シラバス情報

科目名
授業研究B 2Bクラス
担当教員名
日出間 均
ナンバリング
EBb2023
学科
2021年度 大学 社情デザイン学部 社情デザイン学科 3年
学年
3年
開講期
2022年度後期
授業形態
演習
単位数
1.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
学校現場における教員経験がある者がその経験を活かし、小学校算数科の授業づくりについて講義する。
特に新学習指導要領が目指す「主体的・対話的で深い学び」の授業実践を模擬授業の中で紹介する。

ねらい
①科目の性格
この科目は、児童教育学科専門科目の「教科及び教科の指導法に関する科目」に位置づき、学校教諭一種免許状取得のための選択科目である。2年次に学んだ「教材研究」をさらに深め、授業作りの要点について模擬授業など実践的な活動を通して ここでは算数コースの進め方を解説する。
②科目の概要
「算数」「初等算数科教育」「教材研究(算数)」の上に立ち、算数科の単元指導計画立案や、習熟度熱少人数指導体制の現状理解、学習の主体性を尊重する指導のあり方について学ぶ。
③授業の方法(ALを含む)
学生が作成した指導計画・指導案を基に模擬授業で発表し、グループワークや討議・討論を取り入れながら体験的に学ぶ。
【模擬授業】【グループワーク】【討議・討論】【IT機器】
実技、実験/レポート/グループワーク/ディスカッション/ロールプレイ・模擬授業/ICT
④到達目標
1 教科用図書の内容を十分に理解し、それを活かした学習指導案を作成し、模擬授業を1人で行うことができる。
2 主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業づくりの工夫をすることができる。
3 自己の課題に気付き、学び続けようとする姿勢をもつことができる。
 講義科目ではあるが、実際に指導計画や指導案を作成し、模擬授業を行い、その模擬授業に対して学生による相互評価を取り入れる。最後に指導講評を行う。
 よって、指導計画や指導案の作成、模擬授業を実施することも目標として追加される。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EB①-3 学習内容・学習活動の設定/EB②-4 子ども理解/EB③-1 子どもから学び、共に成長する姿勢

第1回
事前学習
シラバスを読み理解する。算数科の授業に関する情報を収集する。
【模擬授業】【グループワーク】【討議・討論】【IT機器】
90分
授業内容
基礎基本を確実に身につける指導のあり方
【模擬授業】【グループワーク】【討議・討論】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容をもとに学んだことをノートに整理する。
〈第2回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料(指導案やワークプリント等)に目を通し、模擬授業のねらいを理解しておく。
180分
第2回
授業内容
個に応じた指導のあり方
【模擬授業】【グループワーク】【討議・討論】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容をもとに学んだことをノートに整理する。
〈第3回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料(指導案やワークプリント等)に目を通し、模擬授業のねらいを理解しておく。
180分
第3回
授業内容
学力のとらえ方と評価の関係
【模擬授業】【グループワーク】【討議・討論】【IT機器】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容をもとに学んだことをノートに整理する。
〈第4回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料(指導案やワークプリント等)に目を通し、模擬授業のねらいを理解しておく。
180分
第4回
授業内容
一人一人の学力を向上させる指導のあり方
【模擬授業】【グループワーク】【討議・討論】【IT機器】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容をもとに学んだことをノートに整理する。
〈第5回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料(指導案やワークプリント等)に目を通し、模擬授業のねらいを理解しておく。
180分
第5回
授業内容
問題解決指導のあり方
【模擬授業】【グループワーク】【討議・討論】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容をもとに学んだことをノートに整理する。
〈第6回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料(指導案やワークプリント等)に目を通し、模擬授業のねらいを理解しておく。
180分
第6回
授業内容
補充的な学習の指導と教材開発のあり方
【模擬授業】【グループワーク】【討議・討論】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容をもとに学んだことをノートに整理する。
〈第7回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料(指導案やワークプリント等)に目を通し、模擬授業のねらいを理解しておく。
180分
第7回
授業内容
発展的な学習の指導と教材開発のあり方
【模擬授業】【グループワーク】【討議・討論】【IT機器】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容をもとに学んだことをノートに整理する。
〈第8回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料(指導案やワークプリント等)に目を通し、模擬授業のねらいを理解しておく。
180分
第8回
授業内容
発展的な学習の指導の実際
【模擬授業】【グループワーク】【討議・討論】【IT機器】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容をもとに学んだことをノートに整理する。
〈第9回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料(指導案やワークプリント等)に目を通し、模擬授業のねらいを理解しておく。
180分
第9回
授業内容
TTのための指導計画の実際
【模擬授業】【グループワーク】【IT機器】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容をもとに学んだことをノートに整理する。
〈第10回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料(指導案やワークプリント等)に目を通し、模擬授業のねらいを理解しておく。
180分
第10回
授業内容
コース選択とコースガイダンスの実際
【模擬授業】【グループワーク】【討議・討論】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容をもとに学んだことをノートに整理する。
〈第11回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料(指導案やワークプリント等)に目を通し、模擬授業のねらいを理解しておく。
第11回
授業内容
IT機器の活用とプログラミング教育の実際
【グループワーク】【討議・討論】【IT機器】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容をもとに学んだことをノートに整理する。
〈第12回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料(指導案やワークプリント等)に目を通し、模擬授業のねらいを理解しておく。
180分
第12回
授業内容
学習カードと評価を生かした指導の実際
【模擬授業】【グループワーク】【討議・討論】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容をもとに学んだことをノートに整理する。
〈第13回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料(指導案やワークプリント等)に目を通し、模擬授業のねらいを理解しておく。
180分
第13回
授業内容
評価のあり方と工夫の実際
【模擬授業】【グループワーク】【討議・討論】【IT機器】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容をもとに学んだことをノートに整理する。
〈第14回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料(指導案やワークプリント等)に目を通し、模擬授業のねらいを理解しておく。
180分
第14回
授業内容
これからの算数教育
【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容をもとに学んだことをノートに整理する。
〈第15回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料(指導案やワークプリント等)に目を通し、模擬授業のねらいを理解しておく。
180分
第15回
授業内容
振り返りとまとめ
【グループワーク】
事後学習
この講義を通して学んだことと将来の教職(教育実習等)にどのように生かすかまとめる。
【グループワーク】
180分

フィードバック
毎回、分担された学生による模擬授業を取り入れ、成果と課題につい話し合う。

提出された小レポート等は、翌週以降の授業内で活用(紹介)していく。
評価方法および評価の基準
模擬授業担当への取り組み(70%)と筆記試験(30%)で評価し、総合評価60点以上を合格とする。
到達目標1.課題提出(50%/70%)、筆記試験(10%/30%)
到達目標2.課題提出(10%/70%)、筆記試験(10%/30%)
到達目標3.課題提出(10%/70%)、筆記試験(10%/30%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
小学校学習指導要領解説 算数編
文部科学省
日本文教出版社
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ