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 教員名 : 大山 博幸 
						
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					 科目名 
							ソーシャルワーク論Ⅳ 
							担当教員名 
							大山 博幸 
							ナンバリング 
							NDb3013 
							学科 
							2020〜2023年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・介護コース 3年/2020〜2023年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・保育コース 3年 
							学年 
							3年 
							開講期 
							2022年度前期 
							授業形態 
							講義 
							単位数 
							2単位 
							実務経験の有無 
							有 
							実務経験および科目との関連性 
							福祉相談職及びソーシャルワーカーとしての実務経験あり 
							ねらい 
						①科目の性格 
							本科目は、社会福祉士養成課程の科目であり学科専門選択科目である。ソーシャルワークの知識・技術・価値の基礎を習得することを目的とする。各ソーシャルワーク論および相談援助演習と関連する。 
							②科目の概要 
							システム理論及び生態学理論のモデルによってソーシャルワークを理解する。ソーシャルワークの対象と様々な実践モデルについて理解する。 
							③授業の方法(ALを含む) 
							講義、ディスカッション、ミニテスト、の形態を用いる。 
							ミニテスト/ディスカッション/ICT 
							④到達目標 
							到達目標1:システム論及び生態学理論モデルによってソーシャルワークの一般的な定義を説明することができる。 
							到達目標2:ソーシャルワークにおける3つの実践モデルの区分による各ソーシャルワークの諸アプローチの概要について説明することができる。 到達目標3:専門的援助関係におけるリスク、感情転移・逆転移、スーパービジョンによる自己覚知獲得の意義について理解し、事例をもとに説明することができる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする) 
							ND①-2 支援に関しての基本的理解/ND①-3 専門的援助関係の基本的理解と形成/ND②-2 援助・支援に関する理論の基本的理解 
							第1回 
							
						事前学習 
							また、ソーシャルワーク論Ⅲで学んだ内容で最も興味を持った内容についてA4,1枚分でまとめてみよう。 
							90分 
							授業内容 
							授業オリエンテーション 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:自分は将来ソーシャルワーカー(相談職)になりたいか、なりたくないのか、まだわからないをいずれか選択し、その理由について書いておくこと。 
							次回事前学習:フラクタル構造とはなにか、調べまとめておこう。 180分 
							第2回 
							
						授業内容 
							一般システム理論と生態学モデル:システムとは何か、ホロン、自己組織化、オートポイエシス【ミニテスト】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:曼陀羅図が、ホラーキー構造もしくはフラクタル構造で描かれていることを確認するために、HPや文系などでお気に入りの曼陀羅図を探してみよう。 
							次回事前学習:直線的因果律、円環的因果律とは何か、調べてまとめてみよう。 180分 
							第3回 
							
						授業内容 
							システム理論と家族療法【ミニテスト】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:円環的因果律となる夫婦間の問題が反映するコミュニケーションパターンを想像して書いてみよう。 
							次回事前学習:次回の授業内容に対応するテキストをあらかじめ読んでおくこと。 180分 
							第4回 
							
						授業内容 
							ソーシャルワークにおける3つ実践モデル:医療モデル、生活モデル、ストレングスモデル【ミニテスト】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:自分自身及び自分の家族におけるストレングスを見出し書いてみること。 
							次回事前学習: 180分 
							第5回 
							
						授業内容 
							様々な実践モデルとアプローチ1:心理社会的アプローチ【ミニテスト】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:援助関係とラポール概念について調べその関連について、自分なりの見解も含めまとめておくこと。 
							次回事前学習:精神分析及び自我心理学における適応機制についてまとめておくこと。 180分 
							第6回 
							
						授業内容 
							精神分析理論について【ミニテスト】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:愛着障害や人格障害の概要について調べまとめておくこと。 
							次回事前学習:次回の授業内容に対応するテキストをあらかじめ読んでおくこと。 180分 
							第7回 
							
						授業内容 
							様々な実践モデルとアプローチ2:機能的アプローチ【ミニテスト】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:人間性心理学における自己実現概念について調べまとめておくこと。 
							次回事前学習:次回の授業内容に対応するテキストをあらかじめ読んでおくこと。 180分 
							第8回 
							
						授業内容 
							様々な実践モデルとアプローチ3:問題解決アプローチ【ミニテスト】【ディスカッション】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:現代のストレス対処の在り方についての議論を調べまとめておくこと。 
							次回事前学習:次回の授業内容に対応するテキストをあらかじめ読んでおくこと。 180分 
							第9回 
							
						授業内容 
							様々な実践モデルとアプローチ4:行動変容アプローチ【ミニテスト】【ディスカッション】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:心理療法における行動療法や認知行動療法にはどのようなものがあるか、その概要を調べまとめてみよう。 
							次回事前学習:次回の授業内容に対応するテキストをあらかじめ読んでおくこと。 180分 
							第10回 
							
						授業内容 
							様々な実践モデルとアプローチ5:課題中心アプローチ【ミニテスト】【ディスカッション】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:心理療法における短期療法とは何か、その概要を調べまとめておくこと。 
							次回事前学習:次回の授業内容に対応するテキストをあらかじめ読んでおくこと。 180分 
							第11回 
							
						授業内容 
							様々な実践モデルとアプローチ6:ナラティブアプローチ【ミニテスト】【ディスカッション】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:社会構成主義とは何かその概要を調べまとめておくこと。 
							次回事前学習:次回の授業内容に対応するテキストをあらかじめ読んでおくこと。 180分 
							第12回 
							
						授業内容 
							様々な実践モデルとアプローチ7:ソリューション・フォーカスト・アプローチ【ミニテスト】【ディスカッション】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:スケーリングクエスチョン、ミラクルクエスチョンの例を、自分で想像したケース事例の中で、作り上げてみること。 
							次回事前学習:援助関係における自己覚知の意義について調べまとめておくこと。 180分 
							第13回 
							
						授業内容 
							ソーシャルワークにおける専門的援助関係1:境界の侵害、感情転移と逆転移【ディスカッション】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習:これまでの実習場面で自分に生じた逆転移の事例を思い出し書き表してみる。あるいは援助者に生じた逆転移の例を架空の事例を作り説明した記述をおこなうこと。 
							次回事前学習:スーパービジョンとは何かその概要を調べまとめておくこと。 180分 
							第14回 
							
						授業内容 
							相談援助における専門的援助関係2:スタッフ間に生じる逆転移反応について。自己覚知及び自己の活用とスーパービジョン【ディスカッション】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学習: 
							次回事前学習:これまでのミニテストを復習すること。 180分 
							第15回 
							
						授業内容 
							まとめ 
							事後学習 
							事後学習:すべての授業回で学んだことを整理する 
							180分 
							フィードバック 
							授業中に行った、ミニテスト、ディスカッションとしてのミニレポート記述は、授業内にフォードバックする。最終確認テストの結果はフォームの機能により入力後すぐに確認できるようにする。 
							評価方法および評価の基準 
							各授業回に指示するミニレポート課題の取り組み(30%)と最終レポート課題(30%)、最終テスト(40%)で評価し、60点以上を合格とする。 
							到達目標1:システム論及び生態学理論モデルによってソーシャルワークの一般的な定義を説明することができる。:ミニレポート=自己との関連、思考、表現(10%/30%)、最終レポート=自己及び社会との関連、思考、表現(10%/30%)、最終テスト=知識習得(20%/40%) 到達目標2:ソーシャルワークにおける3つの実践モデルの区分による各ソーシャルワークの諸アプローチの概要について説明することができる。:ミニレポート=自己との関連、思考、表現(10%/30%)、最終レポート=自己及び社会との関連、思考、表現(10%/30%)、最終テスト=知識習得(20%/40%) 到達目標3:専門的援助関係におけるリスク、感情転移・逆転移、スーパービジョンによる自己覚知獲得の意義について理解し、事例をもとに説明することができる。:ミニレポート=自己との関連、思考、表現(10%/30%)、最終レポート=自己及び社会との関連、思考、表現(10%/30%)、最終テスト=知識習得(20%/40%) 教科書 
							
						書名 
							著者 
							出版社 
							ISBN 
							備考 
						ソーシャルワークの理論と方法Ⅰ 
							株)みらい 
							推薦書・参考文献 
							
						【推薦書】フランシス・J/ターナー編『ソーシャルワーク・トリートメント上・下』中央法規、荒井浩道『ナラティブ・ソーシャルワーク』新泉社、インスー・キム、バーグ『家族支援ハンドブック—ソリューション・フォーカスト・アプローチ 』金剛出版 
							履修上の助言、教員からのメッセージ 
							ソーシャルワークにおける技法や過程について学びます。テキストをはじめ、授業中に紹介された原書などをなるべく広く読むようにしてください。最終的には自身の支援の「センス」を磨き高めてほしいと願います。 
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