シラバス情報

科目名
組み込み言語基礎
担当教員名
名児耶 厚
ナンバリング
SAi3003
学科
2021年度 大学 社情デザイン学部 社情デザイン学科 2年
学年
2年
開講期
2022年度後期
授業形態
演習
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
本科目は社会情報デザイン学科の領域科目群・情報領域の選択科目である。現在も様々な環境で広く使用されているプログラミング言語を学ぶことで、情報システムの構築・管理・運用・活用に必要な知識・技術の獲得を目指す。
②科目の概要
コンピュータの基本概念の一つ、アドレスを操作可能な言語を使う演習を中心に、PCの仕組みとプログラムの動きを理解する。環境設定から開始し、変数・処理・配列などを他の基礎演習とも比較しながら学んでいく。続けて組み込み機能の利用、関数の作成、ポインタなどの応用を学び、システム構築・開発に必要な基礎スキルを修得する。
③授業の方法(ALを含む)
実技を交えながら講義・解説を行い、結果や成果物を提出していく。実技の合間に用意した問題を用いてグループワークを行い、議論を通して理解を深め、復習を繰り返して確実なスキル修得につなげる。
ミニテスト/実技、実験/グループワーク
④到達目標
1. コンピュータの基本的な知識・操作を理解し、開発環境を適切に利用できる。
2. プログラミングの基本概念を理解し、変数・基本構文を適切に使用できる。
3. 配列や関数のような共通かつ必須の項目を作成・使用することができる。
4. 関数の作成・ポインタのような実務的かつ応用的な概念を理解し、利用できる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
SA①-2 情報活用技術の修得

第1回
事前学習
シラバスを読み、科目の性格、概要等を確認しておく。
自分の受講環境・使用するPCについて把握する。
90分
授業内容
オリエンテーション、基礎知識、学内の情報システムと利用方法【実技】
事後学習・次回事前学習
説明内容を振り返り、疑問点等を整理し、必要に応じて質問する。
自分の受講環境を確認し、必要な準備を行う。
90分
第2回
授業内容
受講環境の設定・構築【実技】
事後学習・次回事前学習
必要な導入作業や動作確認を済ませておく。
180分
第3回
授業内容
環境設定、基本概念【実技】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
理解不足と感じる項目を復習する。
180分
第4回
授業内容
データの取り扱い:変数、文字列【実技】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
提示する課題の実施、前回までの範囲の復習
180分
第5回
授業内容
データの表示・入力【実技】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
提示する課題の実施、前回までの範囲の復習
180分
第6回
授業内容
繰り返し処理、複数項目の扱い【実技】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
提示する課題の実施、前回までの範囲の復習
180分
第7回
授業内容
多重ループ、多次元配列【実技】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
提示する課題の実施、前回までの範囲の復習
180分
第8回
授業内容
関数の作成、処理のブロック化【実技】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
提示する課題の実施、前回までの範囲の復習
180分
第9回
授業内容
前半のまとめ、基礎知識の確認【ミニテスト】
事後学習・次回事前学習
ここまでの範囲の復習
180分
第10回
授業内容
ライブラリ関数、組み込み機能の利用【実技】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
提示する課題の実施、前回までの範囲の復習
180分
第11回
授業内容
ポインタ、アドレスの操作【実技】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
提示する課題の実施、前回までの範囲の復習
180分
第12回
授業内容
引数のアドレス渡し、複雑なデータの扱い【実技】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
提示する課題の実施、前回までの範囲の復習
180分
第13回
授業内容
ポインタの戻り値、複雑なデータの扱い【実技】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
提示する課題の実施、前回までの範囲の復習
180分
第14回
授業内容
ファイル入出力、記録と保管【実技】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
提示する課題の実施、前回までの範囲の復習
180分
第15回
授業内容
学習範囲のまとめ、全体を通しての確認【ミニテスト】
事後学習
全体を通しての復習、理解不足と感じる項目の再確認
180分

フィードバック
解説を兼ねた課題の解答配布・説明を翌週以降に行う。それに基づき再提出の機会を設け、各回の実技や課題を複数回行うことで復習の徹底・理解の定着を目指す。
評価方法および評価の基準
全体では各回・単元ごとの課題の提出(70%)と授業内演習への取り組み(30%)とし、60点以上を合格とする。
到達目標ごとの配分は次の通りとする。
1. 課題の提出(15%/70%)・授業内演習への取り組み(10%/30%)
2. 課題の提出(15%/70%)・授業内演習への取り組み(5%/30%)
3. 課題の提出(20%/70%)・授業内演習への取り組み(10%/30%)
4. 課題の提出(20%/70%)・授業内演習への取り組み(5%/30%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
新・明解C言語 入門編 第2版
柴田 望洋
SBクリエイティブ
978-4-8156-0979-5
第2版を使用します。
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ