教員名 : 石川 敬史
|
科目名
基礎演習 2Dクラス
担当教員名
石川 敬史
ナンバリング
EDj1084
学科
2021年度 大学 人間生活学部 食物栄養学科 1年/2020〜2023年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 芸術・文化コース 1年/2020〜2023年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 多文化・共生コース 1年/2020〜2023年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 日本語・日文コース 1年
学年
1年
開講期
2022年度後期
授業形態
演習
単位数
1単位
実務経験の有無
有
実務経験および科目との関連性
司書としての実務経験のある者が,近年の公立図書館政策や自治体の動向,図書館活動・実務,出版流通の傾向を踏まえながら指導する。
ねらい
①科目の性格
最終学年で行う卒業研究に向けて、研究活動の基礎技術を学修する科目です。文芸文化学科1年の必修科目(クラス分けあり)であり,学科の基礎科目として位置づけられています。
なお本科目は,オリエンテーション時に配布されたクラス分け表に基づき,履修登録をしてください。 ②科目の概要
初年次から演習形式で学ぶことにより、4年次の「卒業研究」にあたり求められる基本的な技術・スキルを身につけます。文化事象を「読む」ために、資料調査や文献分析の基礎知識を身につけ、プレゼンテーションと議論を通じて共同的に思考を深めることを体験的に学修します。これらを通じて演習形式の授業に親しみ、調査力、分析力、読解力、思考力、発想力を磨くことを目的とします。
③授業の方法(ALを含む)
各担当教員の計画にしたがって、データ・資料収集、資料分析、発表、討議・討論などの基礎訓練を行います。本科目(石川クラス)の柱として,主に2点のテーマを予定しています。なお演習科目のため,授業前の準備,授業後の復習などについてもしっかりと取り組むこと(毎回課題がある回数が多い)。
(1)身近な(もしくは関心のある)社会教育施設,文化施設を調べる。 (2)興味関心のあるテーマにそった専門図書館を調べる。 リアクションペーパー/レポート/グループワーク/プレゼンテーション
④到達目標
1.テーマに沿った情報収集、資料収集ができるようになる。
2.資料やテキストの簡単な分析ができるようになる。 3.収集した情報にもとづいたレジュメ作成、発表、表現活動等ができるようになる。 4.テーマにそった討議・討論ができるようになる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
ED②-3 比較文化的考察
第1回
事前学習
前期の授業の履修を経て,現在,関心のある分野・領域について,まとめておくこと。
90分
授業内容
オリエンテーション(自己紹介,興味関心のある領域の報告など)【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学修]授業で配布した資料を通読すること。
[次回事前学修]居住する地域にある公民館,図書館,博物館,文化ホール,劇場など,公共施設を整理すること。 180分
第2回
授業内容
社会教育施設・文化施設について調べる(公民館,図書館,博物館,文化ホール,劇場など)【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
[事後学修]授業で配布した資料を通読すること。発表した内容を振り返ること。
[次回事前学修]社会教育施設・文化施設で行われているイベントについてWebページなどから調べておくこと。 180分
第3回
授業内容
社会教育施設・文化施設のイベントについて調べる(公民館,図書館,博物館,文化ホール,劇場など)【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学修]授業で配布した資料を通読すること。発表した内容を振り返ること。
[次回事前学修]社会教育施設・文化施設の理念,ビジョンについてWebページなどから調べること。 180分
第4回
授業内容
社会教育施設・文化施設の理念,ビジョンについて調べる(公民館,図書館,博物館,文化ホール,劇場など)
事後学習・次回事前学習
[事後学修]授業で配布した資料を通読すること。発表した内容を振り返ること。
[次回事前学修]社会教育施設・文化施設を対象に,ここまで調べた情報を整理しておくこと。 180分
第5回
授業内容
プレゼンテーションの技法・準備【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学修]授業で配布した資料を通読すること。
[次回事前学修]PowerPointを用いて,口頭発表の準備をすること。 180分
第6回
授業内容
口頭発表(1):社会教育施設・文化施設【プレゼンテーション】
事後学習・次回事前学習
[事後学修]学生が発表した内容(プレゼンの技法,PowerPointのまとめ方なども含め)を振り返ること。
[次回事前学修]PowerPointを用いて,口頭発表の準備をすること。 180分
第7回
授業内容
口頭発表(2):社会教育施設・文化施設【プレゼンテーション】
事後学習・次回事前学習
[事後学修]学生が発表した内容(プレゼンの技法,PowerPointのまとめ方なども含め)を振り返ること。
[次回事前学修]専門図書館について,どのような図書館があるか,Webページや関連書籍から調べておくこと。 180分
第8回
授業内容
専門図書館のセカイ(1):専門図書館の選択・調査【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
[事後学修]授業で配布した資料を通読すること。
[次回事前学修]調査対象する専門図書館の概要をWebページから調べておくこと。 180分
第9回
授業内容
専門図書館のセカイ(2):活動・蔵書の調査【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
[事後学修]授業で配布した資料を通読すること。
[次回事前学修]専門図書館が所蔵する資料(資料の特徴や蔵書数,デジタルコレクションなど)について調べておくこと。 180分
第10回
授業内容
専門図書館の所蔵資料:貴重資料を中心に
事後学習・次回事前学習
[事後学修]授業で配布した資料を通読すること。
[次回事前学修]専門図書館のイベント,活動についてWebページなどから調べておくこと。 180分
第11回
授業内容
専門図書館のイベント・活動
事後学習・次回事前学習
[事後学修]授業で配布した資料を通読すること。
[次回事前学修]PowerPointを用いて,専門図書館に関する口頭発表の準備を進めること。 180分
第12回
授業内容
調査・研究技法,研究計画の立て方【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
[事後学修]授業で配布した資料を通読すること。
[次回事前学修]PowerPointを用いて,専門図書館に関する口頭発表の準備をすること。 180分
第13回
授業内容
口頭発表(1):専門図書館【プレゼンテーション】
事後学習・次回事前学習
[事後学修]学生が発表した内容(プレゼンの技法,PowerPointのまとめ方なども含め)を振り返ること。
[次回事前学修]PowerPointを用いて,専門図書館に関する口頭発表の準備をすること。 180分
第14回
授業内容
口頭発表(2):専門図書館【プレゼンテーション】
事後学習・次回事前学習
[事後学修]学生が発表した内容(プレゼンの技法,PowerPointのまとめ方なども含め)を振り返ること。
[次回事前学修]PowerPointを用いて,専門図書館に関する口頭発表の準備をすること。 180分
第15回
授業内容
口頭発表(3):専門図書館・まとめ【レポート】【プレゼンテーション】
事後学習
・本授業で扱ったプレゼンテーションの技法,調査の技法について整理しておくこと。
・社会教育施設や文化施設の役割や課題,展望について整理しておくこと。 ・専門図書館の特徴や課題について整理しておくこと。 90分
フィードバック
授業内にて学生同士の意見交換をしながら,教員からのフィードバック(コメント・解説)をおこなう。口頭発表の内容については授業内でコメント・講評する(学生からのコメントも求める)。リアクションペーパーの内容については,次回の授業等で紹介する。できるだけ学生の発表内容は,授業内で共有することにする。
評価方法および評価の基準
毎回の授業における課題・授業後の課題(50%)、最終口頭発表と最終課題(50%)とし、総合評価60点以上を合格とする。
目標1:授業中後の課題(10/50),口頭発表・最終課題(10/50) 目標2:授業中後の課題(15/50),口頭発表・最終課題(5/50) 目標3:授業中後の課題(15/50),口頭発表・最終課題(5/50) 目標4:授業中後の課題(10/50),口頭発表・最終課題(30/50) 教科書
推薦書・参考文献
教科書は特に指定しない。以下を除き,参考図書については必要に応じて授業中に紹介します。
・専門図書館協議会私立図書館小委員会編『課題解決のための専門図書館ガイドブック』読書工房,2020 ・社会教育全国推進協議会編『社会教育・生涯学習ハンドブック』第9版,エイデル研究所,2017 履修上の助言、教員からのメッセージ
オリエンテーション時に配布されたクラス分け資料を確認してください。石川クラスに該当する学生のみ本科目を履修できます。
|