シラバス情報

科目名
健康づくりの運動B(ダンス) 2Aクラス
担当教員名
宗村 典子、飯田 路佳
ナンバリング
NAb2056
学科
2020〜2023年度 大学 人間生活学部 健康栄養学科 2年
学年
2年
開講期
2022年度後期
授業形態
実習
単位数
1単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
高等学校教員でのダンス指導経験を、教員免許取得希望者や健康運動指導士および高齢者体力つくり支援士取得希望者への実践指導に活かす。

ねらい
①科目の性格
本科目は教職課程の必修科目であり、中学校・高等学校の保健体育における体育実技を学ぶ科目である。また、健康栄養学科の健康運動領域・身体運動における専門科目の選択科目である。「高齢者体力つくり支援士」の資格にかかわる科目でもある。
②科目の概要
体育授業を教師として行うだけでなく、社会的に広くダンスの実践・指導を行う上で、必要なダンスの知識および技能について学ぶとともに、身体への意識、人と関わる力などの社会性およびチームワーク、自己管理、時間管理の態度を養う。さらにダンスの指導力につながる基礎力を獲得し、生徒を惹きつける魅力ある授業展開のできる指導者を目指す。
③授業の方法(ALを含む)
グループワークを通じて、ステップ練習や発想のトレーニング、フォーメーションの工夫、衣装のデザインのアイディア、最終的には創作へと展開し、中間発表、最終発表につなげる。スマートフォンやタブレットを駆使し、音楽や動画の利用などにより、グループでの理解、動きの発展につなげていく。
リアクションペーパー/実技、実験/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション/ICT
④到達目標
1.自らもダンスを楽しむことができる。
2.数回のグルーピングを経ていつでも仲間と協力し、実践につなげることができる。
3.考えを出し合い、理解力や得手不得手の差をお互いカバーしながら発表、指導できる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NA①-3 食・運動指導のためのコミュニケーション能力/NA②-2 健康問題への論理的思考・行動/NA③-2 問題の把握、解決策の立案

第1回
事前学習
授業内容
オリエンテーション ダンスとは?(2クラス共通)【実技】【グループワーク】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第2回
授業内容
まずは動く(基礎的な運動から)(飯田)【実技】【グループワーク】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第3回
授業内容
自ら楽しむ(人に楽しさを伝えるために)(飯田)【実技】【グループワーク】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第4回
授業内容
リズムダンスの基礎(飯田)【実技】【グループワーク】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第5回
授業内容
フォークダンス(民謡等)を学ぶ(飯田)【実技】【グループワーク】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第6回
授業内容
本気になって踊るⅠ(恥ずかしさを忘れる)(飯田)【実技】【グループワーク】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第7回
授業内容
本気になって踊るⅡ(動きを大きくするには)(飯田)【実技】【グループワーク】【創作】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第8回
授業内容
観る側の評価と踊る側のポイント(お互いに採点しあう)(2クラス共通)【実技】【プレゼンテーション】
事後学習・次回事前学習
第9回
授業内容
創作し工夫するⅠ(部分的にどのように工夫する(宗村)【実技】【グループワーク】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第10回
授業内容
創作し工夫するⅡ(人数の変化と方向と空間)(宗村)【実技】【グループワーク】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第11回
授業内容
踊り込むとはⅠ(ポイントの絞り方と集中の仕方)(宗村)【実技】【グループワーク】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第12回
授業内容
踊り込むとはⅡ(動きのつなぎ目と一流れの動き)(宗村)【実技】【グループワーク】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第13回
授業内容
構成を工夫するには?Ⅰ(個と群の効果)(宗村)【実技】【グループワーク】【創作】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第14回
授業内容
構成を工夫するには?Ⅱ(他の要素の検討:衣装、照明)(宗村)【実技】【グループワーク】【創作】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第15回
授業内容
まとめ(2クラス共通)【実技】【プレゼンテーション】
事後学習

フィードバック
リアクションペーパーのフィードバックは、授業内で適宜行う。
実技や指導能力、あるいは課題の発見や解決のプラスになるよう、状況に応じ、個人に対して、あるいはペア、グループ、クラス内全体にフィードバックする。
評価方法および評価の基準
授業態度を含めた平常点30% 、スキルテスト・指導実習50%、リアクションペーパー等提出物20%とし、総合評価60点以上を合格とする。
到達目標1.平常点10%/30% 、スキルテスト・指導実習10%/50% 、提出物10%/20%
到達目標2.平常点10%/30% 、スキルテスト・指導実習10%/50% 、提出物5%/20%
到達目標3.平常点10%/30% 、スキルテスト・指導実習30%/50% 、提出物5%/20%

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
授業内で適宜紹介する
推薦書・参考文献
高等学校指導要領解説 保健体育編 体育編 等

履修上の助言、教員からのメッセージ