意の書籍を探し読んでおくこと。 
							次回事前学習:テキストにおける次回の授業にあたる個所を読んでおくこと。 180分 
							第7回 
							
						授業内容 
							近代教育学の思想3:倉橋惣三【ディスカッション】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:図書館等でペスタロッチもしくはフレーベルに関する任意の書籍を探し読んでおくこと。 
							次回事前学習:テキストにおける次回の授業にあたる個所を読んでおくこと。 180分 
							第8回 
							
						授業内容 
							教育の制度1:日本国憲法、教育基本法、保育所保育指針における教育概念【ディスカッション】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:保育所保育指針の第1章総則を読んでおくこと。 
							次回事前学習:テキストにおける次回の授業にあたる個所を読んでおくこと。 180分 
							第9回 
							
						授業内容 
							教育の制度2:子どもの権利条約【ディスカッション】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:児童の権利条約について調べ読んでおくこと。 
							次回事前学習:テキストにおける次回の授業にあたる個所を読んでおくこと。 180分 
							第10回 
							
						授業内容 
							教育の実践1:自然保育と森の幼稚園実践(地域のプレーパーク実践も含む)。ゲスト講師による講演。 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:国内の森の幼稚園実践についてHP上で調べ、一事例を紹介しまとめておくこと。 
							次回事前学習:野外活動の種類について自分なりに調べまとめておくこと。 180分 
							第11回 
							
						授業内容 
							教育の実践2:野外教育と子どもの自己形成(ゲスト講師による) 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:学外活動としてのキャンプ活動はどのようなものがあるのか、HP上で検索し、1事例を紹介するようにまとめておくこと。 
							次回事前学習:余暇とは何かその定義と教育における余暇の議論について調べまとめてみよう。 180分 
							第12回 
							
						授業内容 
							生涯学習論1:生涯教育の思想と展開(リカレント教育も含む)【ディスカッション】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:人間性心理学における自己実現概念について調べまとめておくこと。 
							次回事前学習:文部科学省の第3次教育振興基本計画について調べておこう。 180分 
							第13回 
							
						授業内容 
							生涯教育論2:生涯教育・生涯学習政策【ディスカッション】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:コミュニティスクールの事例についてHP上で検索し1事例をまとめてみよう。 
							次回事前学習: 180分 
							第14回 
							
						授業内容 
							生涯学習論3:成人学習論(意識変容の学習、反省的学習) 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:「大人の学び」が描かれている映画や小説を探し、1つ紹介できるようにまとめること。 
							次回事前学習:保育所保育指針第5章職員の資質向上を読んでおくこと。 180分 
							第15回 
							
						授業内容 
							まとめ:保育士としての成長と生涯学習 
							事後学習 
							これまでのすべての授業回の内容を再度確認しまとめておくこと。 
							180分 
							フィードバック 
							提出された課題には、授業時間内に解説・コメントする。 
							評価方法および評価の基準 
							各授業回に指示する課題の取り組み(30%)と最終レポート(70%)で評価し、60点以上を合格とする。 
							到達目標1:課題提出(10%/30%)、レポート(20%/70%) 到達目標2:課題提出(10%/30%)、レポート(20%/70%) 到達目標3:課題提出(10%/30%)、レポート(30%/70%) 教科書 
							
						書名 
							著者 
							出版社 
							ISBN 
							備考 
						教育原理 
							児童育成協会 
							中央法規 
							推薦書・参考文献 
							
						【推薦書】『エミール(上)』岩波文庫、『隠者の夕暮れ、シュタンツだより』岩波文庫、『フレーベル 人の教育』玉川大学出版、佐伯胖『幼児教育へのいざない』東京大学出版会 
							履修上の助言、教員からのメッセージ 
							教育学は福祉を学ぶ学生にとって、やや距離のある感じがするかもしれませんが、自分の関心を広げることを意識しつつ、教育について考える力を身に着けてほしいと思います。 
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