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 教員名 : 岡田 恵子 
						
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					 科目名 
							フードスペシャリスト論 
							担当教員名 
							岡田 恵子 
							ナンバリング 
							NCe4003 
							学科 
							2020〜2023年度 大学 人間生活学部 食品開発学科 3年 
							学年 
							3年 
							開講期 
							2022年度前期 
							授業形態 
							講義 
							単位数 
							2単位 
							実務経験の有無 
							無 
							実務経験および科目との関連性 
							「無」(非常勤のため) 
							ねらい 
						①科目の性格 
							本科目は食品開発学科の「食のビジネス領域」に属する選択科目である。 
							フードスペシャリスト資格認定試験を受験する資格を得るための必修科目である。 資格認定試験の受験へ向けて、食に関する総合的な知識を修得できるよう授業を進める。 食に関する専門知識に基づき、フードスペシャリストとして活躍できる力を獲得することを目ざす。 ②科目の概要 
							フードスペシャリストの概念、世界と日本の食の歴史と現状、現代日本の食生活の特徴、食品産業の役割、食品の品質規格と表示、食の安全、食情報と消費者保護等について理解する。 
							③授業の方法(ALを含む) 
							本科目では、講義による解説を基本としながら、グループワークやディスカッションをとり入れて授業を行う。毎回、ミニテストを実施し、学習の確認をする。 
							*授業の進み具合や状況によっては、内容や方法が変更される場合があります。 ミニテスト/レポート/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション 
							④到達目標 
							1. フードスペシャリストの役割と責務について説明できる。 
							2. 世界と日本の食の歴史と現状、および食品産業の役割について理解できる。 3. 食品の品質規格と表示および食の安全、食情報、消費者保護について説明できる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする) 
							NC①-1 食に関する基礎知識、ビジネスに関する専門的知識/NC②-2 食に関する問題把握、判断力/NC③-2 食の専門家としての倫理観、責任感 
							第1回 
							
						事前学習 
							〇教科書として使用する『四訂 フードスペシャリスト論〔第7版〕』の第1章を読み、フードスペシャリストの概要をつかんでおくこと。特に「フードスペシャリストの資格と養成」「フードスペシャリストの活躍分野」は資格認定試験問題に頻出しているので、重要なところにはラインを引いておくこと。また、栄養士との違いを理解しておくこと。 
							90分 
							授業内容 
							◎オリエンテーション(授業方法等の説明)、「フードスペシャリストとはなにか」について学ぶ。 
							〔プレゼンテーション〕〔ミニテスト〕 事後学習・次回事前学習 
							①講義内容を復習し、復習問題に回答する。 
							②教科書を読み、配布されたレジメに必要事項を記入しておく。 180分 
							第2回 
							
						授業内容 
							◎前回の続き 第1章のフードスペシャリストの責務について学ぶ。 
							〔ディスカッション〕〔ミニテスト〕 事後学習・次回事前学習 
							①講義内容を復習し、復習問題に回答する。  
							②教科書の第2章「1.人類の歩みと食物」を読み、人類が何を食べ、どのように農耕や牧畜が起こってきたか、また現在の食の問題は何かを理解し、レジメに必要事項を記入しておく。 180分 
							第3回 
							
						授業内容 
							◎「人類と食物」(第2章1.)人類の食の歴史を学ぶ。 
							〔ディスカッション〕〔ミニテスト〕 事後学習・次回事前学習 
							①講義内容を復習し、復習問題に回答する。 
							②教科書の第2章2.食品加工・保存技術史 を読み、わからない言葉や食品があれば関連する食品学の教科書や食品図鑑などで調べておく。 180分 
							第4回 
							
						授業内容 
							◎「人類と食物」(第2章2.)食品加工・保蔵史について学ぶ。 
							〔ディスカッション〕〔ミニテスト〕 事後学習・次回事前学習 
							①講義内容を復習し、復習問題に回答する。 
							②教科書の第3章を読んで、レジメに必要事項を記入しておく。 180分 
							第5回 
							
						授業内容 
							◎「世界の食」(第3章)世界各地の食事情および宗教と食べ物の禁忌等について学ぶ。 
							〔ディスカッション〕〔ミニテスト〕 事後学習・次回事前学習 
							①講義内容を復習し、復習問題に回答する。 
							②教科書の第4章を読んで、レジメに必要事項を記入しておく。 180分 
							第6回 
							
						授業内容 
							◎「日本の食(1)」(第4章)日本の食の歴史と食事形式について学ぶ。 
							〔ディスカッション〕〔ミニテスト〕 事後学習・次回事前学習 
							①講義内容を復習し、復習問題に回答する。 
							②自分の住んでいる地域の郷土食・雑煮について調べておく。 ③農林水産省ホームページ「郷土料理百選」を見ておくこと。 http://www.location-research.co.jp/kyoudoryouri100/ 180分 
							第7回 
							
						授業内容 
							◎前回に続き、「日本の食(2)」(第4章)食の地域差等を学ぶ。 
							〔ディスカッション〕〔ミニテスト〕 事後学習・次回事前学習 
							①講義内容を復習し、復習問題に回答する。 
							②教科書の第5章前半を読んで、レジメに必要事項を記入しておく。 180分 
							第8回 
							
						授業内容 
							◎「現代日本の食生活(1)」(第5章)現代日本の食生活の歴史と日本が置かれている食の状況について幅広く理解する。 
							〔ディスカッション〕〔ミニテスト〕 事後学習・次回事前学習 
							①講義内容を復習し、復習問題に回答する。 
							②教科書の第5章後半を読んで、レジメに必要事項を記入しておく。 180分 
							第9回 
							
						授業内容 
							◎前回に続き、「現代日本の食生活(2)」(第5章)食料自給率や食と環境について学習し、その課題や問題点を理解する。 
							〔ディスカッション〕〔グループワーク〕 事後学習・次回事前学習 
							①講義内容を復習し、復習問題に回答する。 
							②教科書の第5章、第6章を読んで、レジメに必要事項を記入しておく。 食品産業の種類と流通システムの概要を理解しておく。 180分 
							第10回 
							
						授業内容 
							◎「食品産業の役割(1)」(第6章)フードシステムと食品産業の種類と概要を学ぶ。 
							〔プレゼンテーション〕〔ミニテスト〕 事後学習・次回事前学習 
							①講義内容を復習し、復習問題に回答する。 
							②教科書第6章を読んで、レジメに必要事項を記入しておく。 180分 
							第11回 
							
						授業内容 
							◎前回に続き「食品産業の役割(2)」(第6章)各食品産業の特徴と動向について学ぶ。  
							〔ディスカッション〕〔ミニテスト〕 事後学習・次回事前学習 
							①講義内容を復習し、復習問題に回答する。 
							②教科書第7章前半を読んで、レジメに必要事項を記入しておく。 180分 
							第12回 
							
						授業内容 
							◎「食品の品質規格と表示(1)」(第7章)食品の品質規格、表示にかかわる法律、JAS法による規格について学ぶ。 
							〔ディスカッション〕〔ミニテスト〕 事後学習・次回事前学習 
							①講義内容を復習し、復習問題に回答する。 
							②教科書第7章後半を読んで、レジメに必要事項を記入しておく。 180分 
							第13回 
							
						授業内容 
							◎前回に続き、「食品の品質規格と表示(2)」(第7章)食品表示法、および栄養や健康に関する表示制度などについて学ぶ。 
							〔グループワーク〕〔レポート〕〔プレゼンテーション〕 事後学習・次回事前学習 
							①講義内容を復習し、復習問題に回答する。 
							②教科書第8章を読んでレジメに必要事項を記入する。 第14回 
							
						授業内容 
							◎「食情報と消費者保護」(第8章)食情報の収集と発信、食情報に関する問題について学ぶ。また、消費者や食品の安全性確保のためにどのような法律や対策がとられているかについて学ぶ。 
							〔ディスカッション〕〔ミニテスト〕 事後学習・次回事前学習 
							①講義内容を復習し、復習問題に回答する。 
							②全体を通して授業を振り返っておく。過去問題を再度解き直しておく。 180分 
							第15回 
							
						授業内容 
							◎全体のまとめと考査を行う。 
							*授業内容がすべて終了していない場合は、その講義を行う場合もあります。 〔ディスカッション〕〔ミニテスト〕 事後学習 
							①全体の講義内容を教科書で復習する。 
							②フードスペシャリスト資格認定試験受験に向けて、レジメやノート等の整理をする。 90分 
							フィードバック 
							質問や意見等については、原則としてその場または次回以降の授業内で回答する。 
							レポート課題は授業内で講評・解説する。 ミニテストの解説は、原則として次回以降の授業内で行う。 評価方法および評価の基準 
							授業への参加度・ミニテスト20%、レポート30%、筆記試験50%とし、総合評価60点以上を合格とする。 
							到達目標1 授業への取り組み・ミニテスト(10/20)、筆記試験(20/50) 到達目標2 授業への取り組み・ミニテスト(5/20)、レポート(15/30)、筆記試験(15/50) 到達目標3 授業への取り組み・ミニテスト(5/20)、レポート(15/30)、筆記試験(15/50) 教科書 
							
						書名 
							著者 
							出版社 
							ISBN 
							備考 
						四訂フードスペシャリスト論〔第7版〕 
							日本フードスペシャリスト協会編 
							建帛社 
							978-4-7679-0714-7 
							定価2,200円(最新刷を購入のこと) 
							推薦書・参考文献 
							
						日本フードスペシャリスト協会編『2022年度版フードスペシャリスト資格認定試験過去問題集』 建帛社 2022 
							履修上の助言、教員からのメッセージ 
							1.10回/15回以上出席すること。この条件に満たない場合は定期試験の受験資格なしとする。 
							初回に授業のガイダンスを行うので必ず出席すること。 2.指定された課題等は期日内に提出すること。 3.予習として、教科書の指定された箇所を必ず読み、概要を把握しておくこと。 4.私語、無断退席などは慎むこと。  |