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 教員名 : 石田 有理 
						
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					 科目名 
							発達心理学概論(発達心理学) 
							担当教員名 
							石田 有理 
							ナンバリング 
							ECa1002 
							学科 
							2020〜2023年度 大学 教育人文学部 心理学科 1年 
							学年 
							1年 
							開講期 
							2022年度前期 
							授業形態 
							講義 
							単位数 
							2単位 
							実務経験の有無 
							無 
							実務経験および科目との関連性 
							無 
							ねらい 
						①科目の性格 
							生涯発達領域における必修科目であり、「乳幼児期の心理学」「児童期の心理学」「青年期の心理学」等、各発達段階に関する科目の基礎となる。公認心理師指定科目である。 
							②科目の概要 
							発達心理学とは、人間の生涯にわたる発達の過程と要因を探るものである。本講義では、人の発達をどのように捉えるのかに関して、発達心理学における基礎的な理論や方法論を取り上げる。また、一生を通じて起こる発達の過程を胎児期から高齢期まで発達段階ごとに概観し、各段階において課題となる発達の諸側面について学ぶ。 
							③授業の方法(ALを含む) 
							講義形式で授業を行う。毎回講義内容に関する作文を課し、作文の内容に関しては毎回フィードバックを行う。適宜映像視聴やディスカッションを取り入れ、主体的な学びを促す。 
							リアクションペーパー/ディスカッション 
							④到達目標 
							1.発達心理学における基本的な理論や方法論を知る。 
							2.人の発達段階ごとに、どのような変化や課題があるかを説明できる。 3.生涯にわたる人の発達の過程を知り、自らの経験や周囲の人々の様子と関連づけて考察できる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする) 
							EC①-1 基本的理念・概念の理解/EC②-1 実証的・科学的思考/EC③-2 知識・理解を活用する意欲 
							第1回 
							
						事前学習 
							シラバスを精読し、発達心理学とはなにか、授業で何を学ぶのかについて、自分なりに考えをまとめておく。 
							90分 
							授業内容 
							イントロダクション—発達とは[ディスカッション] 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]発達の定義や関連する用語についてノートを整理し復習する。また、授業内で行った課題を見直し、今後の授業内容に対する展望をまとめる。 
							[次回事前学習]次回授業内容「発達の生物学基礎」に関して、高校までに学んだ内容から、遺伝や学習などについて知っていることをまとめておく。 180分 
							第2回 
							
						授業内容 
							発達の生物学的な基礎[リアクションペーパー] 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]発達の生物学的な基礎についてノートを整理し復習する。授業時に提示されたテーマで、授業内容に関する作文を作成する。 
							[次回事前学習]次回授業内容「発達をとらえる枠組み」に関して、自身の経験などから考えられることをまとめておく。 180分 
							第3回 
							
						授業内容 
							発達をとらえる枠組み[ディスカッション][リアクションペーパー] 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]発達をとらえる枠組みについてノートを整理し復習する。授業時に提示されたテーマで、授業内容に関する作文を作成する。 
							[次回事前学習]次回授業内容「胎児期の発達」に関して、赤ちゃんが母親のお腹の中にいる時期が心理学的にどのような時期かについての考えをまとめておく。 180分 
							第4回 
							
						授業内容 
							胎児期の発達[リアクションペーパー] 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]胎児期の発達についてノートを整理し復習する。授業時に提示されたテーマで、授業内容に関する作文を作成する。 
							[次回事前学習]次回授業内容「乳児期の発達」に関して、赤ちゃんがどのように世界について知っていくかについての考えをまとめておく。 180分 
							第5回 
							
						授業内容 
							乳児期の発達①:赤ちゃんがとらえる世界[リアクションペーパー] 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]乳児期の発達についてノートを整理し復習する。授業時に提示されたテーマで、授業内容に関する作文を作成する。 
							[次回事前学習]次回授業内容「乳児期の発達」に関して、赤ちゃんと周囲の大人とのコミュニケーションのありようについての考えをまとめておく。 180分 
							第6回 
							
						授業内容 
							乳児期の発達②:最初期のコミュニケーション・アタッチメント[リアクションペーパー] 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]乳児期の発達についてノートを整理し復習する。授業時に提示されたテーマで、授業内容に関する作文を作成する。 
							[次回事前学習]次回授業内容「幼児期の発達」に関して、幼児期のことばと遊びの発達の過程に関しての考えをまとめておく。 180分 
							第7回 
							
						授業内容 
							幼児期の発達①:ことばと遊びの発達[リアクションペーパー] 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]幼児期の発達についてノートを整理し復習する。授業時に提示されたテーマで、授業内容に関する作文を作成する。 
							[次回事前学習]次回授業内容「幼児期の発達」に関して、幼児期の自己と対人関係の発達の過程に関しての考えをまとめておく。 180分 
							第8回 
							
						授業内容 
							幼児期の発達②:自己と対人関係の発達[リアクションペーパー] 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]幼児期の発達についてノートを整理し復習する。授業時に提示されたテーマで、授業内容に関する作文を作成する。 
							[次回事前学習]次回授業内容「児童期の発達」に関して、小学校での学びにどのような基盤が必要であり、それがどのように発達していくのかに関しての考えをまとめておく。 180分 
							第9回 
							
						授業内容 
							児童期の発達①:学校での学び[リアクションペーパー] 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]児童期の発達についてノートを整理し復習する。授業時に提示されたテーマで、授業内容に関する作文を作成する。 
							[次回事前学習]次回授業内容「児童期の発達」に関して、集団における自己の発達に関しての考えをまとめておく。 180分 
							第10回 
							
						授業内容 
							児童期の発達②:集団における自己[リアクションペーパー] 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]児童期の発達についてノートを整理し復習する。授業時に提示されたテーマで、授業内容に関する作文を作成する。 
							[次回事前学習]次回授業内容「青年期の発達」に関して、青年期にどのような心理的な危機が存在すると思うか自分の経験と関連づけて考えをまとめておく。 180分 
							第11回 
							
						授業内容 
							青年期の発達:アイデンティティ[リアクションペーパー] 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]青年期の発達についてノートを整理し復習する。授業時に提示されたテーマで、授業内容に関する作文を作成する。 
							[次回事前学習]次回授業内容「成人期の発達」に関して、大人の定義と、成人期にどのような発達的課題があるのかに関して自分の考えをまとめておく。 180分 
							第12回 
							
						授業内容 
							成人期の発達:職業選択・養育性の発達[リアクションペーパー] 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]成人期の発達についてノートを整理し復習する。授業時に提示されたテーマで、授業内容に関する作文を作成する。 
							[次回事前学習]次回授業内容「高齢期の発達」に関して、高齢期においてどのような身体的・心理的変化があると思うかについて自分の考えをまとめておく。 180分 
							第13回 
							
						授業内容 
							高齢期の発達①:さまざまな身体的・心理的変化[リアクションペーパー] 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]高齢期の発達についてノートを整理し復習する。授業時に提示されたテーマで、授業内容に関する作文を作成する。 
							[次回事前学習]次回授業内容「高齢期の発達」に関して、人生の最後の段階である高齢期が発達の過程においてどのような意味をもつのか、高齢期において必要なことはなにかについて自分の考えをまとめておく。 180分 
							第14回 
							
						授業内容 
							高齢期の発達②:統合に向けて[リアクションペーパー] 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]高齢期の発達についてノートを整理し復習する。授業時に提示されたテーマで、授業内容に関する作文を作成する。 
							[次回事前学習]1〜14回までの授業の内容を振り返り、授業内容を整理したうえで、要点や疑問点を自分なりにまとめる。 180分 
							第15回 
							
						授業内容 
							まとめ 
							事後学習 
							1〜14回までの授業の内容を振り返り、理解が不十分なところを確認し、復習する。 
							90分 
							フィードバック 
							毎回課す作文課題は翌週以降の授業内で返却し口頭で全体講評を行う。 
							評価方法および評価の基準 
							授業内容に関する毎回の作文課題(40%)、期末試験(60%)とし、総合得点60点以上で合格とする。 
							到達目標1 作文課題(10/40)、期末試験(30/60) 到達目標2 作文課題(15/40)、期末試験(20/60) 到達目標1 作文課題(15/40)、期末試験(10/60) 教科書 
							
						書名 
							著者 
							出版社 
							ISBN 
							備考 
						指定しない 
							推薦書・参考文献 
							
						授業内で適宜紹介する。 
							履修上の助言、教員からのメッセージ 
							総合評価60点以下の場合は再レポートを課す。内容については授業内で周知する。毎回の作文課題への取り組みを通じて、理解したこと、疑問に思ったことを、文章で表現できる力を養ってほしい。 
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