シラバス情報

科目名
英語科教育法II
担当教員名
林 宣之、向後 朋美
ナンバリング
EBi4098
学科
2021年度 大学 社情デザイン学部 社情デザイン学科 2年
学年
2年
開講期
2022年度後期
授業形態
講義
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
中学校や高等学校における英語の指導経験を有する教員が、具体的な指導法・指導技術を指導します。

ねらい
①科目の性格
本科目は、児童教育学科の「教職課程及び指導法に関する科目」で、中学校・高等学校教諭の英語免許取得のための必修科目です。英語教科教育法I, III, IVと同様、必修科目であり、この科目の単位が取れないと教育実習を行うことはできません。また、本科目は英語科教育法Ⅰの単位を取得していないと履修できません。
②科目の概要
英語科教育法Iで学んだ内容をふまえ、中学校(高等学校)で実際に授業を行うことを前提に、中学校の英語の教科書を使い、基本的かつ実践的な指導法について学びます。
③授業の方法(ALを含む)
本科目では、模擬授業を中心に、スピーチ、書き取り、暗唱などを交え、自身の英語運用能力の向上を図るとともに、実践的指導力の育成を目指します。加えて、グループワークを通じて、お互いの模擬授業を省察し、指導技術の向上を図ります。【グループワーク】【討議・討論】【リアクションペーパー】
リアクションペーパー/グループワーク/ディスカッション/ロールプレイ・模擬授業
④到達目標
英語科カリキュラムの位置づけとその実際及び基本的な指導法を理解します。
1 中学校及び高等学校の外国語(英語)の学習指導要領について理解することができる。
2 中学校及び高等学校の外国語(英語)の教科書について理解することができる。
3 学習到達目標に基づく授業の組立てについて理解することができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EB①-4 教材研究、学習指導案作成/EB①-5 指導法の工夫/EB②-5 指導技術、子どもの関心・意欲喚起

第1回
事前学習
前期に使用した中学校学習指導要領(外国語)・指定された教科書の概要を復習しておく。
180分
授業内容
学習指導要領の復習、文における基本的イントネーションとその指導法【グループワーク】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事前学修] これまで学んできた指導法をふまえ、模擬授業の指導案を検討する。次回のライティング・暗唱・スピーチの練習を行う。(150分)
[事後学習] 次回の模擬授業に向け、改善策の検討を行う。ライティングや暗唱でできなかった部分を重点的に復習する。(30分)



180分
第2回
授業内容
異文化理解に関する指導、文字及び基本的な符号とその指導法【グループワーク】【討議・討論】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事前学修] これまで学んできた指導法をふまえ、模擬授業の指導案を検討する。次回のライティング・暗唱・スピーチの練習を行う。(150分)
[事後学習] 次回の模擬授業に向け、改善策の検討を行う。ライティングや暗唱でできなかった部分を重点的に復習する。(30分)


180分
第3回
授業内容
教室英語のまとめ、文の構成・基本文型とその指導法【グループワーク】【討議・討論】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事前学修] これまで学んできた指導法をふまえ、模擬授業の指導案を検討する。次回のライティング・暗唱・スピーチの練習を行う。(150分)
[事後学習] 次回の模擬授業に向け、改善策の検討を行う。ライティングや暗唱でできなかった部分を重点的に復習する。(30分)


180分
第4回
授業内容
ALT等とのTTによる指導法、文の種類(疑問文、命令文、感嘆文、there構文)とその指導法【グループワーク】【討議・討論】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事前学修] これまで学んできた指導法をふまえ、模擬授業の指導案を検討する。次回のライティング・暗唱・スピーチの練習を行う。(150分)
[事後学習] 次回の模擬授業に向け、改善策の検討を行う。ライティングや暗唱でできなかった部分を重点的に復習する。(30分)


180分
第5回
授業内容
習熟度別指導法、名詞・名詞句とその指導法【グループワーク】【討議・討論】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事前学修] これまで学んできた指導法をふまえ、模擬授業の指導案を検討する。次回のライティング・暗唱・スピーチの練習を行う。(150分)
[事後学習] 次回の模擬授業に向け、改善策の検討を行う。ライティングや暗唱でできなかった部分を重点的に復習する。(30分)


180分
第6回
授業内容
習熟度別指導法、名詞・名詞句とその指導法【グループワーク】【討議・討論】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事前学修] これまで学んできた指導法をふまえ、模擬授業の指導案を検討する。次回のライティング・暗唱・スピーチの練習を行う。(150分)
[事後学習] 次回の模擬授業に向け、改善策の検討を行う。ライティングや暗唱でできなかった部分を重点的に復習する。(30分)


180分
第7回
授業内容
教員による模擬授業(本文理解編)・測定と評価(2)、動詞・動詞句とその指導法【グループワーク】【討議・討論】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事前学修] これまで学んできた指導法をふまえ、模擬授業の指導案を検討する。次回のライティング・暗唱・スピーチの練習を行う。(150分)
[事後学習] 次回の模擬授業に向け、改善策の検討を行う。ライティングや暗唱でできなかった部分を重点的に復習する。(30分)


180分
第8回
授業内容
フラッシュカードの使い方と単語発音練習・音読練習の実践(1)、時制・相とその指導法【グループワーク】【討議・討論】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事前学修] これまで学んできた指導法をふまえ、模擬授業の指導案を検討する。次回のライティング・暗唱・スピーチの練習を行う。(150分)
[事後学習] 次回の模擬授業に向け、改善策の検討を行う。ライティングや暗唱でできなかった部分を重点的に復習する。(30分)


180分
第9回
授業内容
フラッシュカードの使い方と単語発音練習・音読練習の実践(2)、態とその指導法【グループワーク】【討議・討論】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事前学修] これまで学んできた指導法をふまえ、模擬授業の指導案を検討する。次回のライティング・暗唱・スピーチの練習を行う。(150分)
[事後学習] 次回の模擬授業に向け、改善策の検討を行う。ライティングや暗唱でできなかった部分を重点的に復習する。(30分)

180分
第10回
授業内容
本文のOral Introduction & Interactionの指導案と実践(1)、形容詞・副詞とその指導法【グループワーク】【討議・討論】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事前学修] これまで学んできた指導法をふまえ、模擬授業の指導案を検討する。次回のライティング・暗唱・スピーチの練習を行う。(150分)
[事後学習] 次回の模擬授業に向け、改善策の検討を行う。ライティングや暗唱でできなかった部分を重点的に復習する。(30分)


180分
第11回
授業内容
本文のOral Introduction & Interactionの指導案と実践(2)、不定詞とその指導法【グループワーク】【討議・討論】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事前学修] これまで学んできた指導法をふまえ、模擬授業の指導案を検討する。次回のライティング・暗唱・スピーチの練習を行う。(150分)
[事後学習] 次回の模擬授業に向け、改善策の検討を行う。ライティングや暗唱でできなかった部分を重点的に復習する。(30分)

180分
第12回
授業内容
本文のOral Introduction & Interactionの指導案と実践(3)、動名詞とその指導法【グループワーク】【討議・討論】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事前学修] これまで学んできた指導法をふまえ、模擬授業の指導案を検討する。次回のライティング・暗唱・スピーチの練習を行う。(150分)
[事後学習] 次回の模擬授業に向け、改善策の検討を行う。ライティングや暗唱でできなかった部分を重点的に復習する。(30分)

180分
第13回
授業内容
文法事項の導入と展開の指導案と実践(1)、分詞とその指導法、準動詞の指導法【グループワーク】【討議・討論】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事前学修] これまで学んできた指導法をふまえ、模擬授業の指導案を検討する。次回のライティング・暗唱・スピーチの練習を行う。(150分)
[事後学習] 次回の模擬授業に向け、改善策の検討を行う。ライティングや暗唱でできなかった部分を重点的に復習する。(30分)
180分
第14回
授業内容
文法事項の導入と展開の指導案と実践(2)、現在完了とその指導法【グループワーク】【討議・討論】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事前学修] これまで学んできた指導法をふまえ、模擬授業の指導案を検討する。次回のライティング・暗唱・スピーチの練習を行う。(150分)
[事後学習] 次回の模擬授業に向け、改善策の検討を行う。ライティングや暗唱でできなかった部分を重点的に復習する。(30分)
180分
第15回
授業内容
文法事項の導入と展開の指導案と実践(2)、関係詞とその指導法【グループワーク】【討議・討論】【リアクションペーパー】
事後学習
[事後学習] 前期の授業全体の振り返り・復習を行う。
180分

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評価方法および評価の基準
(1) 平常点(スピーチ、書き取り、暗唱、発表、振り返りレポート等)80%
(2) 授業参加度 20%とし、総合評価60点以上を合格とする。
到達目標1 平常点(25%/80%) 授業参加度(5%/20%)
到達目標2 平常点(25%/80%) 授業参加度(5%/20%)
到達目標3 平常点(30%/80%) 授業参加度(10%/20%) 

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
中学校英語授業指導 指導と評価の実際
杉本義美
大修館書店
9784469245158
New Horizon English Course 1・2・3
東京書籍
978-4487121564
中学校学習指導要領解説 外国語編(平成29年7月版)
文部科学省
開隆堂出版
9784304051692
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ